獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

大人の麦茶×ゲキハロ「ごがくゆう」@シアターBRAVA 朝を見た。

2013-06-23 17:04:30 | コンサート舞台
  今日はジムは休んで朝からシアターBRAVAへ。行こうかどうしようか迷ったが、大人の麦茶の塩田さんは昨年12月1日の宮本佳林西端企画をやってくれたのでその恩義をはたすべく。大人の麦茶×ゲキハロの舞台「ごがくゆう」を見に行った。































 今回はハロからはモーニング娘の9期10期選抜の鞘師里保、譜久村聖、飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥の5人。飯窪と石田はあまり演技経験がないので大丈夫かな学芸会になってないかなと表板が、今回の舞台は塩田さん脚本だけあって、ハロメンのキャラキャラをしっかり把握して、その子にあった役を宛書きしている塩田脚本。最近の石田のでしゃばり元気キャラでうまく食堂の看板娘の役を演じれていた。飯窪もあのふわふわした漢がありながら正義感が強い役をすなおに演じられていた。































 デスペア的ごがくゆう見るポイント















1、あらすじ















 事前に一人スレを読んでいると、鞘師里保が殺人鬼になって全員殺してしまうとか、塩田脚本なのに1度見ればいいというレスがあったのであまり期待しなかった私、たしかに終盤鞘師里保演じる王女フェイが魔法の石の魔力にとりつかれ殺人鬼になって手下のスケキヨにみんな殺させるシーンにはびっくりした。えっこれでまさかおわるの?と思った私。































 2年前の戦国自衛隊では塩田さんは愛理に人を殺させていて、結末もはてなな感じだったが、その二の舞かと思った私。































 でもやっぱり塩田さんはすごいね、しっかり友情の大団円だった。































 あらすじは、王女鞘師とその幼馴染というかごがくゆうの工藤を中心に話が進む。サヤシは工藤にたよりっぱなしの王女、工藤はそんなサヤシから自由になりたいとおもっている。ある晩サヤシはこの国から逃げ出し、しぶしぶ工藤もついていく。































 モチーフはローマの休日なのだが、たしかにカメラマンと新聞記者がサヤシが王女であることに気づきスクープを狙うが、最後は王女がうつったカメラフィルムを日にあてて駄目にするシーンがある。これは本家のローマの休日にもあったのかな。ただローマの休日のようなロマンスはなく、かわりにサヤシと工藤の王女とそのしもべの関係をこえて友情を発見するという友情物語がメインストリーム。































 工藤は自由になりたくてサヤシのもとをだまって逃げ出す。それを知ったサヤシは気がくるってお世話になった食堂の看板娘の石田もマスターも新聞記者もカメラマンも全員殺してしまう。































 逃げ出した工藤と気がくるったサヤシ。このサヤの狂人の演技はよかった。































 その後どうやって物語がおわっていくのか知りたい人はぜひDVDを買ってね。































2、泣けたポイント















・イタチとヒョギのやりとりがなけた。どんなシーンだったか忘れたが泣けた















・本編終わりハロメン5人が舞台で歌をうたった。それも涙がでた。あなたはだれになりたい?ピンクなドレスをきた王女様?それとも定食屋の看板娘?今ある幸せを幸せとかんじようよというような歌詞だった。































3、その他















・スケキヨという王女の親衛隊の人はよかった。もしかしてこの人は和泉宗兵が演じていたのかな、そうとは最後まで革新がもてなかった。もしそうだとしたら1974のスケジュンといいこの人は役の幅が広いね。いい役者だ。出番はすくなかったが目立っていた。















・オトムギの舞台だがイタチ役の人ははじめて見た人だった。あまり好きな役じゃなかったが、最後になぜ金儲けをしたいかの理由があかされたときは同情した。基本的にオトムギの塩田さん脚本には本当の悪者はでてこないし、人をころしたりもしないね。それが塩田脚本のいいところ。















・フクちゃんは出番がすくなかった。焼きいものゴクアクの刻印をおすシーンはコミカルでよかったけど、役は端役だった。















・工藤はちょっと乱暴な言葉づかいでボーイッシュな役は適任だな。工藤は演じる役の幅はせまいが、そのニッチな役は工藤にしかできない役。塩田さんが1974でスマイレージ2期メンバーに豪華っくした竹内は降板させて代役を宮本佳林にお願いしたのだが、同じときに10期メンバーに合格した工藤は降板させなかったことからして、塩田さんも工藤は工藤にしかできない役をあたえているのだと思う。















/・客入りは2階塀さで1階後ろ4分の1は客がいなかった。シュガースポットはそれにくわえて1階両サイドも空席だったがシュガースポットよりは客入りはよかった。BRAVAは1000のキャパなので、もっと小さい劇場でいいとおもった。サンケイホールブリーゼでいいんじゃないかな。































 最後5人がうたっているのを見て、次は塩田さんには宮本佳林を主役にして舞台をやってほしい、そしてラストシーンで佳林をソロで歌わせてほしいと思った。そのシーンは三億円少女のラストシーンでヨリコとイチロウが歌う故郷の空以上に泣けることまちがいなしだな。































コメント
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