はじめてのテレビ収録NHKEテレバリバラ
宮崎遠征3日目。昨日のJuice=Juice宮崎ライブを見て、東横イン宮崎駅前でもう1泊して朝7時40分の飛行機で宮崎空港から大阪伊丹空港にもどる予定の私。ほんとうなら、このあと鹿児島に移動して鹿児島のJuice=Juiceライブも見てから鹿児島空港からピーチで関空鵜に深夜に帰ろうとおもっていた私。
その予定を急きょ変更して、今朝早起きして鹿児島には行かずに宮座裂きブー弦ビリア空港から大阪へ。すでに鹿児島からのピーチのチケッとは11000円で購入済みなのに、そのチケッとを無駄にして、あらたに14000円のANAの飛行機チケットを購入しての大阪帰り。
こんな出費をしてまで大阪に帰らねばならなかった理由は、はじめてのテレビ出演のため。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。はじめてNHKのEテレ日曜夜7時からの障害者バリアフリーバラエティー「バリバラ」のスタジオ収録に参加するため急きょ大阪に早帰り。昨日の宮崎JJライブはエース宮本佳林のフル復帰の貴重なライブだったが、今日の収録にそなえてあまりアンコールの声だしなどはひかえめにした私。
朝4時45分に起きて、昨日買っておいたなんじゃこら大福とUCCのインスタントカップコーヒーを飲んで、シャワーをあびて身支度をして、6時に東横イン宮崎駅前を出て徒歩2分ぐらいのところにあるJR宮崎駅へ。6時24分の特急でJR宮崎空港駅へ。駅について時間があったので、改札から出てお菓子の日高の方向とは逆の方向に点字ブロックをすすみ、点字ブロックの右まがりかどを右にまがらず、点字ブロックのないまっすぐの方向に15メートルほどあるくと正面にファミリーマートがあったのでそこで爽健美茶とおにぎり2個を買う。
朝の宮崎駅は駅員が一人しかいないけど、その駅員さんに手引されて改札からホームへ。4番ホームしかない小さな駅。宮崎県の北に位置する延岡からきた特急う5両編成にのって空港へ。空港駅には駅員がまだいないので、空港駅についたら特急の車掌に改札口まで手引してもらった。ここは2階で、改札をでてすぐ左手のエレベーターで1階段へ。エレベーターで1階におりて、左に点字ブロックにそってしばらく20メートルぐらいあるくと、点字ブロックがとぎれる。その左手に空港駅の自動ドアがある。空港にはいるとそこは高校生でごった返し、北海道への修学旅行生。
空港ビルにはいって、右へ50メートルほどあるいて、右手におみやげ屋があるので、そこできんかんや宮崎マンゴーのお菓子を買ってレジで精算。するとアナウンスがきこえてくる、7時40分発の全日空大阪空港行きは機材繰りのため欠航ですとアナウンス!!!。
大阪にもどれないのか、バリバラのテレビ収録に参加できないのか、その収録でハロプロやJuice=Juiceや宮本佳林のことを話して宣伝するという私の野望はかなえられないのか・・・。いやまてよでもその場合、大阪にもどる必要がないので、鹿児島にいってJuice=Juiceの鹿児島ライブも見れるんじゃないか。頭をぐるぐるめぐる。
どうしようどうしようとあたふたする私。全日空のカウンターもどこにあるかわからない。アナウンスではカウンターに来いとのこと。わからないので、おみやげやの若い女性店員に手引してもらって、総合案内所へ。長い距離を手引してもらったので、その女性にありがとうカードとJuice=JuiceのCDをラッピングしたものをプレゼン。宮崎遠征3日間で合計8枚のありがとうカードとJuice=JuiceのCDをプレゼントできた。広がれJuice=Juice。
空港職員の人に手引されて全日空のかうんたーへ。安心したのは7時55分の日本航空鵜の瓶に無料で切替するとのこと。追加料金も払わずに切り替えができた。田舎の空港はこういったことがあるね。私も過去に何度かけいけんしたことがある。
JALの飛行機の離陸するときはつばきファクトリーの夜空の観覧車とゆずの夏色をききながら、離陸の恐怖をまぎらわしながらの離陸。1時間で無事大阪伊丹空港に到着。8時55分前について、そこから空港職員に手引されて、飛行機をから到着ロビーをぬけて、外にでて大阪モノレール駅へ。15分ぐらいしかなかったけどなんとか9時12分のモノレールにのれて、蛍池で阪急にのりかえて、自宅の最寄駅について家にもどったのが9時40分。宮崎駅からわずか3時間ぐらいで大阪の自宅にもどれた。ほんと飛行機は便利だね。
家について荷物をおろして、身軽になって、研修生Tシャツを模した 「点ブロ」と胸からおなかのところにでっかいゴシック文字で黒字でかかれた黄色のTシャツに着替えて家をでる。NHK大阪ホールはよくハロプロのコンサートがおこなわれていて、もう100回以上いったことのある場所。今日はNHK大阪ホールではなくその同じ建物のNHK大阪放送局へ。いつもの乗換なのでここからは視覚障害者の私でも一人でなんなく白杖一本でたどりつける。
1時間たらずで無事NHK大阪について、そこの1階にあるコーヒー店で待機。12時にNHKのスタッフが出迎えてくれる。
そこで、今日手引してくれる点字ブロックのルート調査でお世話になっている介護福祉士の若い男性と合流、今日はその介護福祉士さんのときどき外出支援をしている15歳の車いすの男の子も一緒。アンジェルマン症候群という日本に1000人もいない知的障害の男の子。この障害の特徴はいつもにこにこしているということ。よく笑うということ。まるで天使。アンジェルマンというよりもフランス語のアンジュ天使症候群といってもいいぐらい。
今日は私視覚障害者、介護福祉士、アンジェルマンの3人の完全なる3人組でのNHK大阪へ。アンジェルマンの男の子は言葉でのコミニケーションgはむずかしいけど、手振りとかで非言語のコミニケーションをする。私が近づくと、私の腕をとってぐっとひきよせる。15歳の男の子といっても身長は180ぐらいあり体重も80キロぐらいあるので、力がすごくつよい。にこにこしているその表情からは想像もできない怪力、その力でぐっと腕をつかまれ引き寄せられると、はじめての人はちょっとびっくりするね。視覚障害者の私はその力にびっくりしてそれ以降ちょっと距離をおいて移動することにした。その男の位子と私は初対面なので、その男の子にもJuice=JuiceのCDをプレゼント。いもうとさんがいるということで2枚プレゼント。
コーヒー店でまったりしているともう12時、3人が縦一列にならんで、NHK大阪放送局会館の入り口へ。車いす、介護福祉士、そして私デスペアと縦列で移動。おもしろい最強のトリオだね。
デスペア的はじめてのNHKEテレバリアフリーバラエティー「バリバラ」収録のポイント
1、楽屋弁当
NHKのスタッフに案内されて自動ドアを入り、そこで入館手続き。事前にしらせていた私の名前をつげて、入館証カーどをもらう、それをくびからさげて入館。エレベーターで9階段へ。リハーサル室が今日は障害者出演者の楽屋控室。大きな会議室ぐらいの広さ。すでにそこには今日出演する障害者とそのヘルパーさんがいておひるごはんをたべていた。
今日の出演者は、視覚障害者4人、知的障害者3人の合計7人。この7人に加えてバリバラレギュラーのラジオDJの山本シュウさん、義足の大橋さん、脳性まひのタマキさん、あと29歳の女性タレントが今日の芸能人げすと。合計。11人の出演者。
ただ、レギュラー3人とゲスト1人は楽屋は別で、別室で打ち合わせをしているようだった。リハーサル室楽屋には障害者出演者があつまってお弁当。
さすが天下のNHK。おべんとうがおいしかった。1000円ぐらいするお弁当。野菜炒め、からあげ、野菜のにもの、魚の切り身をにたもの、ちいさなおまんじゅうがはいってとてもおいしかった。障害者とヘルパーの2人分しかNHKはお弁当はだせませんということだったけど、お願いしてアンジェルマンの男の子の分もだしてもらった。やさしいねNHK。アンジェルマンの男の子は食べるときは笑うこともなく静かにたべていた。実にこどもらしいね。
お弁当をたべているときも、NHKのスタッフ、バイトのスタッフさんが障害者の面倒をみてくれていて、お弁当をハ以前してくれたり、お水を用意してくれたり、トイレに手引してくれたりしていた。そこにはバリバラでよく見かける万次郎さんという心は男、体は女がキャッチフレーズのピン芸人さんもバイトとして障害者の面倒をみてくれていた。この万次郎さんが実にテキパキとしていて、できる人だった。
私が楽屋弁当を宮本佳林フィギアスタンドキーホルダーといssyに撮影してツイッターに投稿しようとしたところ、万次郎さんがやってきてぱぱぱっとツイッターにあげてくれた。 私のツイッター@despairrphopeで見れるとおもうのでぜひ見てみてね。#fskとおでかけ2018冬 で検索しても見つかると思います。
あとは、バリバラでよく見かける全盲の落語家桂フクテン さんも楽屋にいいたので、おはなしした。フクテンさんや万次郎さんはさすが芸人だけあって、アンジェルマンの男の子に興味をもって近づいてきて、わしづかみにされていた、アンジェルマンの男の子はフクテンさんや万次郎さんと芽があったり、相手が手をふってくれたりしただけで大笑いしていた。芸人にとってアンジェルマンの男の子は常にどんなことでも大笑いしてくれるので、ありがたい存在。ぜひアンジェルマンの人たちをあつめて、バリバラのお笑いグランプリエスワングランプリに客としてだしてほしいね。常にばか受けまちがいなし。
ゆっくり1時間ほどかけておしゃべりしながらお弁当をたべる私。食べ終わって、交通費の支払のための手続き、現金払いではなく口座振替払い、印鑑をもってきてませんと伝えると、用意よくではこの返信用封筒にいれてへんそうしてくださいとさっと封筒をくれた、準備がいいね。ちなみに謝礼金は年齢にもよるけど「1万円から1万5千円。私はださせてもらえるだけで感謝なので謝礼金は受け取り辞退。
その後トイレにいって、もどってきたら、デスペアさんメイクの順番ですとスタッフ。フクテンさんは着物に着替えてスタンバイ。今まではただの障害者のよくある交流会みたいな感じだったけど、ここからやっとテレビに出るのねとじっかんが わいてきた。
2、はじめてのメイク
テレビ収録ということで初めてのメイク。最近のテレビは高画質なようで出演者の毛穴まで見れるテレビあるとのこと。私は色白で毛穴はさほど目立たないとおもっているけど、いかんせんヒゲが濃い。肌の白さもあってよけい口周りのひげがめだつ。そのひげをかくしてもらいたいなとおもってメイく室へ。
メイく室にはいると、すこし薬品の病院のようなにおいがした。メイクさんは2人ぐらいいて、メイクスペースはいくつもあったよう。
鏡の前にすわり、いよいよメイく。まずはコットンにしめらせた液体で私の顔をまんべんなくぬぐう。これはなんですかと聞く私。化粧水ですとメイクさん。どういった効果があるのですか?と聞くと、化粧水は顔のよごれをとってあと保湿ですねと教えてくれた。そうなのね顔のよごれもとることも目的なのね。はじめて知った私デスペア。
化粧水のつぎはパフのようなものでクリーム状のものを顔にぬられる。まずは口周り。これはなんですか?ドウランですかと聞く私。そうです9W、一般的にキューダブというファンデーションですとのこと。私は色白なほうだとおもうのですがどうですか?そうですね、でも一般的な色ですよとメイクさん。万次郎あさんはもっと黒いんじゃないですかと渡し。そうですね万次郎さんは字黒というんですかねとメイクさん。ファンデーションは鼻の下とかもねんいりにぬられた。あとおでこ、めのまわり、ほっぺとか顔をまんべんなくぬられた。きっときれいな肌になっていたんだろうな。
これでおわりかとおもったら、最後に粉をこれまたパフみたいなもので顔の表面に軽くのせられた。このお粉の役目は聞くのは忘れた私。最後はまゆげペンシルで私の眉尻にちょっとまゆげをたすメイくさん。私は眉毛が濃いとおもうんですけど?すこしうすいところがありますのでそこにまゆを入れてますとメイくさん。
メイくのあと、ヘアメイクというか簡単なヘアセットもしてくれるみたいだったけど、私はいつも外出時にかぶっている白いキャップをかぶっていて、そのキャップで出演しますか?とメイくさんに聞かれて、そうかキャップをかぶって出演してもいいんだなとその時知ったのでキャップをかぶりますと答えると、メイくさんは髪の毛には手をつけなかった。
メイク時間は10分もかからないぐらいだった。
ちなみに、私の、出演服装は、いつもの白いキャップ、いつものサングラス、黄色の研修生Tシャツみたいな点ブロTシャツ、モンベルのベージュの長ズボン、黒の五本指ソックス、黒のスニーカー、それと白杖。いわゆるハロプロファンとしての正装。
メイくをおえて、リハーサル室楽屋にもどる私。すると今日の担当ディレクターが楽屋にいて、私を見つけて声をかける。
デスペアさんその恰好ででるおつもりですか?
ハイそうです。
ちょっとそれは・・・
この胸の文字は点字ブロックを略して点ブロなんです。
それはいいんですけども、番組を見るのは知的の片もいらっしゃいまして、番組と関係のないものがうつってしまうと、そっちに気がいっちゃってしまうので、それはやめていただきたい。
それじゃ、この背中の白杖を前にもってきますが、それでいいですか?
いやそれもやめていただきたい。
さっきメイクさんには何にもいわれなかったですけど・・・
メイクさんは、番組の中身には関係ありませんから、
プロデユーッサーの人に聞いてみてもらえませんか?
まことに申し訳ないですが、ご期待にそえないです。
せっかく3600円で近くのはんこ屋さんで自作Tシャツをつくってもらった私デスペア。ここでごねて、この恰好じゃないと私はでません!帰らせてもらいます!!といいたいところだったけど、そこはぐっと抑える私。私の今日の目目的は、もちろん視覚障害者のことを知ってもらうこともあるけ、あとは点字ブロックについて、そしてなんといってもハロプロを知ってもらうこと。あるいはハロプロファンにバリバラを見てもらっておもしろいなとおもってもらえること、ハロプロを宣伝すること。割合で言うとハロプろを宣伝することが7割ぐらい。
そんな私の思いをうちくだく、ディレクターのダメ出し。まぁ研修生Tシャツはがまんしよう。こんなこともあろうかと、首回りがジッパー式になって胸元がみえるLLビーンズのムラサキのトレーナーももってきたしね。
そのトレーナーを上から着て、その後の簡単な説明をディレクターから聞く。
簡単な流れが説明されて、紙が一枚くばられる。
それであとは個別の質問タイム。それぞれの障害者のところにディレクターが近づいて説明をさらにしていた。
リハーサルと聞いて、もっとちゃんとしたカメラリハーサルとか通しリハーサル、いわゆるハロプロコンサートでいううところのゲネプロみたいなこともするのかとおもったら、それはなかった。
こんなんで大丈夫かな?と不安な私。たしかに数週間前にこの担当ディレクターさんとは梅田の三番街の喫茶店で2時間取材をうけたが、そのほとんどが、私のハロプロトークだったと記憶している。あのときしゃべっていただいたことをお話しいただければそれでいいですよとのことだったが、あの時の取材でハロプロトークを抜きにしたらほとんど何もしゃべってないとおもうのだけどな・・・と思いつつ。
私が言うことを考える。私の出番は2か所あって、まずは、テレビを見てて不満におもうこと、それともうひとつはこんな番組に音声解説があったらいいなについて。
まずテレビで不満におもうこと、テレビからとおざかってしまった理由は、
・NHKのドキュメンタリーがすきだったが、ドキュメンタリー番組は音声解説がなく、たんたんと画像がきりかわっていくだけのシーンが多く、よくわからない。
・ドキュメンタリーがだめなら、そうだトーク番組ならどうだろうと、音声解説がある徹子の部屋をみたけど、ゲストの小さい頃の写真画商が紹介されていて、その写真をみて場がもりあがったけど、音声解説は、ただたんに、小さい頃の写真ですと解説しただけで、なんかおいてけぼり感を感じて、みなくなった
・お笑い番組も好きだったが、リアクションに解説がなくわからない。とくにアキラ100%の裸に、おぼんと、扇風機のギャグがわからない。ほんとうに素っ裸なのか?おしりの割れ目はみえているのか?それは放送していいのか
・ニュース7やニュースウォッチ9など夜のNHKのニュース番組に副音声はあるのだけども、それは二か国語放送で英語の副音声だけで、視覚障害者のための音声解説がない。
・ミュースでごらんんのとおり、といって、政党支持率、週間天気予報が表や図でしめされてもわからない。
こんなものに音声解説があったらいいな
・「人の顔がどんな顔か説明してほしい」というフレーズはディレクターからの支持もあり言うことはきまっていた。それを以下にふくらませるかということで、その前ふりとして。
・私はアイドルが好きで。20年ぐらいハロプロをおうえんしていて、モーニング娘。とかJuice=Juiceが好きなんですね。アイドルは卒業と加入があって、新メンバーがどんどんはいってくるんですけど、その顔がわからないんです。たとえば、モーニング娘。の新メンバーに天童よしみににている子がはいってきたとか、つばファクトリーーのリーダーはアホの坂田、坂田俊夫ににていると、ファンの間ではいわれているんですけど、私はそんなことはないとおもうんです。ということで、人の顔がどんな顔をしているのかを教えてもらいたいです。
そんなこんなでかんたんなリハーサルというか説明をうけて、さて本番。場所をかえてスタジオに移動今の時間は14時。14時10分から収録開始とのこと。トイレにいってからいざエレベーターで別の階へにあるスタジオへ。そのフロアには芸能人の楽屋もあった。
3、スタジオはちょっとした体育館の広さ
スタジオに入ると、そこは天井が高くてとても広い空間。ちょっとした体躯刊ぐらいの大きさ。そのフロアには20人ぐらいのスタッフがいた。
そのスタジオの奥に小さなスペースにセットがつくってあって、そこがいつものバリバラでみるセット。廣井体育館の中に
あって、そのバリバラのせっとはとても小さく。8畳ぐらいのスペースしかなかった。
その8畳のスペースに。こっち向きに、に長いベンチ椅子がハの字においてあって、上手のベンチ長椅子の上にはひとつひなだんがあって、そこには3つイスがおいてあった。
スタジオにはテレビカメラが4台あり、ひとつは、クレーンカメラで、上のほうから撮影もできるカメラだった。
スタジオは冷房がはいっていてすこし肌寒い。たしかに今日の大阪は気温21度だけども、それでも寒いね。
スタジオはいってすぐに、そこですこし待機出演者障害者がひとりひとりピンマイクをつけてもらう。上着の「下からコードをとおし、そのコードの先っぽに小さなマイクがついているのでそれをクリップで服の襟、首の下あたりにとりつける。
そして、そのコーどの反対側にはたばこ箱ぐらいの大きさのずっしりしたかたまりがあり、それは腰ののズボンのウエストのところにひっかける。。これが芸能人とかがよくつけているピンマイクなのね。
ピンマイクををつけるために順番をまっていると、芸能人がはいってきた。女性タレントが大きなこえではいってくる。よろしくお願いしまーすを連呼しながらスタジオにはいってくる。どうやらスタッフさんひとりひとりにむかってあいさつしているような大きな声。声が大きいね。その女性タレントとは鈴木ナナ。
鈴木ナナのあとしばらくして、司会者の山本シュウ。大阪のラジオで活躍しているDJ。この人も大きな声であいさつしながら『スタジオ入り。びっくりしたのが声がガラガラだということ。テレビ
でっ聞くシュウさんの声はこんなにガラガラじゃないのにね。
私のピンマイクもつけてもらい、ここからはアンジェルマンの男の子たちとわかれて、スタッフに手引されて、セットへ。ここで私の白杖はとりあげられる。
セットのベンチ椅子に、下手が司会者側の長いベンチ、上手の長いベベンチは視覚障害者、その視覚障害者の後ろのひなだんひとつ高いところに3人の知的障害者がすわる。
並びは、下手から脳性まひのタマキさん男性50歳、ゲストの鈴木ナナ29歳、進行の大橋さん女性、メイン司会者の山本シュウ54歳。上手からは、女性の視覚障害者、そして私、男性の視覚障害者、落語家で全盲の桂フクテンさん。こう見ると、私は右から2番目なのね。センターポジションをとるのはやっぱり難しいね。
D、チーフプロでゆーさー、FD、
FDがえらそうと、どんどん打ち切っていく。
4、細長い乳首の女性タレント29歳のすごさ
ももち、鈴木亜美と同時期にテレビにでてきた鈴木ナナ。私も一度ももちと共演していたテレビ番組をみたことがある程度、私の目が見えなくなってからテレビにでてきた人なので、顔はまったくイメージできない。たしかトラックの運転手の彼がいてどうのこうのっていた記憶。
その鈴木ナナがすごいね。まず声がおおきいし、テンションが高い。スタジオにはいってきてよろしくお願いしまーすと連呼したとおもえば、セットにすわると、カメラがまわるまでの15分ぐらいずっと山本シュウさんと話したり、フクテンさんとはなしてたりしてた。
とても狭い小さなスペースに11人の出演者すべてがいるので、生の声がよく聞こえて、私の位置からも鈴木ナナにはなしかけることができる距離。
山本シュウ、鈴木ななはずっと、下ネタまじりのトークをしながら場の雰囲気をやわらげていた。そこにフクテンさんもくわわって雑談。鈴木ナナちゃんはグラビア出身なので、ナイスボディですよと山本が言えば、そんなことないですよと鈴木、それに対して見え変からわからんさわってみないととフクテンさん、このエロジジヤダーと鈴木。乳首が細長いららしいのナナちゃんは、そうなんです私乳首が細長いんです。
といまいちよくわからないトーク。どうやら、鈴木ナナの定番のトークらしいね。
私も話にくわわってみる。みなさんみたいに大きな声がだせるか心配です。普通の声でしゃべったらいんですよねと聞いてみる。大丈夫大丈夫、この人は特に声がおおきいからと山本シュウさんが鈴木をさしていう。そうなんです、私耳が小さいのと、あと耳がすこし聞こえにくいので声がおおきくなっちゃんですと鈴木ナナ。
耳が聞こえづらいときいて、親近感を感じる私。Juice=Juiceの宮本佳林もつい先日まで突発性難聴のため長期休養していたので、親近感がわく。スズキナナがいとおしく感じる。
収録がはじまって、、小休止をはさみながら、2時間撮影。そこから20分ぐらい休みがあって、さらに1時間んの撮影。20分の休憩のときは山本シュウさんは楽屋にもどっていったけど、スズキナナさんはずっとスタジオや、トイレ前の廊下にいて、障害者の出演者と写真をとってあげたり、普通にお話をしていた。素人の障害者出演者に、写真とろー、写真とりましょーよと、みんなに声をかけていた。休憩ときに、万次郎さんもしっかりスズキナナに自分が芸人であることを自己紹介していた。
ハロメンとの2ショットは緊張するけど、スズキナナさんとの2ショットは緊張しなかった。私も写真をとってもらった。上に着ていたムラサキのトレーナを脱いで、黄色の研修生Tシャツで胸に点ブロ、背中に白杖とでっかくゴシック体でかいてあるTシャツになっての撮影。
私が、背中の白い杖という文字をみせると、すかさず、スズキナナは、なんて読むの?うーんシロエダ?
といきなりボケテきた。万次郎さんが、すかさず、いやいいあ、白杖ハクジョウですとつっこみ。私も白いツエと書いてハクジョウです。
知らなかったと元気に笑うスズキナナ。
2ショットは、私の右側にスズキナナ、私の右肩にスズキナナが左手をちょこんとおいて、右手には亜私の白杖をもっての撮影。私の白杖をぱっと持って撮影にのぞむ機転がすばらしいね。
休憩時間や、帰り際の老化でスズキナナにはなしかけてみた。
デスペア<ハロプロメンバーとは共演したことありますか?道重さゆみとか?
鈴木<うーん、どうだろう?AKBさんが多いかな。あそうだ矢口さんとか辻ちゃんとは出たことあります。
デスペア<矢口さん辻さん、最近テレビにでてるんですね。
鈴木<そうですよ。矢口さんはあのことがありましたけどね。
デスペア<ももちは?
鈴木<ももち一緒にでたことありますよ何度も。今ももちはいまは
デスペア<卒業しちゃいましたね。
デスペア<Juice=Juiceって知ってますか?
鈴木<うーんわからないです。だれ推しなんですか?
デスペア<宮本佳林ちゃんです。機能性発声障害とか突発性難聴になってもまた復活してきたんですよ。
鈴木<調べてみよっと。Juice=Juiceです。宮本・・。
デスペア<カリンちゃん!!
鈴木<宮本佳林ちゃんですね。わかりました!!。
デスペア<Juice=JuiceのCDもってきているので、あとでさしあげます。
鈴木<ありがとー!!
鈴木<私どんな顔だと思います?
デスペア<ねこみたいな顔かな?
鈴木<今日は髪の毛を2つ結んであたまにのせてるんです。猫の耳みたいです。すごーい。
とそんな会話をスタジオの中で、廊下で話をした私。芸能人芸能人らしくなく、気さくに素人出演者とはなしてくれる鈴木ナナ。
休憩もいれて3時間30分の収録。ずっとテンションが高くて、ずっと場をもりあげようとしていた。彼女はたぶんおばかキャラで売り出しているのだとおもうけど、収録中、山本シュウからコメントをもとめられた、元気に、ちゃんとしゃべっていた。私もそうだけど、話をふられてしゃべdると、話が長くなったり、はじめの飯田氏と最後のしめくくりの言葉がつじつまがあわなかったりしたり、守護と述語がバラバラになってしまううけど、鈴木ナナはまったくそれがなかった。話がコンパクトでちゃんと言って区rことは理路整然としていた。
そしテンションがやっぱり高いね。ももちはこういったてんしょんの高い人たちと5年缶ぐらいずっと仕事をしてたんだとおもうとももちのすごさがあらためてわかった。あととっても疲れるということもわかった。このテンションで10年とかテレビにでるのはしんどいだろうな。特に、鈴木ナナは29歳でももちよりも3つ年上で、下ネタとかもOKだけど、ももちはアイドルとしてNGトークもあったので、武器がひとつたりない状態でたたかわなければならなかったで、ももちのしんどさはさらに大きかっただろうね。スパッと芸能界をやめたももちの気持ちもわかった。
あと、鈴木ナナは私とも握手してくれた。たぶん白杖を私に反してくれたときに握手。手の甲まで服の袖がのびていて、私がそれに気づくと、さっき手をあらってきたんです。と鈴木、いいやこの袖長いですね。そうそう萌え袖です。
そうか、あれは萌え袖というのね。
アンジェルマンの男の子にも近づいていって写真をとってあげた鈴木ナナ。私と同じく、うをぐっとつかまれてびっくりしていたけど、そこも明るく対処していた鈴木なな。大丈夫でしたかと聞くと、うん髪の毛をつかまれて、腕をひっぱられただけです。大丈夫ですと明るく答えてくれた鈴木ナナ。
スズキナナにとっても、今日の障害者オールスターズとの共演はきっとほかのテレビ収録よりも記憶にのこるものだったと思う。
収録後、楽屋ににもどった鈴木さんに、Juice=JuiceのラッピングしたCDとありがとうカードを渡そうと、それを万次郎さんに託す、わかりましたとささっと障害者楽屋をでていき、ちゃんと渡してきてくれた万次郎さん。万次郎さんはほんと仕事のできるテキパキとした男だった。
鈴木ナナがJuice=Juiceの宮本佳林を好きになってくれたらな。アンジュルムの碧いユウみたいに、Juice=Juiceの鈴木ナナになってくくれたらな。
4、ハロプロをいかに伝えられたか
今回の収録の私の目的は、視覚障害のことをを知らしめることと、もうひとつ、こっちのほうが大きい目的、それはハロプロをいかに広めるということ。いかが私のがんばり。
・マイクチェックをかねて自己紹介をするシーンがあり、そこで他の出演者はただ名前を言うだけだけど、私は、ハロプロが好きなデスペアですと自己紹介。そこから山本シュウさんが、だれが好きなのとかきいてくれて、Juice=Juiceの宮も元佳林ちゃんですと答える私。
・本番はじまり、今日のゲストは鈴木ナナちゃんですと山本シュウさんが鈴木さんを紹介、みんな拍手でむかえる。私はそこですかさず、ピンマイクにむかって、ななみん!!ななみん!!と掛け声をかけてみる。今思えばズッキでもよかったかな?
・もうひとりのゲストとして、昔爆笑オンエアバトルの視界をやっていた伊藤たけひこアナウンサーもきていて、伊藤さんが紹介された時は、すかさず、タケちゃん、タケちゃんとかけ声してみた。あとトークでも、あえて言伊藤アナウンサーと言わずに、タケちゃんアナウンサーと言ってみたりしたけど、ここはカットまちがいなしだね。伊藤アナウンサーも苦笑いというかとまどっていたしね。
・あと出演者の中に岸本さんがいたので、きしもん!!きしもん!!とも掛け声をかけてみた。
・人の顔がどんな顔か知りたいの私のセリフの前に、ハロプロ、モーニング娘。、Juice=Juice、つばきファクトリーの名前尾だしてみた。
どうだろうか?2時間の収録を30分番組にするので、たぶん大幅カットだろうね。
5、タイムスケジュール
1410から1740までの収録16時20分から20分休憩。
ほんとうなら30分番組一本どりの予定だったけども、中身が長くなったので、2本どりに急きょ変更して、ではまた来週というのを2度撮影した。
撮影の合間合間に小休止があり、ちっちゃな紙コップに水をいれて、そこにちっちっちゃいヤクルトのストローみたいなのをさして、ADさんがもってきてくれる。3回ぐらいのんだ。
収録で印象的だったのは、出演者がトークしていても、フロアディレクターとよばれるひとが、いきなりそのトークにわりこんできて、そこはいいです、もっとちがったテーマでとか指示を出してきて、それがあまりにもいきなりでバッサリだったのでびっくりした。
あと司会者はすこしでもかんだり、言い間違えをしたら、すいませんといって、また何度も言い直していた。そうか私も、言い直せばよかったんだなとおもった。何度もいいなおして、長いバージョンと短いバージョンで、私がハロプロ好きなトーク部分を話せばよかった。
さて、私のトーク部分はどこまで使われるのか?たくさんつかわれてほしいな。というか、Juice=Juiceの一言
だけでもいいんだけどな。
17字40分に収録おわり、ADさんに手引されて地下鉄谷町四丁目の東改札へ。ADさんにディレクターはNHK大阪で福祉部門だけで15人いると教えてもらった。あとフロアディレクターという存在もおしえてもらった。ちなみに今日のADさん万次郎さんは10時30分にNHK大阪放送局にはいっておわるのは18時すぎかな。ADさんたちにもほんとお世話になった面倒をよく見てもらった一日だった。
帰り道、つかれたので元気をだそうと、家のちかくのサイゼリアにいくも、超だの列、外まで列がのびていてびっくり。しかたなく餃子の王将でニラレバいためとチャーハン903円を食べて家にかえる。19時40分に家について、シャワーをあびて、すぐに寝た私。
思えば、今朝は宮崎、そしてNHK大阪放送局での収録、まるで売れっ子芸能人みたいだね。
放送予定は4月15日日曜日よいこの日でおぼえてね。日曜夜7時からNHKのEテレ、昔はNHK教育テレビと言っていたチャンネルです。テレビのバリアフリーというテーマ
宮崎遠征3日目。昨日のJuice=Juice宮崎ライブを見て、東横イン宮崎駅前でもう1泊して朝7時40分の飛行機で宮崎空港から大阪伊丹空港にもどる予定の私。ほんとうなら、このあと鹿児島に移動して鹿児島のJuice=Juiceライブも見てから鹿児島空港からピーチで関空鵜に深夜に帰ろうとおもっていた私。
その予定を急きょ変更して、今朝早起きして鹿児島には行かずに宮座裂きブー弦ビリア空港から大阪へ。すでに鹿児島からのピーチのチケッとは11000円で購入済みなのに、そのチケッとを無駄にして、あらたに14000円のANAの飛行機チケットを購入しての大阪帰り。
こんな出費をしてまで大阪に帰らねばならなかった理由は、はじめてのテレビ出演のため。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。はじめてNHKのEテレ日曜夜7時からの障害者バリアフリーバラエティー「バリバラ」のスタジオ収録に参加するため急きょ大阪に早帰り。昨日の宮崎JJライブはエース宮本佳林のフル復帰の貴重なライブだったが、今日の収録にそなえてあまりアンコールの声だしなどはひかえめにした私。
朝4時45分に起きて、昨日買っておいたなんじゃこら大福とUCCのインスタントカップコーヒーを飲んで、シャワーをあびて身支度をして、6時に東横イン宮崎駅前を出て徒歩2分ぐらいのところにあるJR宮崎駅へ。6時24分の特急でJR宮崎空港駅へ。駅について時間があったので、改札から出てお菓子の日高の方向とは逆の方向に点字ブロックをすすみ、点字ブロックの右まがりかどを右にまがらず、点字ブロックのないまっすぐの方向に15メートルほどあるくと正面にファミリーマートがあったのでそこで爽健美茶とおにぎり2個を買う。
朝の宮崎駅は駅員が一人しかいないけど、その駅員さんに手引されて改札からホームへ。4番ホームしかない小さな駅。宮崎県の北に位置する延岡からきた特急う5両編成にのって空港へ。空港駅には駅員がまだいないので、空港駅についたら特急の車掌に改札口まで手引してもらった。ここは2階で、改札をでてすぐ左手のエレベーターで1階段へ。エレベーターで1階におりて、左に点字ブロックにそってしばらく20メートルぐらいあるくと、点字ブロックがとぎれる。その左手に空港駅の自動ドアがある。空港にはいるとそこは高校生でごった返し、北海道への修学旅行生。
空港ビルにはいって、右へ50メートルほどあるいて、右手におみやげ屋があるので、そこできんかんや宮崎マンゴーのお菓子を買ってレジで精算。するとアナウンスがきこえてくる、7時40分発の全日空大阪空港行きは機材繰りのため欠航ですとアナウンス!!!。
大阪にもどれないのか、バリバラのテレビ収録に参加できないのか、その収録でハロプロやJuice=Juiceや宮本佳林のことを話して宣伝するという私の野望はかなえられないのか・・・。いやまてよでもその場合、大阪にもどる必要がないので、鹿児島にいってJuice=Juiceの鹿児島ライブも見れるんじゃないか。頭をぐるぐるめぐる。
どうしようどうしようとあたふたする私。全日空のカウンターもどこにあるかわからない。アナウンスではカウンターに来いとのこと。わからないので、おみやげやの若い女性店員に手引してもらって、総合案内所へ。長い距離を手引してもらったので、その女性にありがとうカードとJuice=JuiceのCDをラッピングしたものをプレゼン。宮崎遠征3日間で合計8枚のありがとうカードとJuice=JuiceのCDをプレゼントできた。広がれJuice=Juice。
空港職員の人に手引されて全日空のかうんたーへ。安心したのは7時55分の日本航空鵜の瓶に無料で切替するとのこと。追加料金も払わずに切り替えができた。田舎の空港はこういったことがあるね。私も過去に何度かけいけんしたことがある。
JALの飛行機の離陸するときはつばきファクトリーの夜空の観覧車とゆずの夏色をききながら、離陸の恐怖をまぎらわしながらの離陸。1時間で無事大阪伊丹空港に到着。8時55分前について、そこから空港職員に手引されて、飛行機をから到着ロビーをぬけて、外にでて大阪モノレール駅へ。15分ぐらいしかなかったけどなんとか9時12分のモノレールにのれて、蛍池で阪急にのりかえて、自宅の最寄駅について家にもどったのが9時40分。宮崎駅からわずか3時間ぐらいで大阪の自宅にもどれた。ほんと飛行機は便利だね。
家について荷物をおろして、身軽になって、研修生Tシャツを模した 「点ブロ」と胸からおなかのところにでっかいゴシック文字で黒字でかかれた黄色のTシャツに着替えて家をでる。NHK大阪ホールはよくハロプロのコンサートがおこなわれていて、もう100回以上いったことのある場所。今日はNHK大阪ホールではなくその同じ建物のNHK大阪放送局へ。いつもの乗換なのでここからは視覚障害者の私でも一人でなんなく白杖一本でたどりつける。
1時間たらずで無事NHK大阪について、そこの1階にあるコーヒー店で待機。12時にNHKのスタッフが出迎えてくれる。
そこで、今日手引してくれる点字ブロックのルート調査でお世話になっている介護福祉士の若い男性と合流、今日はその介護福祉士さんのときどき外出支援をしている15歳の車いすの男の子も一緒。アンジェルマン症候群という日本に1000人もいない知的障害の男の子。この障害の特徴はいつもにこにこしているということ。よく笑うということ。まるで天使。アンジェルマンというよりもフランス語のアンジュ天使症候群といってもいいぐらい。
今日は私視覚障害者、介護福祉士、アンジェルマンの3人の完全なる3人組でのNHK大阪へ。アンジェルマンの男の子は言葉でのコミニケーションgはむずかしいけど、手振りとかで非言語のコミニケーションをする。私が近づくと、私の腕をとってぐっとひきよせる。15歳の男の子といっても身長は180ぐらいあり体重も80キロぐらいあるので、力がすごくつよい。にこにこしているその表情からは想像もできない怪力、その力でぐっと腕をつかまれ引き寄せられると、はじめての人はちょっとびっくりするね。視覚障害者の私はその力にびっくりしてそれ以降ちょっと距離をおいて移動することにした。その男の位子と私は初対面なので、その男の子にもJuice=JuiceのCDをプレゼント。いもうとさんがいるということで2枚プレゼント。
コーヒー店でまったりしているともう12時、3人が縦一列にならんで、NHK大阪放送局会館の入り口へ。車いす、介護福祉士、そして私デスペアと縦列で移動。おもしろい最強のトリオだね。
デスペア的はじめてのNHKEテレバリアフリーバラエティー「バリバラ」収録のポイント
1、楽屋弁当
NHKのスタッフに案内されて自動ドアを入り、そこで入館手続き。事前にしらせていた私の名前をつげて、入館証カーどをもらう、それをくびからさげて入館。エレベーターで9階段へ。リハーサル室が今日は障害者出演者の楽屋控室。大きな会議室ぐらいの広さ。すでにそこには今日出演する障害者とそのヘルパーさんがいておひるごはんをたべていた。
今日の出演者は、視覚障害者4人、知的障害者3人の合計7人。この7人に加えてバリバラレギュラーのラジオDJの山本シュウさん、義足の大橋さん、脳性まひのタマキさん、あと29歳の女性タレントが今日の芸能人げすと。合計。11人の出演者。
ただ、レギュラー3人とゲスト1人は楽屋は別で、別室で打ち合わせをしているようだった。リハーサル室楽屋には障害者出演者があつまってお弁当。
さすが天下のNHK。おべんとうがおいしかった。1000円ぐらいするお弁当。野菜炒め、からあげ、野菜のにもの、魚の切り身をにたもの、ちいさなおまんじゅうがはいってとてもおいしかった。障害者とヘルパーの2人分しかNHKはお弁当はだせませんということだったけど、お願いしてアンジェルマンの男の子の分もだしてもらった。やさしいねNHK。アンジェルマンの男の子は食べるときは笑うこともなく静かにたべていた。実にこどもらしいね。
お弁当をたべているときも、NHKのスタッフ、バイトのスタッフさんが障害者の面倒をみてくれていて、お弁当をハ以前してくれたり、お水を用意してくれたり、トイレに手引してくれたりしていた。そこにはバリバラでよく見かける万次郎さんという心は男、体は女がキャッチフレーズのピン芸人さんもバイトとして障害者の面倒をみてくれていた。この万次郎さんが実にテキパキとしていて、できる人だった。
私が楽屋弁当を宮本佳林フィギアスタンドキーホルダーといssyに撮影してツイッターに投稿しようとしたところ、万次郎さんがやってきてぱぱぱっとツイッターにあげてくれた。 私のツイッター@despairrphopeで見れるとおもうのでぜひ見てみてね。#fskとおでかけ2018冬 で検索しても見つかると思います。
あとは、バリバラでよく見かける全盲の落語家桂フクテン さんも楽屋にいいたので、おはなしした。フクテンさんや万次郎さんはさすが芸人だけあって、アンジェルマンの男の子に興味をもって近づいてきて、わしづかみにされていた、アンジェルマンの男の子はフクテンさんや万次郎さんと芽があったり、相手が手をふってくれたりしただけで大笑いしていた。芸人にとってアンジェルマンの男の子は常にどんなことでも大笑いしてくれるので、ありがたい存在。ぜひアンジェルマンの人たちをあつめて、バリバラのお笑いグランプリエスワングランプリに客としてだしてほしいね。常にばか受けまちがいなし。
ゆっくり1時間ほどかけておしゃべりしながらお弁当をたべる私。食べ終わって、交通費の支払のための手続き、現金払いではなく口座振替払い、印鑑をもってきてませんと伝えると、用意よくではこの返信用封筒にいれてへんそうしてくださいとさっと封筒をくれた、準備がいいね。ちなみに謝礼金は年齢にもよるけど「1万円から1万5千円。私はださせてもらえるだけで感謝なので謝礼金は受け取り辞退。
その後トイレにいって、もどってきたら、デスペアさんメイクの順番ですとスタッフ。フクテンさんは着物に着替えてスタンバイ。今まではただの障害者のよくある交流会みたいな感じだったけど、ここからやっとテレビに出るのねとじっかんが わいてきた。
2、はじめてのメイク
テレビ収録ということで初めてのメイク。最近のテレビは高画質なようで出演者の毛穴まで見れるテレビあるとのこと。私は色白で毛穴はさほど目立たないとおもっているけど、いかんせんヒゲが濃い。肌の白さもあってよけい口周りのひげがめだつ。そのひげをかくしてもらいたいなとおもってメイく室へ。
メイく室にはいると、すこし薬品の病院のようなにおいがした。メイクさんは2人ぐらいいて、メイクスペースはいくつもあったよう。
鏡の前にすわり、いよいよメイく。まずはコットンにしめらせた液体で私の顔をまんべんなくぬぐう。これはなんですかと聞く私。化粧水ですとメイクさん。どういった効果があるのですか?と聞くと、化粧水は顔のよごれをとってあと保湿ですねと教えてくれた。そうなのね顔のよごれもとることも目的なのね。はじめて知った私デスペア。
化粧水のつぎはパフのようなものでクリーム状のものを顔にぬられる。まずは口周り。これはなんですか?ドウランですかと聞く私。そうです9W、一般的にキューダブというファンデーションですとのこと。私は色白なほうだとおもうのですがどうですか?そうですね、でも一般的な色ですよとメイクさん。万次郎あさんはもっと黒いんじゃないですかと渡し。そうですね万次郎さんは字黒というんですかねとメイクさん。ファンデーションは鼻の下とかもねんいりにぬられた。あとおでこ、めのまわり、ほっぺとか顔をまんべんなくぬられた。きっときれいな肌になっていたんだろうな。
これでおわりかとおもったら、最後に粉をこれまたパフみたいなもので顔の表面に軽くのせられた。このお粉の役目は聞くのは忘れた私。最後はまゆげペンシルで私の眉尻にちょっとまゆげをたすメイくさん。私は眉毛が濃いとおもうんですけど?すこしうすいところがありますのでそこにまゆを入れてますとメイくさん。
メイくのあと、ヘアメイクというか簡単なヘアセットもしてくれるみたいだったけど、私はいつも外出時にかぶっている白いキャップをかぶっていて、そのキャップで出演しますか?とメイくさんに聞かれて、そうかキャップをかぶって出演してもいいんだなとその時知ったのでキャップをかぶりますと答えると、メイくさんは髪の毛には手をつけなかった。
メイク時間は10分もかからないぐらいだった。
ちなみに、私の、出演服装は、いつもの白いキャップ、いつものサングラス、黄色の研修生Tシャツみたいな点ブロTシャツ、モンベルのベージュの長ズボン、黒の五本指ソックス、黒のスニーカー、それと白杖。いわゆるハロプロファンとしての正装。
メイくをおえて、リハーサル室楽屋にもどる私。すると今日の担当ディレクターが楽屋にいて、私を見つけて声をかける。
デスペアさんその恰好ででるおつもりですか?
ハイそうです。
ちょっとそれは・・・
この胸の文字は点字ブロックを略して点ブロなんです。
それはいいんですけども、番組を見るのは知的の片もいらっしゃいまして、番組と関係のないものがうつってしまうと、そっちに気がいっちゃってしまうので、それはやめていただきたい。
それじゃ、この背中の白杖を前にもってきますが、それでいいですか?
いやそれもやめていただきたい。
さっきメイクさんには何にもいわれなかったですけど・・・
メイクさんは、番組の中身には関係ありませんから、
プロデユーッサーの人に聞いてみてもらえませんか?
まことに申し訳ないですが、ご期待にそえないです。
せっかく3600円で近くのはんこ屋さんで自作Tシャツをつくってもらった私デスペア。ここでごねて、この恰好じゃないと私はでません!帰らせてもらいます!!といいたいところだったけど、そこはぐっと抑える私。私の今日の目目的は、もちろん視覚障害者のことを知ってもらうこともあるけ、あとは点字ブロックについて、そしてなんといってもハロプロを知ってもらうこと。あるいはハロプロファンにバリバラを見てもらっておもしろいなとおもってもらえること、ハロプロを宣伝すること。割合で言うとハロプろを宣伝することが7割ぐらい。
そんな私の思いをうちくだく、ディレクターのダメ出し。まぁ研修生Tシャツはがまんしよう。こんなこともあろうかと、首回りがジッパー式になって胸元がみえるLLビーンズのムラサキのトレーナーももってきたしね。
そのトレーナーを上から着て、その後の簡単な説明をディレクターから聞く。
簡単な流れが説明されて、紙が一枚くばられる。
それであとは個別の質問タイム。それぞれの障害者のところにディレクターが近づいて説明をさらにしていた。
リハーサルと聞いて、もっとちゃんとしたカメラリハーサルとか通しリハーサル、いわゆるハロプロコンサートでいううところのゲネプロみたいなこともするのかとおもったら、それはなかった。
こんなんで大丈夫かな?と不安な私。たしかに数週間前にこの担当ディレクターさんとは梅田の三番街の喫茶店で2時間取材をうけたが、そのほとんどが、私のハロプロトークだったと記憶している。あのときしゃべっていただいたことをお話しいただければそれでいいですよとのことだったが、あの時の取材でハロプロトークを抜きにしたらほとんど何もしゃべってないとおもうのだけどな・・・と思いつつ。
私が言うことを考える。私の出番は2か所あって、まずは、テレビを見てて不満におもうこと、それともうひとつはこんな番組に音声解説があったらいいなについて。
まずテレビで不満におもうこと、テレビからとおざかってしまった理由は、
・NHKのドキュメンタリーがすきだったが、ドキュメンタリー番組は音声解説がなく、たんたんと画像がきりかわっていくだけのシーンが多く、よくわからない。
・ドキュメンタリーがだめなら、そうだトーク番組ならどうだろうと、音声解説がある徹子の部屋をみたけど、ゲストの小さい頃の写真画商が紹介されていて、その写真をみて場がもりあがったけど、音声解説は、ただたんに、小さい頃の写真ですと解説しただけで、なんかおいてけぼり感を感じて、みなくなった
・お笑い番組も好きだったが、リアクションに解説がなくわからない。とくにアキラ100%の裸に、おぼんと、扇風機のギャグがわからない。ほんとうに素っ裸なのか?おしりの割れ目はみえているのか?それは放送していいのか
・ニュース7やニュースウォッチ9など夜のNHKのニュース番組に副音声はあるのだけども、それは二か国語放送で英語の副音声だけで、視覚障害者のための音声解説がない。
・ミュースでごらんんのとおり、といって、政党支持率、週間天気予報が表や図でしめされてもわからない。
こんなものに音声解説があったらいいな
・「人の顔がどんな顔か説明してほしい」というフレーズはディレクターからの支持もあり言うことはきまっていた。それを以下にふくらませるかということで、その前ふりとして。
・私はアイドルが好きで。20年ぐらいハロプロをおうえんしていて、モーニング娘。とかJuice=Juiceが好きなんですね。アイドルは卒業と加入があって、新メンバーがどんどんはいってくるんですけど、その顔がわからないんです。たとえば、モーニング娘。の新メンバーに天童よしみににている子がはいってきたとか、つばファクトリーーのリーダーはアホの坂田、坂田俊夫ににていると、ファンの間ではいわれているんですけど、私はそんなことはないとおもうんです。ということで、人の顔がどんな顔をしているのかを教えてもらいたいです。
そんなこんなでかんたんなリハーサルというか説明をうけて、さて本番。場所をかえてスタジオに移動今の時間は14時。14時10分から収録開始とのこと。トイレにいってからいざエレベーターで別の階へにあるスタジオへ。そのフロアには芸能人の楽屋もあった。
3、スタジオはちょっとした体育館の広さ
スタジオに入ると、そこは天井が高くてとても広い空間。ちょっとした体躯刊ぐらいの大きさ。そのフロアには20人ぐらいのスタッフがいた。
そのスタジオの奥に小さなスペースにセットがつくってあって、そこがいつものバリバラでみるセット。廣井体育館の中に
あって、そのバリバラのせっとはとても小さく。8畳ぐらいのスペースしかなかった。
その8畳のスペースに。こっち向きに、に長いベンチ椅子がハの字においてあって、上手のベンチ長椅子の上にはひとつひなだんがあって、そこには3つイスがおいてあった。
スタジオにはテレビカメラが4台あり、ひとつは、クレーンカメラで、上のほうから撮影もできるカメラだった。
スタジオは冷房がはいっていてすこし肌寒い。たしかに今日の大阪は気温21度だけども、それでも寒いね。
スタジオはいってすぐに、そこですこし待機出演者障害者がひとりひとりピンマイクをつけてもらう。上着の「下からコードをとおし、そのコードの先っぽに小さなマイクがついているのでそれをクリップで服の襟、首の下あたりにとりつける。
そして、そのコーどの反対側にはたばこ箱ぐらいの大きさのずっしりしたかたまりがあり、それは腰ののズボンのウエストのところにひっかける。。これが芸能人とかがよくつけているピンマイクなのね。
ピンマイクををつけるために順番をまっていると、芸能人がはいってきた。女性タレントが大きなこえではいってくる。よろしくお願いしまーすを連呼しながらスタジオにはいってくる。どうやらスタッフさんひとりひとりにむかってあいさつしているような大きな声。声が大きいね。その女性タレントとは鈴木ナナ。
鈴木ナナのあとしばらくして、司会者の山本シュウ。大阪のラジオで活躍しているDJ。この人も大きな声であいさつしながら『スタジオ入り。びっくりしたのが声がガラガラだということ。テレビ
でっ聞くシュウさんの声はこんなにガラガラじゃないのにね。
私のピンマイクもつけてもらい、ここからはアンジェルマンの男の子たちとわかれて、スタッフに手引されて、セットへ。ここで私の白杖はとりあげられる。
セットのベンチ椅子に、下手が司会者側の長いベンチ、上手の長いベベンチは視覚障害者、その視覚障害者の後ろのひなだんひとつ高いところに3人の知的障害者がすわる。
並びは、下手から脳性まひのタマキさん男性50歳、ゲストの鈴木ナナ29歳、進行の大橋さん女性、メイン司会者の山本シュウ54歳。上手からは、女性の視覚障害者、そして私、男性の視覚障害者、落語家で全盲の桂フクテンさん。こう見ると、私は右から2番目なのね。センターポジションをとるのはやっぱり難しいね。
D、チーフプロでゆーさー、FD、
FDがえらそうと、どんどん打ち切っていく。
4、細長い乳首の女性タレント29歳のすごさ
ももち、鈴木亜美と同時期にテレビにでてきた鈴木ナナ。私も一度ももちと共演していたテレビ番組をみたことがある程度、私の目が見えなくなってからテレビにでてきた人なので、顔はまったくイメージできない。たしかトラックの運転手の彼がいてどうのこうのっていた記憶。
その鈴木ナナがすごいね。まず声がおおきいし、テンションが高い。スタジオにはいってきてよろしくお願いしまーすと連呼したとおもえば、セットにすわると、カメラがまわるまでの15分ぐらいずっと山本シュウさんと話したり、フクテンさんとはなしてたりしてた。
とても狭い小さなスペースに11人の出演者すべてがいるので、生の声がよく聞こえて、私の位置からも鈴木ナナにはなしかけることができる距離。
山本シュウ、鈴木ななはずっと、下ネタまじりのトークをしながら場の雰囲気をやわらげていた。そこにフクテンさんもくわわって雑談。鈴木ナナちゃんはグラビア出身なので、ナイスボディですよと山本が言えば、そんなことないですよと鈴木、それに対して見え変からわからんさわってみないととフクテンさん、このエロジジヤダーと鈴木。乳首が細長いららしいのナナちゃんは、そうなんです私乳首が細長いんです。
といまいちよくわからないトーク。どうやら、鈴木ナナの定番のトークらしいね。
私も話にくわわってみる。みなさんみたいに大きな声がだせるか心配です。普通の声でしゃべったらいんですよねと聞いてみる。大丈夫大丈夫、この人は特に声がおおきいからと山本シュウさんが鈴木をさしていう。そうなんです、私耳が小さいのと、あと耳がすこし聞こえにくいので声がおおきくなっちゃんですと鈴木ナナ。
耳が聞こえづらいときいて、親近感を感じる私。Juice=Juiceの宮本佳林もつい先日まで突発性難聴のため長期休養していたので、親近感がわく。スズキナナがいとおしく感じる。
収録がはじまって、、小休止をはさみながら、2時間撮影。そこから20分ぐらい休みがあって、さらに1時間んの撮影。20分の休憩のときは山本シュウさんは楽屋にもどっていったけど、スズキナナさんはずっとスタジオや、トイレ前の廊下にいて、障害者の出演者と写真をとってあげたり、普通にお話をしていた。素人の障害者出演者に、写真とろー、写真とりましょーよと、みんなに声をかけていた。休憩ときに、万次郎さんもしっかりスズキナナに自分が芸人であることを自己紹介していた。
ハロメンとの2ショットは緊張するけど、スズキナナさんとの2ショットは緊張しなかった。私も写真をとってもらった。上に着ていたムラサキのトレーナを脱いで、黄色の研修生Tシャツで胸に点ブロ、背中に白杖とでっかくゴシック体でかいてあるTシャツになっての撮影。
私が、背中の白い杖という文字をみせると、すかさず、スズキナナは、なんて読むの?うーんシロエダ?
といきなりボケテきた。万次郎さんが、すかさず、いやいいあ、白杖ハクジョウですとつっこみ。私も白いツエと書いてハクジョウです。
知らなかったと元気に笑うスズキナナ。
2ショットは、私の右側にスズキナナ、私の右肩にスズキナナが左手をちょこんとおいて、右手には亜私の白杖をもっての撮影。私の白杖をぱっと持って撮影にのぞむ機転がすばらしいね。
休憩時間や、帰り際の老化でスズキナナにはなしかけてみた。
デスペア<ハロプロメンバーとは共演したことありますか?道重さゆみとか?
鈴木<うーん、どうだろう?AKBさんが多いかな。あそうだ矢口さんとか辻ちゃんとは出たことあります。
デスペア<矢口さん辻さん、最近テレビにでてるんですね。
鈴木<そうですよ。矢口さんはあのことがありましたけどね。
デスペア<ももちは?
鈴木<ももち一緒にでたことありますよ何度も。今ももちはいまは
デスペア<卒業しちゃいましたね。
デスペア<Juice=Juiceって知ってますか?
鈴木<うーんわからないです。だれ推しなんですか?
デスペア<宮本佳林ちゃんです。機能性発声障害とか突発性難聴になってもまた復活してきたんですよ。
鈴木<調べてみよっと。Juice=Juiceです。宮本・・。
デスペア<カリンちゃん!!
鈴木<宮本佳林ちゃんですね。わかりました!!。
デスペア<Juice=JuiceのCDもってきているので、あとでさしあげます。
鈴木<ありがとー!!
鈴木<私どんな顔だと思います?
デスペア<ねこみたいな顔かな?
鈴木<今日は髪の毛を2つ結んであたまにのせてるんです。猫の耳みたいです。すごーい。
とそんな会話をスタジオの中で、廊下で話をした私。芸能人芸能人らしくなく、気さくに素人出演者とはなしてくれる鈴木ナナ。
休憩もいれて3時間30分の収録。ずっとテンションが高くて、ずっと場をもりあげようとしていた。彼女はたぶんおばかキャラで売り出しているのだとおもうけど、収録中、山本シュウからコメントをもとめられた、元気に、ちゃんとしゃべっていた。私もそうだけど、話をふられてしゃべdると、話が長くなったり、はじめの飯田氏と最後のしめくくりの言葉がつじつまがあわなかったりしたり、守護と述語がバラバラになってしまううけど、鈴木ナナはまったくそれがなかった。話がコンパクトでちゃんと言って区rことは理路整然としていた。
そしテンションがやっぱり高いね。ももちはこういったてんしょんの高い人たちと5年缶ぐらいずっと仕事をしてたんだとおもうとももちのすごさがあらためてわかった。あととっても疲れるということもわかった。このテンションで10年とかテレビにでるのはしんどいだろうな。特に、鈴木ナナは29歳でももちよりも3つ年上で、下ネタとかもOKだけど、ももちはアイドルとしてNGトークもあったので、武器がひとつたりない状態でたたかわなければならなかったで、ももちのしんどさはさらに大きかっただろうね。スパッと芸能界をやめたももちの気持ちもわかった。
あと、鈴木ナナは私とも握手してくれた。たぶん白杖を私に反してくれたときに握手。手の甲まで服の袖がのびていて、私がそれに気づくと、さっき手をあらってきたんです。と鈴木、いいやこの袖長いですね。そうそう萌え袖です。
そうか、あれは萌え袖というのね。
アンジェルマンの男の子にも近づいていって写真をとってあげた鈴木ナナ。私と同じく、うをぐっとつかまれてびっくりしていたけど、そこも明るく対処していた鈴木なな。大丈夫でしたかと聞くと、うん髪の毛をつかまれて、腕をひっぱられただけです。大丈夫ですと明るく答えてくれた鈴木ナナ。
スズキナナにとっても、今日の障害者オールスターズとの共演はきっとほかのテレビ収録よりも記憶にのこるものだったと思う。
収録後、楽屋ににもどった鈴木さんに、Juice=JuiceのラッピングしたCDとありがとうカードを渡そうと、それを万次郎さんに託す、わかりましたとささっと障害者楽屋をでていき、ちゃんと渡してきてくれた万次郎さん。万次郎さんはほんと仕事のできるテキパキとした男だった。
鈴木ナナがJuice=Juiceの宮本佳林を好きになってくれたらな。アンジュルムの碧いユウみたいに、Juice=Juiceの鈴木ナナになってくくれたらな。
4、ハロプロをいかに伝えられたか
今回の収録の私の目的は、視覚障害のことをを知らしめることと、もうひとつ、こっちのほうが大きい目的、それはハロプロをいかに広めるということ。いかが私のがんばり。
・マイクチェックをかねて自己紹介をするシーンがあり、そこで他の出演者はただ名前を言うだけだけど、私は、ハロプロが好きなデスペアですと自己紹介。そこから山本シュウさんが、だれが好きなのとかきいてくれて、Juice=Juiceの宮も元佳林ちゃんですと答える私。
・本番はじまり、今日のゲストは鈴木ナナちゃんですと山本シュウさんが鈴木さんを紹介、みんな拍手でむかえる。私はそこですかさず、ピンマイクにむかって、ななみん!!ななみん!!と掛け声をかけてみる。今思えばズッキでもよかったかな?
・もうひとりのゲストとして、昔爆笑オンエアバトルの視界をやっていた伊藤たけひこアナウンサーもきていて、伊藤さんが紹介された時は、すかさず、タケちゃん、タケちゃんとかけ声してみた。あとトークでも、あえて言伊藤アナウンサーと言わずに、タケちゃんアナウンサーと言ってみたりしたけど、ここはカットまちがいなしだね。伊藤アナウンサーも苦笑いというかとまどっていたしね。
・あと出演者の中に岸本さんがいたので、きしもん!!きしもん!!とも掛け声をかけてみた。
・人の顔がどんな顔か知りたいの私のセリフの前に、ハロプロ、モーニング娘。、Juice=Juice、つばきファクトリーの名前尾だしてみた。
どうだろうか?2時間の収録を30分番組にするので、たぶん大幅カットだろうね。
5、タイムスケジュール
1410から1740までの収録16時20分から20分休憩。
ほんとうなら30分番組一本どりの予定だったけども、中身が長くなったので、2本どりに急きょ変更して、ではまた来週というのを2度撮影した。
撮影の合間合間に小休止があり、ちっちゃな紙コップに水をいれて、そこにちっちっちゃいヤクルトのストローみたいなのをさして、ADさんがもってきてくれる。3回ぐらいのんだ。
収録で印象的だったのは、出演者がトークしていても、フロアディレクターとよばれるひとが、いきなりそのトークにわりこんできて、そこはいいです、もっとちがったテーマでとか指示を出してきて、それがあまりにもいきなりでバッサリだったのでびっくりした。
あと司会者はすこしでもかんだり、言い間違えをしたら、すいませんといって、また何度も言い直していた。そうか私も、言い直せばよかったんだなとおもった。何度もいいなおして、長いバージョンと短いバージョンで、私がハロプロ好きなトーク部分を話せばよかった。
さて、私のトーク部分はどこまで使われるのか?たくさんつかわれてほしいな。というか、Juice=Juiceの一言
だけでもいいんだけどな。
17字40分に収録おわり、ADさんに手引されて地下鉄谷町四丁目の東改札へ。ADさんにディレクターはNHK大阪で福祉部門だけで15人いると教えてもらった。あとフロアディレクターという存在もおしえてもらった。ちなみに今日のADさん万次郎さんは10時30分にNHK大阪放送局にはいっておわるのは18時すぎかな。ADさんたちにもほんとお世話になった面倒をよく見てもらった一日だった。
帰り道、つかれたので元気をだそうと、家のちかくのサイゼリアにいくも、超だの列、外まで列がのびていてびっくり。しかたなく餃子の王将でニラレバいためとチャーハン903円を食べて家にかえる。19時40分に家について、シャワーをあびて、すぐに寝た私。
思えば、今朝は宮崎、そしてNHK大阪放送局での収録、まるで売れっ子芸能人みたいだね。
放送予定は4月15日日曜日よいこの日でおぼえてね。日曜夜7時からNHKのEテレ、昔はNHK教育テレビと言っていたチャンネルです。テレビのバリアフリーというテーマ