お笑いピン芸人ナンバーワン決定戦R-1グランプリで視覚障害者のハマダユウタロウさんが優勝した。

　おとといの火曜日の夜からフジテレビで全国生中継されたお笑い番組。お笑いピン芸人グランプリアールワングランプリ2018。

　視覚障害者の男性が優勝したことを知ったので、昨日の朝、会社に行く前にユーチューブで動画を視聴。はじめからおわりまで、とばしとばしに見た私。見るといっても聞くだけ。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。

　私の目と同じような状態の、左目全盲、右目光を感じる程度の視覚障害の若い男性ハマダユウタロウさん28歳が優勝。

　結果を知って動画をみたけど、ハラハラした。最後は圧倒的なポイント差をつけて優勝だった。視聴者からの投票でもダントツ１位だったのがうれしいね。

決勝進出者は12人で、３ブロックにわかれて、そこでの１位が決勝戦にすすむ。ハマダさんはCブロック。Aブロック、Bブロックのときは、桂ブンシや、関根つとむなど審査委員がだれに投票したかアナウンサーはまったくよみあげなかったけど、
　Cブロックになってはじめて、女性アナウンサーが、審査委員がだれに投票したかを読み上げるようになった。うれしいね。

　といっても、はじめから、読み上げてくれていればいいのにね。テレビのバリアフリーだよね。（4月15日日曜日夜7時からNHテレのバリバラでテレビのバリアフリーについて、私デスペアも視覚障害者代表として出演しますので見てね

　あと感動したのは、最後に審査委員長の桂ブンシが、ハマダさんに優勝トロフィーをわたすときに
　桂ブンシさんが、トロフィーやでトロフィーやでトロ不意x-やでと３回いって、ハマダさんにトロ不意x-を渡したシーン。

　こういった動作を説明してくれるのが視覚障害者にはたすかるね。

　一夜明けて今日ののヤフーニュースにはハマダさんのことがのっていて、あとソノハマダさんと競い合った決勝進出者のコンノブルマさんというお笑い女性芸人が見えないハマダさんに審査結果のポイントを横で逐一おしえていて、それがワイプにぬかれて、好感度がぐんとあがったとの記事もあり。どちらかというとそちのほうが、美談としてヤフーニュースのランキングにはいっていた。
　こんな風に視覚障害者がテレビにでることで、白杖や、よぼよぼ歩きの視覚障害者が世間の目にふれて、より視覚障害者が行きやすい世の中になるねｍ。ワンダフルワールどだね。

　私もまけてられないな。

　昨日の夕方大阪地方裁判所から同行援護裁判の仮の義務付けの救済の申し立てについて却下の決定の電話連絡があって、残念だったが、ハマダさんにまけてらんないな、Juice=Juiceのネバーネバーサレンダーが頭の中で鳴り響いて、やるきがみなぎってきた。即時抗告しなきゃ。