獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

名門大洋フェリーで大阪南港から新門司港へ視覚障害者一人フェリー夜旅をしている。

2018-12-08 23:23:05 | 網膜色素変性症と私
ファーストS

 今日は第2土曜日で点字ブロックルートボランティア活動日。しかも12月3日から9日までの1週間は障碍者習慣ということで、ボランティアさんと一緒に朝から駅前で啓発ティッシュくばり。ありがとうカードをさしこんだティッシュくばり。

 800個のティッシュが30分ほどですべて手渡し官僚。冬だから鼻水でるし、ティッシュの需要あるのね。

 午後からも大阪国際空港の点字ブロックルート調査、通路の舗装改良工事がおわって点字ブロックがすっきり敷設されていて、よりわかりやすい点字ブロックルートになっていた。あとエレベーターも改修工事しているようで、どんどん便利になっていくね。

 そして夕方からは、大阪メトロニュートラムのふぇりーたーみなる駅へ。四つ橋線で住之江公園までいって、そこからニュートラムにのりかえてふぇりーたーみなる駅。自宅から1時間30分で無事到着できた。

 そのフェリーのりばから、名門大洋へりーで、視覚障害者ひとり旅。フェリーターミナルの乗船手続きの建物に、到着したら、スタッフがまちかまえてくれていた。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。事前に予約するときに、視覚障害者一人でフェリー船旅をしますので、船内を手引きしてくださいと伝えてあった。

 スタッフの連絡体制がよくて、自動ドアの前で声をかけてくれた。府フェリーのりばまでガイドヘルパーさんに手引きしてもらって、やってきたけど、一人できても大丈夫そうだった。

 そこから、乗船手続きをして、おお金を払って、障碍者手帳をみせて、チケットをもらって手続き完了。19時50分に大阪南港を出港する名門大洋フェリー。行き先は新門司港。障碍者ひとりでもフェリー乗車料金は半額になって、ファーストStという個室の客席で5560円。やすいね。

 視覚障害者フェリー一人旅。目的地は山口県の周南市の周南ライジングホールというライブハウス。宮本佳林をエースとするJuice=Juiceの秋ツアーの千秋楽が明日12月9日日曜日にある。開演は13時30分と16時30分。明日の日曜日に大阪から山口へ新幹線でいけば、2時間もかからないのだけども、前日の夜からフェリーで視覚障害者ひとり旅。大阪南港から、北休止の新門司港にいき、そこから無料ばすで小倉へ。こくらえきから下関へ、そして徳山駅へ。到着予定は明日の12時ごろ。16時間の長旅。新幹線だと2時間程度でいkるのにわざわざこの時間をかけての長旅。

 理由は、Juice=Juiceのライブにいきたいということ、そしていかに安くいけるかということ、そして視覚障害者でも一人でフェリー旅をできるということ。この目的のために長時間フェリー旅。

 18時50分に乗船手続きをおえて、そこから建物の外のシャトルバスでフェリーのいるところへ。5分もかからず到着。バスからおりて、階段を3階分ぐらいあがる。仮説の階段。タラップみたいなものかな。ここもガイドヘルパーさんと一緒にあがったけども、スタッフが手引きしてくれそう。

 階段のぼって、いよいよ船内へ。船の仲だけど自動ドアを入る。すると船内のスタッフが私を待ち構えてくれて、船内をガイドしてくれた。19時10分から出向の19時50分ほどまで、40分つきっきりでガイドしてくれた。

 総合案内兼売店、エレベーター、食堂、階段、客室、トイレ、シャワールーム。そして客室内のレイアウトをしっかりおしえてくれた。ありがたい。すばらしいバリアフリー対応。
 そして、おどろいたことに、船内の通路という通路に手すりがあって、そしてなんとその手すりにすべて点字がうってあった客室101から1014までとか、むこうがわに固執客席があるとか、紳士用トイレとか、男性用シャワーとか手すりのところに点字がふってあった。これにはびっくり。点字案内板もところどころにあって、船内の全体構造も把握できるね。ハードのバリアフリーも、ソフトのバリアフリーもすばらしいね名門大洋フェリー。株をかいたいぐらい。

デスペア的視覚視覚障害者フェリー一人旅のポイント

1、でっかりフェリー

高速道路や瀬戸大橋など車でも日本全国どこへだって、いけるこの時代。なぜ、わざわざフェリーなんかで一晩もかけて移動するのか理解できなかったけど、フェリーっていうのは本来の目的は。大きな船で車をのせるのが目的なのね。その車の運転手もあわせておくりとどけてあげようというもの。そもそも車をはこぶぶ船なのでとても大きい。
 私が乗った名門大洋フェリーも、8階フロアまであって、客席は6階と7階だけ。5階から下はどうやら車がはいっているよう。


運転手が、車を運転しなくても、目的地に到着できて、そこからまた車を運転できるというメリットがあるのね。大切な睡眠時間を確保することができるのね。家族旅行で車をつかう人もフェリーをつかって、車ごと目的地に移動して、そこで車旅行をするみたい。いいい仕組みだね。

 それを一人旅でもつかってみる私。おもったより快適だった。

 私がフェリーで旅をしたのは、まだ鳴門大橋も、瀬戸大橋もかかってなくて、四国から、大阪へはフェリーを必ずつかわないといけない30寝に錠前。四国から大阪にオレンジフェリーで行った思い出。その時はざこねで、お風呂なんかはいらなかったけど。となりには見知らぬおっさんが、ちくわをかじりながらビールをのんでいた。あまりいい印象はなかった。

 だけど最近のフェリーはちがうね。なんと個室もある。ざこねももちろんあるけども、寝台特急みたいに2段別途の半個室みたいな客席もある。

 私は、視覚障害者で、雑魚寝は人に迷惑をかけるし、盗難のおそれもあるので、個室。半個室もちょっと抵抗があたので、ファーストS(ふぁーすとしんぐる)という個室。ファーストS個室には洗面台はるけども、トイレがないので、スタッフが視覚障害者はトイレがとおいとこまるでしょうということで、特別にファーストAという部屋があいていたのでそこに変更してもらった。変更料金なしで変更してもらった。
 ファーストSはシングル用だけど、ファーストAは3人用。ベッドも3つあって、洗面台とトイレがちゃんとあった。ないのはお風呂だけという快適な部屋。

2、ファーストS一人用個室とファーストA3人用部屋の設備

 まずびっくりしたのが、どちらにも洗面台があって、使い捨て歯ブラシ歯磨き粉、タオル、ハンドソープがあること。てっきり歯ブラシはないとおもっていたので、来る前にダイソーでトラベル歯磨きセットを買ってきた私。そしてタオルもペラペラだけど、ナイロン袋にはいったきれいなタオルが一人1枚ある。3人部屋だと3枚もある。

 てっきり、フェリーににおける水っていうのは大切なものだから、個室からは水道をひねっても飲み水はでないとおもっていたら。洗面台の蛇口をひねれば、ちゃんと水がいきおいよくでた。もちろんお湯もでる。部屋には電気ポットもあるので、それでお湯をわかせて、買っておいたカップ麺を食べる。なおカップ麺は総合案内兼売店でも売っている。

 そしてどちらのタイプの個室に共通なこととして、机といすがあって、パソコン作業もスムーズにできる。そしてデスクにはちゃんとコンセントが1つあって、十bン充電できる。あと、私は見ないけども液晶テレビもちゃんとある。

 あと、寝間着もあった。ただ寝間着浴衣はボタンがなくて、こしひもでぐるっとまいてしばる漢字。ボタンがあったほうがいいな。

 あとそうそう、電気ポットがるといことで、湯飲みと粉茶もあった。残念ながら、コーヒーとかはなし。

 あと、室内用すりパもあって、ずっと靴をはいておかなくていいのがうれしいね。

 シングルSにはなくてシングrうAの3人部屋にあるのが、トイレ。こちらはなんとウォシュレットつき。視覚障害者は大便をしたあとのトイレットペーパーでのふきのこりがどうしても気になるのでウォシュレットがあるのがうれしいね。なお、シングルSだと、外に共同のトイレがあって、そこにもちゃんとウォシュレットがある。これはうれしい。

 シングルSとシングrうAともに、客室にはシャワーがない。シャワー、浴室があるのは、最上級のデラックス?だけのよう。

 共同のシャワーもきれいで、もちろんお湯もでて、中から鍵がかけれて、中には鍵や財布をおいておける田奈もある。ボディーソープ、シャンプー、トリートメントが3つ並んでいて、この順番はどのシャワーループも同じとのこと。左から、ボディーソープ、シャンプー、トリートメント。盗難防止のため、この3つのボトルはひとつにつながっていて、3つの位地をかえることはできない。私は自宅では、左ボディソープ、右シャンプーとしているのdえ、シャンプーとトリートメントの位地をかえたかったけどそれはできなかった。

 ゴミ箱もティッシュも両方のタイプの部屋にあった。
 シングルAの3に尿は、ひとつは普通のベッドで、もうひとつは2段ベッドだった。2段ベッドにははしごもついていてのぼりおりしやすいね。私も30念わかかったら、一人でmお2段ベッドの上で寝ただろうけども、そんなことはもうしない中年。

3、ネット環境

 船の上だからねっとはつあんがらないかなとおもったら、23時過ぎても、携帯電話はつながるし、ドコモノアイホンも4本中1本だけどもちゃんとネット接続できている。昨日の矢島舞美のラジオをタイムフリーできいたら全部聞けた。今まさにMBSヤングタウンどようびではみやもとかりんが4年ぶりに登場しているけども、それも聞けるだろうけども、ちょとtこわくて聞けない私。なんかさんまさんからだめだしされたようで、4年ぶりの出演だけど時間をもどしたい?というような番組宣伝が昨日ツイッターでつぶやかれていた。気になるね。

 あとWi-Fiも船内はつながるけども、これは30分が限度で3回までとの制限があるよう。まぁでも、ネット環境はまぁまぁいいね。ただ24時すぎたらどうだろう?

4、船内レイアウト備忘録

大阪南港から乗船する乗船位置と、新門司港で下船するる出口はちがうよう。大阪南国から乗船すると、はいってて正面12時方向20メートルほど先に、エレベーターがある。

 乗船口はいって、すぐ左手が、総合案内カウンターがあって、そこは売店もかねているよう。

 エレベータの左側奥には、食堂があって、夕食バイキンだった。結構ひろくてゆっくりできそうなレストランだった。明日の朝朝食バイキング800円をたべてみよっと。

 乗船口自動ドアから、エレベーターの間はエントランスロビーみたいになっていて、右側には丸井大きなソファー椅子が6つぐらいあって、テレビもみれる。新門司港に到着したら、ここに乗客があつまって、いまかいまかと下船をまつんだろうな。

 右にこのソファースペースがあって左は、のぼり階段がある。階段をのぼると7階のエレベーター前にでる。
 あそうそう、言い忘れていたけど、乗船口は6階であって、客室は6階と7階にある。

  シングルSの1A108という客室は、エレベーターで7階にあがって、そこからエレベーターをでて、まっすぐ10メートルほどすすみ、横に通る通路を左へ。10メートルほどあるくと壁にぶつかるので、そこを右へ。そこからが客室スペース。ここまで、左の手すりにそっていけばよい。ただ途中、左にのびる通路があるので、そこは手すりが左にのびているので、そこはぴょんとむこうにとばないといけない。
 客室スペースの床はじゅうたんで、それまでの絵レーターからの通路はつるつる床。この違いでも自分が今どこにいるのかわかるね。

 客席スペースにはいって、つまりは壁にぶちあたって、右をむいて、じゅうたん通路にはいる。観音開きの大きな鉄のドアがあけっぱなしになているので、そこを入る。

 ここから通路がまっすぐのびていて、20メートルほどじゅうたん通路をまっすぐいくと、右手にファーストsの部屋があつまった、スペースに入るドアがある。このドアはあけっぱなしになっている。

 そこのドアあけっぱなしスペースは客室101から1014の部屋があつまったスペース。はいって、すぐ右が101で、左が108。予約したときに、視覚しょぐ愛車だということを伝えて置いたら、通路角の部屋を用意してくれたありがたいね。

 そして、トイレとシャワーはというと、

 つるつる床から右の観音ドアをはいってじゅうたん通路にはいって、3メートルほど歩いて、右手が、トイレシャワースペース通路。。そのスペース津呂にはいっていって、右手が男子トイレ。さらに通路をまっすぐいくと、右手に男性用シャワールームが6つぐらいある。この通路の左側は女性シャワールームなので、まちがったら大変。向かい合って、男性と女性シャワールームがあるのね。

 このように、船内は通路があって、っそこからさらに通路が規則的にのびている構造。わかりやすいといえばわかりやすいけど、通路からのびる通路がたくさんあるので、大変。そこで役に夏のが展示。手すりに必ずうってある点字。

 横通路があって、その通路から、串の歯のように、舌にたくさん小さな通路がのびている。ぶらさがっている。そのぶらさがっている通路がたくさんあって、このぶらさがっている通路はどこのスペースにつながているのかわからないけども。必ず手すりが横通路にあって、そこに点字がうってある。これはありがたい。点字を勉強しておいてよかった。
 ただ、私は最近あまり点字にふれていないので、キャクセキという点字を、ガクセキと読み間違えしてしまったりして、継続的に点字にふれておかないとなと思った。

 船内のイメージづくりには、名門大洋フェリーがパンフレットをつくっていて、そこにフロア案内図がこまかかくのっていのでそれを見てもいいかも。ただおそのぱんふれっと には客室番号がうってないので、それがあったらもっと便利だね。

 さてもう23時をまわって、雑魚寝や半個室の部屋は消灯時間で、音はたてないようにと先ほど22時をまわったら船内アナウンスがあった。個室はそれをきにしなくていいのがいいね。ちゃんとエアコンもきいていて、温度設定もできるし。快適。あとはできれば加湿器と冷蔵庫があればいうことないね。あと共同でもいいのでコインランドリー乾燥機があればもうホテル並みだね。

 さて、明日は朝早く起きて、シャワーをあびて朝食バイキングをたべよう。FSKと写真とれるかな?

ps
あそうそう、フェリーなので、夜中もエンジン音かなにかがずーとウーーといったり、カタカタと風の音がきこえるけども、それさえ気にしなければ快適だね
あと小刻みな振動もあるね。それが気になる人はやかもしれないけど。耳栓かイヤホンで音楽をききながらだと問題ないかもね。


ps
このブログを23時30分に船内の私の客室から、スマホのネット接続デザリングでアップできた。この時間でもネットはスマホだと問題ないようだね。楽天モバイルの電波も、ドコモアイホンの電波も強くはないけどちゃんとつながっているのね。ネット環境も大丈夫だね。

 
 
コメント
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