こどもの合格発表の連絡を職場で待つ父親のよう
2015年10月にガイドヘルパーさんに手引きされてJuice=Juiceの初海外ライブ台湾に行き、2015年に不服審査請求をおこして、2016年12月24日に同行援護裁判をおこした私デスペア。網膜色素変性症な私。ほぼ全盲な視覚障碍者。
視覚障碍者でもガイドヘルパーさんと旅行に行きたい。でも、月50時間の同行援護サービスだけではたりないので、追加支給をしてください。そういう裁判を起こした私。
裁判をおこしてから2年、Juice=Juiceの初海外ライブから3年たって、ようやく今日大阪地方裁判所1007号法廷で、判決が出た。
今日の大阪地方裁判所は、寝屋川の中学生男女殺害の殺人事件の判決もあり、にゅーすでもとりあげられていた。また、東京の最高裁判所では、参議院選挙の1票の格差について、合憲との判断がくだった。
そんな今日、大阪地方裁判所では15時から、同行援護裁判の判決言い渡し。
前回の口頭弁論で、裁判長は、判決言い渡しを聞きにきても、すぐにおわって、みなさんがっかりされますので、来てもらわなくても結構ですとのこと。そのアドバイスにしたがって、今日は、判決は聞きにいかなかった私。
だけども、私と一緒に点字ブロックルート調査をしてくれているボランティア仲間の人々が、たった数分間の判決言い渡しのために、裁判所にいってくれた。35隻の傍聴席のうち、なんと24隻もうまっていたとのこと。
そんなにたくさんの人が興味をもってくれたのに感謝。こんなにたくさんの人たちがきてくれるのなら、のこり少ない有給休暇を使って、裁判所に行けばよかったな。
15時すぎる。私の携帯には何の連絡もない。まだかまだか。まるで、こどもの大学受験の合格発表を職場で待つ父親のような気持ち。
15時17分。やっと、膨張してくれた人からメールが届く。判決速報というメールタイトル。
1次裁判 敗訴。2次裁判 却下。
第1次裁判とは、旅行の自由と同行援護の裁判。第2次裁判は、裁判を受ける権利と同行援護の裁判。
第2次裁判は、全治主義の不服審査請求を経ていないので、却下。これは予想していたこと。
第1次裁判が勝訴か敗訴かが一番のポイント。
結果は残念ながら、敗訴。私の請求は棄却された。
残念。
私の主張は、ななにも青天井で同行援護の支給量を増やしてくれというのではなく、月50時間ではなく、それの繰り越し利用をみとめてくれというもの。月50時間ではなく、年600時間の大枠で利用させてくれというもの。
その主張も認められず。
ただ、裁判長は、ただ単に、判決の主文を読み上げておわるだけでなく、そのあと、傍聴席の人の多さにびっくりしてか、判決の理由の要旨をコメントしたとのこと。そのコメントが視覚障碍者の立場にたったものであればいいな。
判決文が届くのは、数日後、紙だけでなく、CDでテキストデータとしても判決文がおくられてくる。
その判決分をじっくり読んで、控訴期間の2週間じっくり考えよう。。控訴するかどうかは、年明けの3が日に決めよう。
ということで、今まで、アドバイス、ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちをどう伝えればいいか、それはやっぱり私の今後のパフォーマンスで伝えていきたいと思います。
これからも、ステージでパフォーマンスをしていきたいとおもいますので、どうぞ注目してくださいね。
ps
私の好きな曲、Juice=JuiceのNEVER NEVER SURRENDERという曲の歌詞に
「やつらに何がわかるってんだ」
「信じたことだけ忘れるな」
「人は不自由にふれて強くなるんだ」
という歌詞があります。
私にとって、やつらとはだれなのか、信じたこととは何か、を考えて、
数日後届く判決分が私を強くしてくれることを信じて、寝よう。
Juice=Juice - Never Never Surrender
2015年10月にガイドヘルパーさんに手引きされてJuice=Juiceの初海外ライブ台湾に行き、2015年に不服審査請求をおこして、2016年12月24日に同行援護裁判をおこした私デスペア。網膜色素変性症な私。ほぼ全盲な視覚障碍者。
視覚障碍者でもガイドヘルパーさんと旅行に行きたい。でも、月50時間の同行援護サービスだけではたりないので、追加支給をしてください。そういう裁判を起こした私。
裁判をおこしてから2年、Juice=Juiceの初海外ライブから3年たって、ようやく今日大阪地方裁判所1007号法廷で、判決が出た。
今日の大阪地方裁判所は、寝屋川の中学生男女殺害の殺人事件の判決もあり、にゅーすでもとりあげられていた。また、東京の最高裁判所では、参議院選挙の1票の格差について、合憲との判断がくだった。
そんな今日、大阪地方裁判所では15時から、同行援護裁判の判決言い渡し。
前回の口頭弁論で、裁判長は、判決言い渡しを聞きにきても、すぐにおわって、みなさんがっかりされますので、来てもらわなくても結構ですとのこと。そのアドバイスにしたがって、今日は、判決は聞きにいかなかった私。
だけども、私と一緒に点字ブロックルート調査をしてくれているボランティア仲間の人々が、たった数分間の判決言い渡しのために、裁判所にいってくれた。35隻の傍聴席のうち、なんと24隻もうまっていたとのこと。
そんなにたくさんの人が興味をもってくれたのに感謝。こんなにたくさんの人たちがきてくれるのなら、のこり少ない有給休暇を使って、裁判所に行けばよかったな。
15時すぎる。私の携帯には何の連絡もない。まだかまだか。まるで、こどもの大学受験の合格発表を職場で待つ父親のような気持ち。
15時17分。やっと、膨張してくれた人からメールが届く。判決速報というメールタイトル。
1次裁判 敗訴。2次裁判 却下。
第1次裁判とは、旅行の自由と同行援護の裁判。第2次裁判は、裁判を受ける権利と同行援護の裁判。
第2次裁判は、全治主義の不服審査請求を経ていないので、却下。これは予想していたこと。
第1次裁判が勝訴か敗訴かが一番のポイント。
結果は残念ながら、敗訴。私の請求は棄却された。
残念。
私の主張は、ななにも青天井で同行援護の支給量を増やしてくれというのではなく、月50時間ではなく、それの繰り越し利用をみとめてくれというもの。月50時間ではなく、年600時間の大枠で利用させてくれというもの。
その主張も認められず。
ただ、裁判長は、ただ単に、判決の主文を読み上げておわるだけでなく、そのあと、傍聴席の人の多さにびっくりしてか、判決の理由の要旨をコメントしたとのこと。そのコメントが視覚障碍者の立場にたったものであればいいな。
判決文が届くのは、数日後、紙だけでなく、CDでテキストデータとしても判決文がおくられてくる。
その判決分をじっくり読んで、控訴期間の2週間じっくり考えよう。。控訴するかどうかは、年明けの3が日に決めよう。
ということで、今まで、アドバイス、ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちをどう伝えればいいか、それはやっぱり私の今後のパフォーマンスで伝えていきたいと思います。
これからも、ステージでパフォーマンスをしていきたいとおもいますので、どうぞ注目してくださいね。
ps
私の好きな曲、Juice=JuiceのNEVER NEVER SURRENDERという曲の歌詞に
「やつらに何がわかるってんだ」
「信じたことだけ忘れるな」
「人は不自由にふれて強くなるんだ」
という歌詞があります。
私にとって、やつらとはだれなのか、信じたこととは何か、を考えて、
数日後届く判決分が私を強くしてくれることを信じて、寝よう。
Juice=Juice - Never Never Surrender