無から有をつくりだす
もうすぐこのブログを書き始めて15年。その前のHPもいれるともう20年ほど毎日ブログを書いている私。20年前はまだ視力は1.2ほどあったけど、いまではもうすっかり見えなくなった私の目。徐々に視力低下と視野狭窄が進行していっていまではほぼ全盲。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。
そんな私でも、昔と変わらず、こうやって文章をかけるのはほんとうれしいね。それも、パソコンとパソコン画面読み上げソフトのおかげ。ありがたい。
そんな毎日ブログ文章を書いている私。文章を書くとテンションがあがることがある。それは裁判所に提出する訴状や準備書面を書いているとき。視覚障害者の移動支援福祉サービスの同行援護の支給時間のくりこしをみとめないのはおかしい。人の外出ってのは月によって大きく変動する。月上限で支給量オ設定するのではなくて、年単位で支給してよ。
その裁判のための書類を書いているとき、ものすごくテンションがあがる私。自分の文章によったり、自分の書いた文章に感動したりもする。おもしろいね。
だけど、そんな文章を書く私だけど、小説は書いたことはないし、各期もおきない。世の中に対する不平不満や、世の中に伝えたいことがあるのなら、小説という架空の物語をわざわざ作り出しすのは迂遠。それよりも、長文の訴状を書けばいい。
でも逆に言うと、何もない無から、いろいろな感情を持った登場人物をつくりだして、小説を書くってことは、すごいこと。私にはそれができない。
その私のできない小説を書くということにチャレンジした人がいる。Juice=Juiceのエース、ハロプロの至宝、宮本佳林(21歳)。
おうち時間が長くて、お部屋を片付けていたら、でてきた黒歴史。佳林が言う黒歴史とは、佳林が書いたオリジナル小説。の小説の第1話が、昨日、佳林のインスタでアップされた。
残念ながら、朗読ではなく、BGMと画像だけなので、私はその小説を読むことができない。
そこで、お世話になっている発達障害のヘルパーさんに、今度なんて書いてあるか読んでねとメールする。すると、今日、佳林の小説第1話を書き起こしたメールが届いた。発達障害という障害は、あることに集中したらまわりの声が聞こえなくなる。でも逆にいったん集中すると、文字の書き起こしなどは朝飯前のよう。うれしいな。
ということで、著作権の問題もあるけども、あくまで佳林の大小説のほんの出だしの部分なので、ゆるされるだろう。実に、風景描写がうまいね。ライトノベル作家になれるんじゃないかな佳林は。
@ここから 2020年5月26日 宮本佳林インスタより
一話
全ての始まり
20XX年8月
体育館の空気が
歪んで見えるほど暑い夏。
「お疲れ~」
いつも通り部活が終わり
ぱっぱと体育館を出ていく
3年生を見送った陽(はる)は
ーなんで今年、
バスケ部の一年俺だけなんだよ。
と心の中で
ぶつくさ文句を言いながら
面倒な掃除と
ボールの確認を済ませ
体育館の鍵を閉めた。
時計の針は18:30を指していた。
ー早く帰ろう。
靴紐のゆるいスニーカーを
雑に履いた陽は帰路を急いだ。
とにかく早く帰りたい陽は
突っ切るなと言われている
駐車場を突っ切り
商店街の店と店の間を
すり抜けようと狭い道に入った。
揚げ物屋の排気が重ったるい。
一気に
駆け抜けようと思ったその時
「東雲 陽(しののめ はる)」
背後から商店街には
まるで馴染まない
無機質で冷たい男の声がした。
フルネームで名前だけを
言う大人なんて早々居ない。
しかもこんな狭い路地で。
陽は振り向くか
男の声を無視して
ここを
駆け抜けてしまうか迷った。
とにかく早く帰りたいのだ。
ー無視しよう。
狭い路地を駆け抜けようと
踏み出したその時、
体から力が抜けた。
陽が気付いた時にはもう
地面に
後頭部をぶつける直前だった。
ーゴンッ
強く後頭部をぶつけた陽は
すぐに気を失った。
最後に彼の眼に映っていたのは
8月の青い空と入道雲、
そして自分に
覆いかぶさった少年の
黒いパーカーの胸元と
首輪だけだった。
@ここまで
すごいね。あんな小さかった佳林がこんなしっかりとした小説をかけるようになるのね。最後に出てきた首輪というのが実にうまい伏線。このあとどうなるのかとても気になる。果たしてこの首輪パーカー少年は悪いやつなのか、それとも、三三方なのか。気になる。新聞小説みたいに次がきになるね。
私の予想では、この首輪少年は、きっとこの主人公のバスケ部少年が昔飼っていた犬のうまれかわりだとおもう。
続きが読みたい方は、ぜひ宮本佳林インスタをフォローしてコメントで続きが読みたいとコメントしてね。
私も佳林に触発されて、勝手に佳林のこの第1話の続きをかいてみようかな?
もうすぐこのブログを書き始めて15年。その前のHPもいれるともう20年ほど毎日ブログを書いている私。20年前はまだ視力は1.2ほどあったけど、いまではもうすっかり見えなくなった私の目。徐々に視力低下と視野狭窄が進行していっていまではほぼ全盲。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。
そんな私でも、昔と変わらず、こうやって文章をかけるのはほんとうれしいね。それも、パソコンとパソコン画面読み上げソフトのおかげ。ありがたい。
そんな毎日ブログ文章を書いている私。文章を書くとテンションがあがることがある。それは裁判所に提出する訴状や準備書面を書いているとき。視覚障害者の移動支援福祉サービスの同行援護の支給時間のくりこしをみとめないのはおかしい。人の外出ってのは月によって大きく変動する。月上限で支給量オ設定するのではなくて、年単位で支給してよ。
その裁判のための書類を書いているとき、ものすごくテンションがあがる私。自分の文章によったり、自分の書いた文章に感動したりもする。おもしろいね。
だけど、そんな文章を書く私だけど、小説は書いたことはないし、各期もおきない。世の中に対する不平不満や、世の中に伝えたいことがあるのなら、小説という架空の物語をわざわざ作り出しすのは迂遠。それよりも、長文の訴状を書けばいい。
でも逆に言うと、何もない無から、いろいろな感情を持った登場人物をつくりだして、小説を書くってことは、すごいこと。私にはそれができない。
その私のできない小説を書くということにチャレンジした人がいる。Juice=Juiceのエース、ハロプロの至宝、宮本佳林(21歳)。
おうち時間が長くて、お部屋を片付けていたら、でてきた黒歴史。佳林が言う黒歴史とは、佳林が書いたオリジナル小説。の小説の第1話が、昨日、佳林のインスタでアップされた。
残念ながら、朗読ではなく、BGMと画像だけなので、私はその小説を読むことができない。
そこで、お世話になっている発達障害のヘルパーさんに、今度なんて書いてあるか読んでねとメールする。すると、今日、佳林の小説第1話を書き起こしたメールが届いた。発達障害という障害は、あることに集中したらまわりの声が聞こえなくなる。でも逆にいったん集中すると、文字の書き起こしなどは朝飯前のよう。うれしいな。
ということで、著作権の問題もあるけども、あくまで佳林の大小説のほんの出だしの部分なので、ゆるされるだろう。実に、風景描写がうまいね。ライトノベル作家になれるんじゃないかな佳林は。
@ここから 2020年5月26日 宮本佳林インスタより
一話
全ての始まり
20XX年8月
体育館の空気が
歪んで見えるほど暑い夏。
「お疲れ~」
いつも通り部活が終わり
ぱっぱと体育館を出ていく
3年生を見送った陽(はる)は
ーなんで今年、
バスケ部の一年俺だけなんだよ。
と心の中で
ぶつくさ文句を言いながら
面倒な掃除と
ボールの確認を済ませ
体育館の鍵を閉めた。
時計の針は18:30を指していた。
ー早く帰ろう。
靴紐のゆるいスニーカーを
雑に履いた陽は帰路を急いだ。
とにかく早く帰りたい陽は
突っ切るなと言われている
駐車場を突っ切り
商店街の店と店の間を
すり抜けようと狭い道に入った。
揚げ物屋の排気が重ったるい。
一気に
駆け抜けようと思ったその時
「東雲 陽(しののめ はる)」
背後から商店街には
まるで馴染まない
無機質で冷たい男の声がした。
フルネームで名前だけを
言う大人なんて早々居ない。
しかもこんな狭い路地で。
陽は振り向くか
男の声を無視して
ここを
駆け抜けてしまうか迷った。
とにかく早く帰りたいのだ。
ー無視しよう。
狭い路地を駆け抜けようと
踏み出したその時、
体から力が抜けた。
陽が気付いた時にはもう
地面に
後頭部をぶつける直前だった。
ーゴンッ
強く後頭部をぶつけた陽は
すぐに気を失った。
最後に彼の眼に映っていたのは
8月の青い空と入道雲、
そして自分に
覆いかぶさった少年の
黒いパーカーの胸元と
首輪だけだった。
@ここまで
すごいね。あんな小さかった佳林がこんなしっかりとした小説をかけるようになるのね。最後に出てきた首輪というのが実にうまい伏線。このあとどうなるのかとても気になる。果たしてこの首輪パーカー少年は悪いやつなのか、それとも、三三方なのか。気になる。新聞小説みたいに次がきになるね。
私の予想では、この首輪少年は、きっとこの主人公のバスケ部少年が昔飼っていた犬のうまれかわりだとおもう。
続きが読みたい方は、ぜひ宮本佳林インスタをフォローしてコメントで続きが読みたいとコメントしてね。
私も佳林に触発されて、勝手に佳林のこの第1話の続きをかいてみようかな?