秘密にしたいこと
体が動かず、自分で排泄ができない寝たきりの障害者は、ヘルパーに排泄介助、いわゆるしもの世話をしてもらわないといけない。基本、同性解除
女性なら女性ヘルパーに介助してもらう、男性なら男性ヘルパーに介助。それが原則。
でも、ヘルパー不足でそれができないこともある。施設などでもそうらしい。女性の霜の世話を男性がやることもあると聞く。そこにはだれに世話をしてもらうかの選択権、自由はない。自分の秘密にしたい部分をさらけださないといけないくやしさ。これを人権侵害といわずなんといおうか。
今日は、大阪地裁202号大法廷で、障碍者代筆投票裁判の控訴審本人意見陳述があったよう。私の知り合いの人が膨張して、それをレポしてくれた。ありがたい。
私は、視覚障碍者として、同行援護裁判を現在進行形。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
この障碍者代筆投票裁判は、脳性麻痺の車いすユーザー、きちんと文字がかけない、手がふるえて書けない人の裁判。
以前は、ヘルパーと一緒に、投票所にいって、投票できたけど、今はできない。以前は、ヘルパーと一緒に投票所にはいって、ヘルパーに代筆してもらって、投票できたけど、何年か前から、それができなくなる。本人以外の立ち入りは禁止、代筆はそこの選挙管理委員会の職員がやりますとのこと。
ヘルパーには知られてもいいけど、職員には知られたくないよね。その気持ちわかる。選択する権利、選択の自由。しもの介助と同じ。だれにしてもらうかそれを選べるのが人権。
いやいや、それぐらいがまんしなよ、だって、投票できるんだよ。人の助けかりてるんだから、そんな自分のわがままばかりいっちゃだめだよ。
これを中年男性障害者にいうのならそうかなとおもうけど、若い女性障害者に対して、男性ヘルパーにしもの世話をされている若い女性障害者に対しても同じことを言えるかな?
ヘルパーは障害者が選べる、今は契約なので、障碍者にもヘルパーを選んで契約する権利がある。それがつい20年ぐらい前はなかった。
気の合う人、そして長くヘルパーをしてくれているとこちらの気持ちもわかってくれる。そんなヘルパーさんだからこそだれに投票するかおしえてもよい。私の秘密を教えてもよい。それは自然な気持ち。
でも、見ず知らずの職員にはいやだね、というか小さな田舎のまちなら、その職員は知り合いってこともたたあるもんね。それはやだね。
認めてあげたらいいのにね。国は、ヘルパーによる代筆投票はみとめていない、それはヘルパーが本人の意思を無視して勝手に記入し投票するおそれがあるからとのことらしい。
これは障碍者へのアンコンシャスバイアス、無意識の偏見。障害者はだれしも、無能力で、意思表示ができなくて、ヘルパーに指示などだせない、ヘルパーが障害者のかわりになんでもしてあげている、それがヘルパーと障害者。
たしかに、そういう障害者もいるかもしれないけども、それが障害者のすべてではない、私のように、一人で、裁判をおこせる人もいれば、この代筆裁判のように、車いすで東京までいって、いろんな議員にロビー活動をするような障害者もいる。
ぜひ、代筆投票裁判も高等裁判所では逆転勝訴をかちとってほしいな。判決は8月30日月曜日とのこと。
みなさんも、ぜひ注目してね。障害者であるがゆえに選べない自由ってのがある。あたりまえがあたりまえでない。実に悲しい。
「障害者代筆投票訴訟」を支える会さん (@ra_senkyo) / Twitterはこちら
体が動かず、自分で排泄ができない寝たきりの障害者は、ヘルパーに排泄介助、いわゆるしもの世話をしてもらわないといけない。基本、同性解除
女性なら女性ヘルパーに介助してもらう、男性なら男性ヘルパーに介助。それが原則。
でも、ヘルパー不足でそれができないこともある。施設などでもそうらしい。女性の霜の世話を男性がやることもあると聞く。そこにはだれに世話をしてもらうかの選択権、自由はない。自分の秘密にしたい部分をさらけださないといけないくやしさ。これを人権侵害といわずなんといおうか。
今日は、大阪地裁202号大法廷で、障碍者代筆投票裁判の控訴審本人意見陳述があったよう。私の知り合いの人が膨張して、それをレポしてくれた。ありがたい。
私は、視覚障碍者として、同行援護裁判を現在進行形。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
この障碍者代筆投票裁判は、脳性麻痺の車いすユーザー、きちんと文字がかけない、手がふるえて書けない人の裁判。
以前は、ヘルパーと一緒に、投票所にいって、投票できたけど、今はできない。以前は、ヘルパーと一緒に投票所にはいって、ヘルパーに代筆してもらって、投票できたけど、何年か前から、それができなくなる。本人以外の立ち入りは禁止、代筆はそこの選挙管理委員会の職員がやりますとのこと。
ヘルパーには知られてもいいけど、職員には知られたくないよね。その気持ちわかる。選択する権利、選択の自由。しもの介助と同じ。だれにしてもらうかそれを選べるのが人権。
いやいや、それぐらいがまんしなよ、だって、投票できるんだよ。人の助けかりてるんだから、そんな自分のわがままばかりいっちゃだめだよ。
これを中年男性障害者にいうのならそうかなとおもうけど、若い女性障害者に対して、男性ヘルパーにしもの世話をされている若い女性障害者に対しても同じことを言えるかな?
ヘルパーは障害者が選べる、今は契約なので、障碍者にもヘルパーを選んで契約する権利がある。それがつい20年ぐらい前はなかった。
気の合う人、そして長くヘルパーをしてくれているとこちらの気持ちもわかってくれる。そんなヘルパーさんだからこそだれに投票するかおしえてもよい。私の秘密を教えてもよい。それは自然な気持ち。
でも、見ず知らずの職員にはいやだね、というか小さな田舎のまちなら、その職員は知り合いってこともたたあるもんね。それはやだね。
認めてあげたらいいのにね。国は、ヘルパーによる代筆投票はみとめていない、それはヘルパーが本人の意思を無視して勝手に記入し投票するおそれがあるからとのことらしい。
これは障碍者へのアンコンシャスバイアス、無意識の偏見。障害者はだれしも、無能力で、意思表示ができなくて、ヘルパーに指示などだせない、ヘルパーが障害者のかわりになんでもしてあげている、それがヘルパーと障害者。
たしかに、そういう障害者もいるかもしれないけども、それが障害者のすべてではない、私のように、一人で、裁判をおこせる人もいれば、この代筆裁判のように、車いすで東京までいって、いろんな議員にロビー活動をするような障害者もいる。
ぜひ、代筆投票裁判も高等裁判所では逆転勝訴をかちとってほしいな。判決は8月30日月曜日とのこと。
みなさんも、ぜひ注目してね。障害者であるがゆえに選べない自由ってのがある。あたりまえがあたりまえでない。実に悲しい。
「障害者代筆投票訴訟」を支える会さん (@ra_senkyo) / Twitterはこちら