72円
昨日から頭痛がする。頭痛といっても高等部の右側。頭蓋骨の中が痛いのではなく、頭皮の表面がヒリヒリとする痛み。子供のころ、熱が38度ぐらいでると、頭をちょっとさわるだけで、頭皮がざわざわしたあの感覚に似ている。
ロキソニンをのんで1時間もするとその頭痛はなくなる。あそうそう、もちろん熱はなし、35.7度しかなかった。
明けて今日、大阪は今日も最適音が6度。だけど昼過ぎから22度でポカポカ陽気。気温差はげしいね。
そんな今日も、まだ高等部右側の頭皮がヒリヒリ、ズキンズキンと頭痛がする。ロキソニンを飲めばその痛みはすぐにおさまるのだろうけども、もしかして脳梗塞かも？ということで、近所の脳神経クリニックへ。
朝から、脳神経栗肉へ。5年前にも頭痛がして一度行ったことのあるクリニック。ただ、その時はボランティアさんに手引きしてもらっていったので、今回一人でちゃんと行けるか心配。目の見えない私デスペア。網膜色素変性症な私デスペア。ということで、タクシーで行く。620円。この近くをながしているタクシーではなく、伊丹空港へ客をおくって大阪市内へ帰るタクシーだったので、土地勘がなし。カーナビの住所でなんとかたどりつけた。事前に脳神経クリニックの住所をおぼえておいてよかった。
タクシーをひとりでおりて、クリニックの自動ドア、中にはもう患者がいっぱい。脳神経外科クリニックの受付特融なのか、ゆっくり、はっきりしゃべる受付おばさん。問診表を代筆してもらって、町アイスで待機。9人待ちとのこと。結局30分以上待った。iPhoneを持って行ってよかった。イヤホンも持っていっていてよかった。
ラフマニノフの生い立ちとか曲を紹介するYOUTUBEを見る。素人がしっかりラフマニノフについて語る。途中、ラフマニノフの代表曲のさわりも流したりと、NHKの音楽教養番組顔負けのYOUTUBE。いいね。ただ、ナレーターの声が、ちょっとざらついたおばさん声なのが残念。その声を、ビヨンズの西田とか、小林にしてほしいね。ハロもどんどんYOUTUBEで各メンバーをフィーチャーしていくべきだね。
ちょうど、番組を見終わって、看護婦さんに呼ばれる。医者の診察。依然とおなじように、両手で医者と握手をする。医者は強い握力で私の手をにぎってくる。私もにぎりかえすのだけども、あまり力がはいらない。老化かな。たぶんこの医者は毎日、患者とこのように握手をしているんだろうな、そのおかげで握力維持。でも私は、握力を使う生活はしていないので握力がほとんどないのね。そこで思う。つばきファクトリーの小野田紗栞のあの怪力握手はいまだ健在だろうか？きっと小野田の握力もおちているだろうな。もう握手会が1年以上ないんだもんね。
握手健在の医者は、今度は、私の頭をスイカのように両手でかかえて、前後左右にゆっくり曲げる。これはどうですか、痛いですか？全然痛くない。ただ、医者が私の高等部の右側に大きな手でさわっているので、そこがすこし頭皮がズキンズキンするぐらい。
診察の結果、ヘルペスかもしれないとのこと。ヘルペスかどうか血液検査をします、それとMRIをします。MRIは1時間後なら今日受けられますということだったので、1時間待ってMRIを受けることにする私。
その前に、採決、15ｃｃ、3本駐車で採決。その後MRI。1時間待っている間、ハロヲタYOUTUBE加藤タカシ、ダモンデのYOUTUBEを2倍速でみる。研修生コンサートと研修生実力診断テストの話。豫風瑠乃がハロドリで涙をながしていた、だれかにあなた歌う声が大きくて、悪目立ちをしているとだれかにいわれての涙のよう。まだ私はそのハロドリは見ていない。見なきゃ。
ほんと、病院の待ち時間はYYOUTUBEだね。持ってきてよかった。あとワイヤレスイヤホン。
あっという間に1時間たって、MRI検査。体に金属が埋められていないか、入れ歯はしていないか。していませんと答える私。でも不安になる私。もし宇宙人に私がさらわれて、ひざに何かマイクロチップをうめこまれていたら、耳たぶにマイクロチップがうめこまれていたら、MRIの磁石で、そのマイクロチップがとびでてしまうのか。不安。この不安はMRIを受けているときもすこし私の頭をよぎる。
あと、耳栓をやけにすすめてくる。72円です。72円です。そういえば、看護師さんにもすすめめられて、ことわる私。MRI検査の部屋の中で、放射線技師にも耳栓どうですか？とすすめられる。７２円です。
待合室で待っているときも、私の隣にすわったおばあさんに、看護師さんが聞いている。26日MRIしますね。耳栓どうしますか？以前耳栓買っていたらそれをもってきてもいいですと看護師さん。
するとおばあさん、ゆっくりしゃべるおばあさん。
耳栓もうなくなったわ。綿花でいいの？
わたでもいいですよと看護師さん。
なんかおもしろいね。今時綿花っていうのね。綿花をつめるといえば、人が死んで、お通やの時に、花の穴につめこまれる綿花しかおもいうかばない私。このゆっくりしゃべるおばあさんが、綿花を持ってきてたはいいが、耳にいれるのでなく、花にいれたら、どうだろう？おもしろいだろうな？とすこしおかしみの私。
脳神経外科は、別世界だった。ほかにも待合室で、ずっと、看護師さんからヘルパーさんに、覚えてないの？覚えてないの？とずっと聞かれているおじいさんもいた。なんか別世界だった。そんな患者の中にまじって、中年視覚障碍者の男性。もう春なのに、真富勇のような、毛糸の帽子と、厚木をして、手には白杖、目にはサングラス。私もこの別世界に非常によくなじんでいたね。自分でもそう思う。
デスペア的はじめてのMRI検査のポイント
MRI検査室の中、動くベッドにねころばされる。シャツとベルトをはずして、ねっころがある。首のところと、こめかみのところ、4か所を何か器具で固定されているよう。固定されているといっても、カチットはめこまれているのではなく、その4点の支柱の間にすぽっとうまいこと頭がはまっている感じ。
１、いちぢく浣腸を右手ににぎりながら
15分間じっとしていてください。検査中は検査の機械の音が大きいので、何か言ってもきこえませんので、もしどうしても、何か伝えたいことがあれば、このボタンをにぎってください。ためしにすぐにぎってみる。てっきりボタンを押すのかとおもったら、放射線技師の言うように、押すのではなくにぎるものだった。いちじく浣腸にコードがつながっている、そんなにぎりボタン。いちぢく浣腸をぎゅっとにぎると、その中の空気がぬけて、その浣腸用機がくしゃっとなる。すると、ブザーがなる。おもしろいね。
そこで怖くなる。もし、音が大きくて、たえられなくなったらどうしよう？
私は5年前にこのクリニックにきて同じような検査をしているのだけども、その時は耳栓はすすめられなかった。そして、5年前は動くベッドによこたわって、両手を頭の上にかかげた記憶。今回はその指示はなし。もしかして、私はMRI検査ははじめてかも？考えてみると、前回はCT検査だったかも。あとで、このブログで確認してみよっと。
看護師さんに72円の耳栓いりますか？といわれて、いりませんと断った私。その前に受付で診察券の再発行しますか？再発行110円かかります。いりませんと私。目の見えない私にとって、診察券はあってないようなもの。その流れで、72円耳栓も断る。自信をもってことわる私。
でも、こわくなる、いちじく浣腸を右手ににぎってからこわくなる。もしこのいちじく浣腸が反応しなくなったらどうしよう。
すいません、やっぱり耳栓します。
ウレタンのよく見る耳栓、細長いスポンジ、弾丸の形、それを補足、つぶして、つぶして耳の穴にいれる、すると、耳栓がふくらんで密閉されるよくある耳栓。ただし、耳栓ケースはなし。
耳栓をしながら、放射線技師にたずねる私。15分はどうやってわかるのですか？
音がずっとなっています。
いや、5分たったとか、10分たったとか、おしえてほしいのです。
音がずっとなっていますので、何分という経過時間はお知らせしません。
これは不安だね。目が見えないから余計に不安なのかもね。15分って結構ながいよね。
２、聞こえてくる和田彩花の声
耳栓をして、いざ、検査開始。
音が大きいということだったけど、耳栓をしているせいか、それほど大きくない。ぎーぎーぎー、機械のモーター音か、何かが高速で回転しているような音、そしてガタガタタガタガタ、そそのあと、ピーピーピーと、平井美葉がよこたわっているような病院の心電図の音がながれる。
そして、その次に、和田彩花が現れる。
ピコピコピコとはじめはは4ビート、それがいつのまにか、ピコピコピコピコピコピコと8ビートになる。
おかしいったらありゃしない。和田彩花が昔、私は宇宙と交信ができるんです、こうやってするんですと、頭に人浅子指をたててて、宇宙人のつのみたいにして、ピコピコピコと言う和田彩花。
あの時の、和田彩花のピコピコピコのお音程とリズムが、MRIのピコピコピコとそっくり。
もうおかしくってしょうがない。
方がふるえるのをがまんする。頭がゆれるのをがまんする、必死で私の頭の中の和田彩花を消す。ピコピコピコピコの和田彩花。あかんあかん、別のことを創造しなくては、そうだ、祖母がなくなったことをおもいだそう。
でも、私の頭にうかんできたのは、家から綿花をもってきて、それを耳ではなく、花にいれて、MRI検査をうけようとするさっきのゆっくりさｙべるおばあさんの姿。あかん、笑ってしまう。
数分間がまんして、なんとかピコピコピコ音がおわって、またギーギーギーとかカンカンカンという音に変わった。
このMRIのピコピコ音は販促だね、あれは患者を笑わそうとしている。なぜあんなピコピコ音をさせてるんだろう？
ちょっとうとうとして、あっという間に15分。音がとまって、たちあがる。ちょっとぼーとしている私。
昼前にはおわって、会計。障害者手帳１級２級をもっている人は、私の住んでいる市では、障碍者医療照をもらえて、500円だけ払えばよい。そして耳栓72円がそれに区割り572円。クレジットもペイペイもつかえないので、現金で支払い。現金が800円ほどしかなかったけど、なんとか払えてよかった。
帰りは、過去の記憶で、歩いて帰る。なにせ、もう現金がない、。個人タクシーだとクレジットカードが使えないこともあるので、歩いて帰る。
なんとか帰れた、途中、吉野家にたちよって、あぶり塩サバ定食をたべようとおもうも、もうそのメニューはなし。豚しょうが焼き定食を食べる。あとほかの客がから揚げ定食を注文していて、からあげの取り扱いが始まったことを知ったので、単品から揚げを注文1個128円。2個注文。
おいしいね。すこし生姜焼きの味はこいけど、ごはん大盛り無料なので、ごはんとよこくあう。食べ終わって、こちらはIDが使えるいいね。アップウォッチで支払う。障害者手帳アプリミライロIDで吉野家クーポン10パーセント引きクーポンがあったのだけども、店内は昼下がり、まだ店員はいそがしそうにしていたので、アプリクーポンを見せるのにてまどったら申し訳ないので、クーポンは使うのはやめる。
こんなにしょうがやきをおいしく、しかもからあげを追加注文するぐらいなので、きっと私の脳は大丈夫だろう。検査結果は10日後、ヘルペス血液検査の結果が時間がかかる。MRIのほうは明日にでも結果はわかるとのこと。
気になるので明日またいってみよっと。
昨日から頭痛がする。頭痛といっても高等部の右側。頭蓋骨の中が痛いのではなく、頭皮の表面がヒリヒリとする痛み。子供のころ、熱が38度ぐらいでると、頭をちょっとさわるだけで、頭皮がざわざわしたあの感覚に似ている。
ロキソニンをのんで1時間もするとその頭痛はなくなる。あそうそう、もちろん熱はなし、35.7度しかなかった。
明けて今日、大阪は今日も最適音が6度。だけど昼過ぎから22度でポカポカ陽気。気温差はげしいね。
そんな今日も、まだ高等部右側の頭皮がヒリヒリ、ズキンズキンと頭痛がする。ロキソニンを飲めばその痛みはすぐにおさまるのだろうけども、もしかして脳梗塞かも？ということで、近所の脳神経クリニックへ。
朝から、脳神経栗肉へ。5年前にも頭痛がして一度行ったことのあるクリニック。ただ、その時はボランティアさんに手引きしてもらっていったので、今回一人でちゃんと行けるか心配。目の見えない私デスペア。網膜色素変性症な私デスペア。ということで、タクシーで行く。620円。この近くをながしているタクシーではなく、伊丹空港へ客をおくって大阪市内へ帰るタクシーだったので、土地勘がなし。カーナビの住所でなんとかたどりつけた。事前に脳神経クリニックの住所をおぼえておいてよかった。
タクシーをひとりでおりて、クリニックの自動ドア、中にはもう患者がいっぱい。脳神経外科クリニックの受付特融なのか、ゆっくり、はっきりしゃべる受付おばさん。問診表を代筆してもらって、町アイスで待機。9人待ちとのこと。結局30分以上待った。iPhoneを持って行ってよかった。イヤホンも持っていっていてよかった。
ラフマニノフの生い立ちとか曲を紹介するYOUTUBEを見る。素人がしっかりラフマニノフについて語る。途中、ラフマニノフの代表曲のさわりも流したりと、NHKの音楽教養番組顔負けのYOUTUBE。いいね。ただ、ナレーターの声が、ちょっとざらついたおばさん声なのが残念。その声を、ビヨンズの西田とか、小林にしてほしいね。ハロもどんどんYOUTUBEで各メンバーをフィーチャーしていくべきだね。
ちょうど、番組を見終わって、看護婦さんに呼ばれる。医者の診察。依然とおなじように、両手で医者と握手をする。医者は強い握力で私の手をにぎってくる。私もにぎりかえすのだけども、あまり力がはいらない。老化かな。たぶんこの医者は毎日、患者とこのように握手をしているんだろうな、そのおかげで握力維持。でも私は、握力を使う生活はしていないので握力がほとんどないのね。そこで思う。つばきファクトリーの小野田紗栞のあの怪力握手はいまだ健在だろうか？きっと小野田の握力もおちているだろうな。もう握手会が1年以上ないんだもんね。
握手健在の医者は、今度は、私の頭をスイカのように両手でかかえて、前後左右にゆっくり曲げる。これはどうですか、痛いですか？全然痛くない。ただ、医者が私の高等部の右側に大きな手でさわっているので、そこがすこし頭皮がズキンズキンするぐらい。
診察の結果、ヘルペスかもしれないとのこと。ヘルペスかどうか血液検査をします、それとMRIをします。MRIは1時間後なら今日受けられますということだったので、1時間待ってMRIを受けることにする私。
その前に、採決、15ｃｃ、3本駐車で採決。その後MRI。1時間待っている間、ハロヲタYOUTUBE加藤タカシ、ダモンデのYOUTUBEを2倍速でみる。研修生コンサートと研修生実力診断テストの話。豫風瑠乃がハロドリで涙をながしていた、だれかにあなた歌う声が大きくて、悪目立ちをしているとだれかにいわれての涙のよう。まだ私はそのハロドリは見ていない。見なきゃ。
ほんと、病院の待ち時間はYYOUTUBEだね。持ってきてよかった。あとワイヤレスイヤホン。
あっという間に1時間たって、MRI検査。体に金属が埋められていないか、入れ歯はしていないか。していませんと答える私。でも不安になる私。もし宇宙人に私がさらわれて、ひざに何かマイクロチップをうめこまれていたら、耳たぶにマイクロチップがうめこまれていたら、MRIの磁石で、そのマイクロチップがとびでてしまうのか。不安。この不安はMRIを受けているときもすこし私の頭をよぎる。
あと、耳栓をやけにすすめてくる。72円です。72円です。そういえば、看護師さんにもすすめめられて、ことわる私。MRI検査の部屋の中で、放射線技師にも耳栓どうですか？とすすめられる。７２円です。
待合室で待っているときも、私の隣にすわったおばあさんに、看護師さんが聞いている。26日MRIしますね。耳栓どうしますか？以前耳栓買っていたらそれをもってきてもいいですと看護師さん。
するとおばあさん、ゆっくりしゃべるおばあさん。
耳栓もうなくなったわ。綿花でいいの？
わたでもいいですよと看護師さん。
なんかおもしろいね。今時綿花っていうのね。綿花をつめるといえば、人が死んで、お通やの時に、花の穴につめこまれる綿花しかおもいうかばない私。このゆっくりしゃべるおばあさんが、綿花を持ってきてたはいいが、耳にいれるのでなく、花にいれたら、どうだろう？おもしろいだろうな？とすこしおかしみの私。
脳神経外科は、別世界だった。ほかにも待合室で、ずっと、看護師さんからヘルパーさんに、覚えてないの？覚えてないの？とずっと聞かれているおじいさんもいた。なんか別世界だった。そんな患者の中にまじって、中年視覚障碍者の男性。もう春なのに、真富勇のような、毛糸の帽子と、厚木をして、手には白杖、目にはサングラス。私もこの別世界に非常によくなじんでいたね。自分でもそう思う。
デスペア的はじめてのMRI検査のポイント
MRI検査室の中、動くベッドにねころばされる。シャツとベルトをはずして、ねっころがある。首のところと、こめかみのところ、4か所を何か器具で固定されているよう。固定されているといっても、カチットはめこまれているのではなく、その4点の支柱の間にすぽっとうまいこと頭がはまっている感じ。
１、いちぢく浣腸を右手ににぎりながら
15分間じっとしていてください。検査中は検査の機械の音が大きいので、何か言ってもきこえませんので、もしどうしても、何か伝えたいことがあれば、このボタンをにぎってください。ためしにすぐにぎってみる。てっきりボタンを押すのかとおもったら、放射線技師の言うように、押すのではなくにぎるものだった。いちじく浣腸にコードがつながっている、そんなにぎりボタン。いちぢく浣腸をぎゅっとにぎると、その中の空気がぬけて、その浣腸用機がくしゃっとなる。すると、ブザーがなる。おもしろいね。
そこで怖くなる。もし、音が大きくて、たえられなくなったらどうしよう？
私は5年前にこのクリニックにきて同じような検査をしているのだけども、その時は耳栓はすすめられなかった。そして、5年前は動くベッドによこたわって、両手を頭の上にかかげた記憶。今回はその指示はなし。もしかして、私はMRI検査ははじめてかも？考えてみると、前回はCT検査だったかも。あとで、このブログで確認してみよっと。
看護師さんに72円の耳栓いりますか？といわれて、いりませんと断った私。その前に受付で診察券の再発行しますか？再発行110円かかります。いりませんと私。目の見えない私にとって、診察券はあってないようなもの。その流れで、72円耳栓も断る。自信をもってことわる私。
でも、こわくなる、いちじく浣腸を右手ににぎってからこわくなる。もしこのいちじく浣腸が反応しなくなったらどうしよう。
すいません、やっぱり耳栓します。
ウレタンのよく見る耳栓、細長いスポンジ、弾丸の形、それを補足、つぶして、つぶして耳の穴にいれる、すると、耳栓がふくらんで密閉されるよくある耳栓。ただし、耳栓ケースはなし。
耳栓をしながら、放射線技師にたずねる私。15分はどうやってわかるのですか？
音がずっとなっています。
いや、5分たったとか、10分たったとか、おしえてほしいのです。
音がずっとなっていますので、何分という経過時間はお知らせしません。
これは不安だね。目が見えないから余計に不安なのかもね。15分って結構ながいよね。
２、聞こえてくる和田彩花の声
耳栓をして、いざ、検査開始。
音が大きいということだったけど、耳栓をしているせいか、それほど大きくない。ぎーぎーぎー、機械のモーター音か、何かが高速で回転しているような音、そしてガタガタタガタガタ、そそのあと、ピーピーピーと、平井美葉がよこたわっているような病院の心電図の音がながれる。
そして、その次に、和田彩花が現れる。
ピコピコピコとはじめはは4ビート、それがいつのまにか、ピコピコピコピコピコピコと8ビートになる。
おかしいったらありゃしない。和田彩花が昔、私は宇宙と交信ができるんです、こうやってするんですと、頭に人浅子指をたててて、宇宙人のつのみたいにして、ピコピコピコと言う和田彩花。
あの時の、和田彩花のピコピコピコのお音程とリズムが、MRIのピコピコピコとそっくり。
もうおかしくってしょうがない。
方がふるえるのをがまんする。頭がゆれるのをがまんする、必死で私の頭の中の和田彩花を消す。ピコピコピコピコの和田彩花。あかんあかん、別のことを創造しなくては、そうだ、祖母がなくなったことをおもいだそう。
でも、私の頭にうかんできたのは、家から綿花をもってきて、それを耳ではなく、花にいれて、MRI検査をうけようとするさっきのゆっくりさｙべるおばあさんの姿。あかん、笑ってしまう。
数分間がまんして、なんとかピコピコピコ音がおわって、またギーギーギーとかカンカンカンという音に変わった。
このMRIのピコピコ音は販促だね、あれは患者を笑わそうとしている。なぜあんなピコピコ音をさせてるんだろう？
ちょっとうとうとして、あっという間に15分。音がとまって、たちあがる。ちょっとぼーとしている私。
昼前にはおわって、会計。障害者手帳１級２級をもっている人は、私の住んでいる市では、障碍者医療照をもらえて、500円だけ払えばよい。そして耳栓72円がそれに区割り572円。クレジットもペイペイもつかえないので、現金で支払い。現金が800円ほどしかなかったけど、なんとか払えてよかった。
帰りは、過去の記憶で、歩いて帰る。なにせ、もう現金がない、。個人タクシーだとクレジットカードが使えないこともあるので、歩いて帰る。
なんとか帰れた、途中、吉野家にたちよって、あぶり塩サバ定食をたべようとおもうも、もうそのメニューはなし。豚しょうが焼き定食を食べる。あとほかの客がから揚げ定食を注文していて、からあげの取り扱いが始まったことを知ったので、単品から揚げを注文1個128円。2個注文。
おいしいね。すこし生姜焼きの味はこいけど、ごはん大盛り無料なので、ごはんとよこくあう。食べ終わって、こちらはIDが使えるいいね。アップウォッチで支払う。障害者手帳アプリミライロIDで吉野家クーポン10パーセント引きクーポンがあったのだけども、店内は昼下がり、まだ店員はいそがしそうにしていたので、アプリクーポンを見せるのにてまどったら申し訳ないので、クーポンは使うのはやめる。
こんなにしょうがやきをおいしく、しかもからあげを追加注文するぐらいなので、きっと私の脳は大丈夫だろう。検査結果は10日後、ヘルペス血液検査の結果が時間がかかる。MRIのほうは明日にでも結果はわかるとのこと。
気になるので明日またいってみよっと。
