獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ビヨンズ主演ミュージカル「眠れる森のビヨ」がネット配信されることが発表された。

2021-04-18 23:44:32 | モーニング娘。と私
ビヨはミヨ

今日は夜は大阪はやたら寒いね。6度ぐらいしかなかった。もう春、もうすぐ初夏なのに、この気温。最高気温は20度ぐらいあるのに、最適音が6度。これは体調をくずしやすいね。

そんな今日、東京、新宿のスペースゼロという劇場では、ビヨーンズ主演部隊がおこなわれている。16日金曜日から来週の日曜日25日まで。かぜのうわさによると、集客もいいようで、コロナ災にあって、客席はフルで客をいれて連日ほぼ満員のよう。

なぜ人気があるのか、それはどうやら平井美葉ミヨが主役のため。かわいいけどかっこいい、中世的な低い声のショートカットの女の子、平井ミヨ。その平井が、満を持しての男子高校生約。どはまりの役。

元Juice=Juiceのエース、宮本佳林も今日このお芝居をみにいったよう。ネタバレしないように注意して、観劇の感激した感想を、ブログやツイッターで熱くかたっていた。

今日の昼公演終演後、カーテンコールのときに、いきなり高瀬くるみが、主役でもなんでもない高瀬くるみからのいきなりの告知。
なんだろうとおもったら、このミュージカルのネット配信が決定したとのこと。

劇場で見れば8000円するけど、ネット配信だと4500円かな?これは見なきゃ。平井ミヨ演技をみなくちゃ。

ということで、ぜひみなさんも、ネット配信みてね。このブログの読者なら、きっとこの舞台を見て涙を流せると思います。失われていくことを知っている主人公の平井の涙。実にいとおしい。

@ここから 公式サイトより
【HELLO! PROJECT STREAM】BEYOOOOONDS出演『演劇女子部「眠れる森のビヨ」』配信決定!

配信チケット販売サイト「
HELLO! PROJECT STREAM ONLINE STORE
」にて、BEYOOOOONDS出演の
演劇女子部「眠れる森のビヨ」
の模様を、下記期間に配信することが決定いたしました!
こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ提携公演
演劇女子部「眠れる森のビヨ」
?
僕は、いつも幸せな日々を過ごす。君たちと、明るい未来について語り合う。
あなたと、時々むかし話をする。このままずっと、これが続けばいい・・永遠に・・

●脚本・演出:中島庸介(オフィス上の空/キ上の空論)
●音楽:和田俊輔 ●振付:YOSHIKO
●プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ
●出演:BEYOOOOONDS ※出演者は一部変更になる場合がございます。
視聴期間:2021年4月29日(木・祝)14時~5月1日(土)14時
配信チケット料金:¥4,500(税込)
販売期間:2021年4月19日(月)17時~4月30日(金)24時

@ここまで

HELLO! PROJECT STREAM ONLINE STORE演劇女子部「眠れる森のビヨ」配信決定はこちら


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ビヨーンズ主演ミュージカル「眠れる森のビヨ」@国民共済スペースゼロ 朝昼公演を に行った。

2021-04-18 23:27:27 | コンサート舞台
眠れる森のミヨ

昨日は東京新宿の紀伊国屋サザンシアターで劇団民芸の舞台どん底を見てからの、中野サンプラザでハロプロ研修生発の単独コンサート夜公園に行った私。昨日の夜は新宿御苑前駅ちかくの東横インで1泊して、今日は11時からと14時30分からの新宿の全労済スペースゼロで行われるハロプロの一番新しいグループビヨーンズBEYOOOOONDSの主演ミュージカル「眠れる森のビヨ」を観劇。

朝は、7時30分に起床して、シャワーを浴びて、8時すぎに、東横インの1階の食事スペースへ。無料朝食。コロナ前だと朝食バイキングだったけど、今は感染防止のため、お弁当が手渡される。そのお弁当を部屋にもってかえってたべてもよし、食事スペースでお味噌汁と一緒にたべてもよし。

朝食は味は一緒なのだけども、やっぱり弁当になると味気ないね。おかずもちょっとすくなくて、私の好きなウィンナーとか肉団子ははいってなかった。いんげんのおひたしと、マカロニとたまごやきとおつけものぐらいだった。ちょっとがっかり。早く東横インの無料朝食バイキングが食べられる世の中になってほしいね。でも、今このお弁当をしっかり味わってたべなきゃ。ごちそうさま。

9時に東横インをチェックアウト。。コンビニで98円の600ミリリットルの水を買って地下鉄新宿御苑前駅へ。そこから2駅で新宿駅。新宿御苑前駅の改札には駅員がいなかったので、一人で乗車。この駅はホームドアがあるので安心。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。ホームドアがあると安心して一人で電車に帖佐yできるね。

丸の内線新宿駅に到着して、西口改札をでる。そこから、大江戸線、京王新線口のほうに向かう。点字ブロックにそって記憶をたよりにあるいてみたけど、点字ブロックがはりかえられていて、昔のルートと違っていた。改札をでて、もう一度引き返して、丸の内線の駅員に手引きをおねがいする。小田急エース南館のほうまで手引きしてもらった。

まだ9時40分ぐらいで、11時開園の舞台時間まではまだまだ時間があったので、途中の地下通路にあるドトールで、モーニングセット398円。ホットドックとアイスコーヒーのセットでこの値段は安いね。

ドトールでホットドックを食べて、アイフォンで、これから見るミュージカル眠れる森のビヨのキャスト配薬を確認。どうやら、ヒカルという男子高校生の平井美葉と、ヒマリという女子高生の島倉りかの2人が主演のようだね。ほかの配役も確認。ビヨンズ全員の役名を覚えて。何度も復唱して覚える。今日の出演者はビヨンズの12人だけで、客演の人はだれもいないよう。

10時20分にドトールを出て、地下から地上にあがって、全労済ホールスペースゼロへ。スペースゼロの目の前の横断歩道をわたろうとするも、そこにずっとエンジン音をかけたままの車がずっととまっている。その車が立ち去るのをまっていたら、どうやらその車はパトカーだったようで、私が横断歩道を渡るのをまってくれたいたよう。スピーカーで警官らしき男性が、わたってください、わたれませうと私に指示。それなら早くいってよ、伝えたいことは伝えないと伝わらない。

すでに、会場しているようで、客は入り口ではたむろしていなかった。誘導スタッフも外にはでていなくて、スタッフの呼び込みの声でいつも入り口を判断している私にとっては、ほんとにここでビヨンズの舞台やってるの?って状態だった。なんとか、スタッフを見つけて入場。私のチケットは当日券引き換えチケット、ぴあで購入。この件には座席番号は印刷していなくて、当日、座席のはいったチケットと引き換えてもらえるよう。私は朝も昼も16列19番のうしろから 2列目での通路席。

今日は、当日券販売はあったものの、ほぼ満席。コンサートとちがって、お芝居ということで、客席は半分だけの稼働ではなくて、すべての客席に客をいれる形式だった。てっきり客半分席でほぼ満席かとおもったらそうじゃなかったのね。

この会場では、2018年にJuice=Juiceがタイムリピートというミュージカルを上演したけど、そのときは、もうすこし空席がおおかったよぬ思う。ビヨンズのミュージカルの集客うりょくって結構あるのね。びっくり。

開園前の客席諸注意アナウンスはメンバーによる録音。それが開園5分前の合図。11時ピッタリに、客殿がおちて、舞台には平井がひとり登場して、客席拍手。平井のひとりが足りからお芝居ははじまる。平井美葉の中性的な声、低いんだけども、あまったるい声。通らないような声質だけどなぜかよく通る声。不思議な声の平井。

部隊のはじめは、平井のモノローグではじまり、おわりも平井のモノローグでおわる。最後のモノローグで涙がとまらない私。コロナマスクも涙と鼻水でぬれている。私のマスクはグンゼで買った、グレーのマスクなので、鼻水と涙がしみて、色が濃くなっていないかとつおっとはずかしかった。

デスペア的眠れる森のビヨの見るポイント

1、ほぼ平井ミヨ

なんの予備知識もなく、観劇レポもよまずに、まっさらな気持ちでビヨンズののミュージカルを見た私。知っているのは、配役だけ。その配役が男性役なのか女性役なのかも、役名では把握できない。おそらく、キャスト写真を見れば、それが男性役なのかどうかわかるけども、それがわからない私。

今回の男性役は、平井、前田、江口、市岡の4人。そのほかは女子高校生役だった。。

12人の出演者の中で、平井美葉の出番、セリフももずばぬけて多かった。平井はほぼでずっぱりで、単独主役だった。相手役の島倉りかは、はじめとおわりに出番が多いけど、中盤劇中劇のところではほぼ出番がなかった。平井美葉の単独主役の舞台。

こんなに、平井が大活躍とは予想もしなかった。以前ビヨンズが主演したミュージカル不思議の国のアリスたちでは、ちょい役の平井。その平井が、大抜擢で、単独主役。ハロプロの舞台ミュージカルはだいたい出演メンバーの出番を多くするために、ひとりだけをクローズアップしたお芝居は少ない。特にビヨンズの今までのお芝居は、各メンバーに見せ場があった。

だけど、今回の眠れる森のビヨでは、6割がた平井で、のこりがほかの11人。岡村薬袋と清野桃々姫はほとんど出番がなかった。かつて道重さゆみは、自分の出番がすくなくて、ストレスでまゆげをぬいていたといってたけど、その時の森の妖精の道重の出番と同じくらいの岡村と清野の出番のすくなさだった。これはもったいないね。

そこまでして、平井を単独主役にしたかった、脚本家、演出の意図。ねらい。演出家が平井によせる大きな期待。

その期待に平井は十分にこたえていた。

セリフのいいまわし、抑揚は、西田や高瀬のほうがよかったけども、あまり抑揚のない平井のしゃべり方なんだけども、こちらに伝わってくる。

最後のソロパートで声をつまらせながら歌う平井。朝公園では声はつまらせていなかったけど、昼公演では感極まって歌がすこしつまっていた、それが実によかった。たんたんと演じる平井、最後に声をつまらせながら歌う平井。涙がとまらなかった。

宝塚歌劇を目指していた平井、だけど宝塚には合格することができず、ひとつの夢をあきらめた平井、そんな平井が、クラシックバレエからヒップホップダンスに転向して、そしてハロプロのオーディションをうけてハロプロ入り。

平井のお芝居、セリフ回しは、宝塚の男役のようであり、そうでないようでもある。平井独自の男役。不思議な男役。宝塚要素をのこしつつ、平井独自の男役。実にすばらしい。以前、モーニング娘。の石田あゆみが演じた男役はまさに宝塚的男役だったけども、平井の男役はそれとは全然ちがっていた。よかった。

当初、私は今回のお芝居もコメディかとおもっていた私、タイトルからして駄洒落。眠れる森の美女をもじっての、眠れる森のビヨ。このビヨはもちろんビヨンズのビヨ。今までのビヨンズのお芝居は、どこかコミカル。でも今回はコミカル要素がまったくなかった。客席から笑い声もまったくおきなかった。悲しい結末。夢と現実どちらかを選ばなければあんらない平井の苦悩。

平井ではじまり平井でおわったミュージカルだった。

眠れる森のビヨというより、眠れる森のミヨのほうがふさわしい。それほど平井美葉ミヨによる平井美葉のためのミュージカルだった。

2、テーブル席空いててもカウンター席

今回のお芝居は、高校演劇部の話。高校演劇部が全国大会を目指す話。その部員の中には、おちこぼれがいたり、わがままな子がいたりと、ありきたりの設定。平井もその演劇部員のひとりで、脚本を担当。

平井が書いた脚本は、眠れる森の美女をオマージュしたもの。本来の物語では、眠れる森の美女はは大路様のキスでめざめる。でも平井の脚本は、目覚めさせない結論。

だって、お姫様は、ずっと眠っていて、その夢の中で楽しい湯mを見続けられるんだから。

その劇中劇のストーリと激のストーリーが後半シンクロしてくる。実は平井は、交通事故にあって、意識不明でずっと昏睡状態。ずっと夢を見続けている状態。この物語も、実は平井の夢の中の物語。

そして、平井は、夢からさめるのか、さめないのか、そこが一番の見どころ。

夢の中で、わきあいあいと青春をしている演劇部員たち、キラキラの青春。でも実はその演劇部員たちもみんな、平井と一緒に交通事故にあって、もう死んでしまっている。でも平井の夢の中ではずっとキラキラいつまでも青春をしている。

物語の最後、平井は、夢から覚める、夢の中の演劇部員たちとわかれて、ひとり現実世界にもどっていく。取り残される演劇部員たち。そして、現実にもどった、平井は、いつも目をとじれば夢を見る。あのたのしかった演劇部員たちとの思いで。

その夢の中でたのしげな平井、だけど、平井はその夢の中でも、ひとりだけ、涙がとまらない。ワキアイアイの演劇部員たちのいつもの風景の中で、ひとりだけ平井は涙をながす。

ぼくは知っている。このキラメキはいつか失われるってことを。そして僕は涙を流し続ける。

何だがとまらない私。そしてて、物語はおわり、平井のソロ歌唱、ほかの出演者のユニゾンで物語はおわる。

朝公演の時には、このシーンがいまいちわからなかった私。朝公演では、謎解きと、配役を頭の中で整理するのがせいいっぱいだった私。昼公演で、2回目観で、やっとこの物語の伝えたいことが私にも伝わってきた。

たのしげな演劇部員たちの中で笑顔の平井、でもその平井だけは涙を流し続ける。演劇部員たちの青春を目の前に見ながら、涙が止まらない平井。

青春真っただ中の高校生たちは、今まさに自分たちが青春のど真ん中にいてるってことはまったく意識しない。これがずっと続くとさえ思っている。それが青春というもの。

でも、平井は知っている。この青春のキラメキはほんの一瞬のもので、すぐに、失われていくもの。その切なさを知っている平井だけが、その中で涙を流す。

ハロプロ研修生の名曲で、テーブル席空いててもカウンター席という曲がある。先輩に片思いの女子高生が、先輩がバイトしている喫茶ってんに足しげく通う。その日常のワンシーン、そのたった、30分程度の出来事を歌詞にしている曲。登場人物は、先輩と私と、喫茶店のマスターと女子大生二人組の客だけ。平凡なひとこま。

好きと言えない私。先輩は私の気持ちにはなぜきづいてくれないの?もう。かううんたーにすわって、先輩が働いている様子を見るだけでしあわせ。はぁデートしたいな。

そんなたわいもないワンシーン。

ポップなメロディにのせて語られる物語。なのだけども、私は、この曲を聴くと、涙が自然と流れてくる。この曲の主人公の女の子は、これがいつまでも続くと思っている。そしていつか先輩とデートするんだと恋に恋している主人公。

だけど、私は知っている。その気持ち、その関係性、まさしく青春そのものは、すぐに失われていくってことを。それを知らない主人公の女の子。涙がでてくる。実にいとおしい。

テーブル席空いててもカウンター席を聞いて、いつでも涙を流せるような人ならこの眠れる森のビヨでも最後のシーンで涙を流せられる。

そんな人におすすめの舞台。

3、その他

2時間のお芝居。後半30分で物語がどんどん進行していく。逆に言うと最初の1時間30分は、ちょととものたりない。ただ単に、高校生演劇部のどたばたを見せられている感じ。でもこのドタバタ青春があってこそ、ラストシーンでの平井のモノローグがいきてくるのね。それに昼公演で気づいた私。

演劇部の部長が、たのもしい、冷静な男子高校生。誰が演じているのかわからなかった。12人のうち消去法で、残ったのは江口紗耶。江口がこんなに、おちついた理知的な男子高校生役を演じられるとはびっくり。実によかった。今回は平井と島倉がダブル主演だったけども、もし、再演があるとすれば、平井役を江口、島倉役を石田にやってほしいね。これはこれでいいかも。

平井は集合時間に10分おくれてしまって、交通事故にあう、でも平井が見ている夢の中では、平井は10分遅刻していない。それで物語が進行していく。もしかしたら、平井の夢の中では、交通事故にあわなかったんだろうな。その点がタイムリピートとは違う。だとすれば、交通事故にあってないパラレルワールドを生きていくという選択肢も平井にはあったのね。でも結局、平井は、その新しい未来を見ることなく、目を覚まし現実世界に戻る。平井が現実世界を選んだ理由は、島倉りかが自分が目をさますのをまっていてくれるから、目を覚まさないと、島倉がかなしむからという理由。この理由だけだとちょっと物足りない。

西田がお姫様役でソロで歌うシーン。実にうまい。西田と高瀬は、ハロプロを卒業しても、お芝居、ミュージカルでやっていけそう。実にセリフや歌に感情がのっているのがこの2人。

一岡伶奈は、やはり棒読みなんだけども、黒の妖精のセリフまわしは、おどろおどろしくてよかった。歌も以前よりは抑揚がでていて成長を感じられた。

前田こころが音痴を演じていた。上手だった。下手を上手に演じるってのは難しい。あと、なよなよ感もよくでていた。最後に平井に、ぼくたちをおいてけぼりにするの?のセリフもよかった。

岡村美波のあの歌声は健在だった。最後にソロで歌う岡村美波。平井が涙でl声をつまらせながら歌ったあとに、ソロパートの岡村。青春そのもののの歌い方だった。よかった。

王様役とカラス役がだれだかわからなかった。当初、朝公演では、、王妃を岡村が演じていたので、きっと大様は清野が演じ自ているとおもったけど、でもそうするとカラス役がいない。そうかカラス役が清野で、王様役は江口だったのねと昼公演でやっと気づく。王様役の江口はよかた。カラス役の清野も清野の芸達者ぶりがにじみでていた。清野にはもっと出番をあたえてほしかったけど、清野は腰痛のため、現在コンサートは欠席中、お芝居もセーブせざるをえなかったのかな?

山﨑夢羽のきつい演技は、意外性があってよかった。ただ、しゃべり声に哀愁というのか、ざらつきがなくて、どこかものたりない。山崎は正統派主役声だね。

昼公演おわって、カーテンコール。ここでみなさんにお知らせです!といきなり高瀬くるみがでしゃばる。なんだろうとすこし不安げな客席。もしかして誰かの卒業発表か。高瀬から告知されたのは、今回の舞台が配信されること。もっとたくさんの人に見てもらえる。詳しくはこのあとすぐ、演劇女子部のサイトを見てくださいとのこと。

昼公演おわって、規制退場前にいの一番にスタッフに誘導されて客席をあとにする私。誘導してくれたスタッフにありがとうございますと声をかけようものなら、私の声はふるえてしまって、涙声になるのが予想できた私。でも、それをおさえて、ありがとうございますと例をいう。とてもよいお芝居でしたと声をかける。ありがとうございますとスタッフが返答する。私の声はすこし震えていた。

終焉後、外に出ても興奮というか、涙がとまらなかったのは、三億円少女と、BBと、タイムリピートぐらい。前半は冗長とも感じたけども、最終的には涙がとまらないいいお芝居だった。

昨日の研修生コンサート。このコンサートの前に研修生をやめていく研修生もいた。研修をつづけていくこと。デビューを目指して日々研修生としてレッスンを積み重ねること。夢を見続けること。デビューできずに、夢をあきらめて、研修生をやめる子たちに対しては、もったいない、かわいそう、残念と思ってしまう私。

でも、今日の平井美葉のこの主演部隊を見て、平井が夢を選ばず、夢から覚めることを選んだシーンを見て。そうか、やめていった研修生たちは、夢をあきらめたんじゃなくて、夢からさめたんだなと思った。

そして、平井は、お芝居の最後に、こういう

僕は今を生きている!!。

偶然にも昨日見た劇団民芸のお芝居も同じような、セリフでしめくくられている。今をせいいっぱい生きていく、ただそれだけ。

昨日今日といいお芝居、コンサートを見ることができた。

このコロナ災にあって、世の中が今を生きれていないんじゃないの?と思った。コロナ災にあっても、どうすれば私たちは今を生きれるのか、コロナ災にあってこそ今を生きる大切さを痛感した2日間だった。

ハロプロ研修生もビヨンズの12人も、間違いなく今を生きている。だから実にいとおしい。まぶしすぎる。

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