獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

宮本佳林2023秋ライブツアー Hello Brnd New Me @静岡 サウンドシャワーアーク清水 昼 に行った。

2023-11-25 23:59:10 | コンサート舞台
3150円

この秋、全国7都市でおこなわれている宮本佳林の全国ツアー。名古屋、大阪、東京、仙台、福岡ときて、今日は静岡の清水でのライブ。のこすは今日の静岡と、12月16日土曜日の広島をのこすのみ。

当初は、東名阪のゼップツアーだけ参加予定だった私。でも、4月から無職となり、自由時間がふえた私、行ける時に行っておくべし。オタク格言で、行かないで後悔するより、行って後悔しろというのもある。

そして、今回の静岡は、佳林がJuice=Juiceのエースとしてデビューする前、モーニング娘やスマイレージのオーディションにおちつづけて、ハロプロ研修生をやめようとおもっていたころ、唯一の心の支えだったのが静岡朝日テレビの深夜情報番組ピンクスのお仕事。そこで小学生だった佳林はコピンクというキャラクターの声でで出演。このコピンクというお仕事をなぜ佳林がゲットできたのかは、そのプロフィールに好きな色に、うすピンク色と書いていたから。それを見たアップフロントの現在の社長、西口さんがみつけて、コピンクの仕事を佳林に割り振ったとのこと。

その後、このコピンクが人気が出て、コピンク名義で曲をリリース、カリーナノッテというタイトル。この曲を作詞したのが、芥川賞候補作家の児玉雨子。その当時はまだ静岡の田舎の女子高生だった児玉。佳林カリンと名乗れない、コピンク名義の曲だけど、いつか、カリンと名乗って、そういう意味もこめたようにもとらえられるカリーナノッテという曲名。児玉雨子は、ほんとは、もっと佳林の名前を前面にだした曲名にしたかったけど、大人の事情で、デビューしてない研修生をそこまでフィーチャーすることはできないという事務所の行こうかなにかで、曲名はカリーナノッテになったらしい。

コピンク佳林は、その後何曲も曲をリリース、アマゾンミュージック1位になったり、ミニアルバムもリリース。そして、2013年3月2日に、コピンクを卒業することになり静岡駿府公園の特設ステージでコピンク ライブ。最初で最後のきらめきのコピンクライブ。前日のリハーサルの時はどしゃぶりの雨だったのに、翌日のライブ当日は、なんとかくもり空。それから、佳林は自分のことを、晴れおんなでも、雨おんなでもなく、くもり女というようになった。

まだ、ハロプロからデビューもしていないたかが、研修生、ハロプロエッグ、ハロプロ研修生の宮本佳林が、ひとりでソロライブ。すごいね。こういったことは、これまでのハロプロではなかったし、これからのハロプロでもないだろうね。

その駿府公園でのコピンクライブを大成功させて、当日、横浜に移動して、ひなフェス会場で、Juice=Juiceの発お披露目。そして会場での野菜の天売。コピンクというお姫様のドレスを着た少女が、数時間後には、そまつな衣装で、野菜の天売。そして、Juice=Juiceのエースとして、スポットライトをあびてのデビュー。このダイナミズムこそが宮本佳林なんだよね。何度もオーディションに落ち続け、そして野菜の天売をし、デビュー。物語が佳林にはあるのよね。

そんな静岡いに思い入れがある佳林。きっと、佳林は、静岡バージョンのライブをやってくれるはず、バックダンサーの研修生もこの静岡公演だけ欠席。期待は高まる。

そんな期待を胸に、私は、大阪から静岡へ日帰り遠征。無職になって、勤労収入がなくなったので、いかに安く遠征するか。

考えたそれで出した答えは、高速バスとJR在来線でいくこと。大阪から名古屋までJR高速バスで障碍者割引で1450円。名古屋から清水駅までJR乗車券、障害者割引で1700円。3150円。往復で6300円で大阪から静岡まで往復できる。

ただ、難点は、移動時間、往復で12時間かかる、さらに、在来線は乗り継ぎが難しく、乗り換え時間が3分とか4分。これだと、ひとりでは難しい。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。。そこで、今回の日帰り遠征は、同行援護、ガイドヘルパーさんと一緒にいくことにする。ガイドヘルパーさんも交通費は自腹で出してでも、一緒にいきたいというので、願ったりかなったりなので、盲人とガイドヘルパー二人でいくことにする。

朝6時30分に家を出て、JR大阪駅前のバスターミナルから7時30分出発し、清水駅に到着したのは13時51分。昼公演の開演時間が14時30分。時間がない。清水駅前からライブハウス、サウンドシャワーアーク清水のある施設ドリームプラザまで無料シャトルバスがでている。14時5分発。まにあったとおもったけど、なんと客がおおすぎて、客のりきれず、満員発車で14時3不にシャトルバスは発車。

次のバスが14時20分発なので、ライブにはまにあわない。ここから、ガイドヘルパーと盲人、走る。走るといっても、早歩き。運よく、一本道で、途中清水区役所もあって、歩道はしっかりしていて、点字ブロックもちゃんとあるようなわかりやすい歩道。14時23分にはライブハウス前に到着。このあたりの、ドタバタは盲人ウエカジチャンネルでも話しているのでぜひそちらも見てね。なぜか、ガイドヘルパーさんがいるのに、盲人ウエカジ、通行人に道をたずねるエピソードなど。

600円のドリンク代をはらい、レモンスカッシュペットボトルと交換。一番うしろのカミテにパイプ椅子をだしてもらって、そこで見る。今日は車いすスペースは私ひとりだけだったよう。女性限定エリアもなく、フラットな客席に240ぐらいのパイプ椅子がならべられていた。客入りはほぼ満員。私のうしろには、通路があって、そこに、まだパイプ椅子をだすことはできたみたいだね。昼夜とも当日券はあったけど、ほぼ満員でよかった。

デスペア的宮本佳林ソロライブHBNM静岡公演の見るポイント

1、変更点

今回の公演だけ、バックダンサーのハロプロ研修生がいない。そして、コピンク生誕の地の静岡でのライブ。期待は高まるも、セットリストはさほど変更はなかった。

私が期待してた、コピンクメドレーをメドレーじゃなくフルで歌うかなとおもっていたけど、それもなかった。研修生が歌うメドレーを、研修生がいないということで佳林本人が歌うも、それもメドレーどまりだった。

MCでも、さほどコピンクなどにふれることはなかった。ただ、一か所、コピンクメドレーの前に、次は、こんな曲、静岡といえばこの曲、きっと、あの子もみていてくれます。そう言って、曲ふりをして、コピンクメドレーを歌いだす佳林。あのことは、コピンクのことであり、コピンクを演じていた小学生のころの佳林本人のことだろうね。

このひとことで、私の妄想はふくらむ、コピンク時代のチビ佳林が、客席の一番うしろからこっそり、キラキラした目でステージの佳林をながめている。その隣には、盲人。そんな光景を勝手におもいうかべながら、なつかしむ私。

こういった妄想ができる人ならいいけども、それぐらいの曲ふりだけだと、コピンクと静岡、そして宮本佳林の関係性がわからないと思うの。佳林は、今回もMCトークはほとんどなし、歌メインのコンサートだたけども、せっかく、静岡なんだから、もうすこしそこんとこふれてほしかったね。佳林がもつ物語性を、うまくいかせてないのよね。そこが残念。

といいつつ、研修生がいないライブだったけど、ライブ時間は同じ1時間40分、その時間ずっと佳林はデズッパリ。トークもそこそこに、歌いまくる佳林。連続で歌い続ける佳林。6前半、6曲連続で歌ったあとのMCの佳林、珍しく、息がきれていた。水をのみ、息をととのえて、また歌いだす佳林。すごいね。
佳林は、駿府公園のコピンクライブの前に、雑誌のインタビューかなにかで、どんなアイドルになりたいかの質問にこう答えている。
息つく暇もないぐらい歌っていたい。

そうか、佳林は、10年前の自分で掲げたこうありたい自分を、実現させているのね。トークもそこそこに、ずっと歌い続ける佳林のライブ。あの子は、もしかしたら、2023年の未来を見れていたのかもしれないね。

2、
MCトーク

すくないMCトークでは、

今日は研修生がいないので、研修生パートで衣装チェンジとヘアスタイルッチェンジができなかった。なので、早着替えをした。舞台袖のマネージャーさんマグネシウムさんにてつだってもらってなんとか早着替えできた。でも、ヘアスタイルはストレートのままでアレンジできなかった。てぬきかとおもわれるかもしれない¥いけど、女の子からしてみれば、ストレートはは結構手間がかかる、ポニーテールのほうが意外と手抜きなんっですと佳林。

ストレート手抜きでごめんとあやまる佳林。直後、客席の女性ファンが、そんなことないよ!!と叫ぶ。熱いファンがここにいたね。うれしいね。女性ファンは、ライブ中は、客がみんな立ってみることもあって、うもれてステージがよく見えないはず、それdでテンションおちるはずなのに、ものともせず、そんなことないよ!と佳林を肯定する発言。こういったやさしが女性ファンならではかもね。いいね。

あとは、コピンクのウサギとカメの曲の思い出は、ゴローさんが、まったく歌詞をおぼえてこないで、スタッフがカンペをだしていた。それおよくおぼえている。でもいまではゴローさんしっかり歌詞もおぼえてくるようになって、ゴローさんもせいちょうしたんだなと佳林。ちなみに、ウサギとカメは、私の一番好きなコピンク楽曲。デビューする前の佳林とデビューした後の佳林をよく表している曲、未来を予言する、こうあってほしいという内容の歌詞がいいね。オリジナルでは佳林の高速ハイトーンラップがすばらしいのよね。今日のライブでもあのラップやってほしかったな。

静岡は、昔駿府公園でソロライブをやったきりで、宮本佳林としてははじめてのソロライブですと佳林。静岡から来たって方どのくらいいますか? 客席になげかける。10人ぐらいしか手はあがらなかったようで、あれ?そんなぐらいなんですねと佳林、じゃ、静岡以外からっきた人?と投げかける佳林。客席のほとんどがハーイと答える。それで気をよくしたのか、では、女性のみなさーん?と問いかける。すると、元気な、さっき、そんなことないよーとさけんだ女性もふくめて20人ぐらいの女性がハーイと答える。うれしいね。ちなみに、私は、静岡駅からやってきたという意味で、静岡からきた人?に手を挙げた。

3、お見送り会

セットリストの変更は、2曲目がバッドから規格外のロマンス、中盤の研修生と一緒に歌う点までのぼれが、未来へのフィラメントにかわったぐらい。研修生がコーラスをしてくれていたJuice=Juiceメドレーは佳林がひとりで歌っていた。やるね佳林。

ライブおわって、その後エントランスロビーでお見送り会。ロビーの壁際に佳林が立ち、その前を客がとおりぬけるというもの。客は一列になって、佳林の前をとおりぬける。原則たちどまってはだめ。ひと声かけれればいいぐらい。
前回は、研修生もいて、佳林の前に研修生にお見送りしてもらって、研修生からのありがとうございましたーという元気な声でお見送りされて、その後佳林なので、こっちとしては佳林準備ができていない。それに研修生にも、よかったよと感想をひとこといわないといけない。そうすると佳林時間が減る。
その点、今日は、佳林ひとり。なので、お見送り、とおりすぎるだけだけど、2往復ぐらいやりとりはできたよう。私は、目が見えないということで一番最後。最後だから、2往復ぐらいの佳林との言葉のやりとりができたのかとおもったけど、あとで、終演後、佳林ファンの人にきいたら、今日はお見送りゆっくりでした、研修生がいない分、ゆっくりで、佳林ちゃんとも2往復ぐらいできましたとのこと。私だけじゃなかったのね。

私は、スタッフに手引きされて、佳林のいるロビーに近づく。私の前んの客はもうお見送りしてもらって、出口にでていってしまったようで、よぼよぼ近づく私に、佳林がきづく。

佳林<あ!デスペアさん

いきなり声をかけられて、すこしとまどい、言葉が出てこない私

デスペア<えーと、えー、・・・・・パラレルハートいいですね、涙がでてきました

佳林<ありがと

デスペア<静岡おでんたべてね

ライブMCのとき、今日は、まだアンパmンマンビスケットしか固形物をたべていないということだったので、まだ静岡おでんはたべてない佳林、そこで、こうなげかける私。

佳林<黒おでんね

デスペア<マグネシウムさんいるの?

佳林<いるよ!

どこにいるかはおしえてくれない佳林、マネージャーも声をいっさいださない。なので、どこにマネージャーいるのかわからず。おそらくここにいるだろうなというところに向かって

デスペア<ありがとうございます。

なぜか、保護者が娘のがっこうのせんせいにあいさつするような感じで、マネージャーにあいさつする私。それでもマネージャーは一切声をださない。くろこにてっするマネージャー。たのもしいね。

お見送りをえて、すぐそこが出口。佳林とマネージャー出口近くで、お見送りやっていたのね。その位置だと、出口からでも佳林の姿みえるね。

外に出て16時25分。ガイドヘルパーと急いで、清水駅へ。いままでなら、夜公演もみていたのだけど、無職の身、ぜいたくはできない、夜も見たら、安く大阪にもどることはできない。新幹線をつかえば、2時間半ぐらいで静岡から大阪につくので、夜も見れるけど、在来線だと6時間もかかる。なので、また来た道をかけあしでもどる。17時1分、清水発の静岡行きの電車にのれた。20時10分名古屋発の高速バスを予約していたのdえ、それにまにあわせるためには、静岡から掛川までの46キロを鈍行ではなく新刊s年こだまで移動。通常1時間程度かかるのが13分。新幹線一駅で870円。この出費は予想外だったけど、しかたない。そのおかげで、23時30分には自宅にもどってこれた。JR在来線だけだと24時をまわっての帰宅。よしとしよう。

清水駅のキヨスクで静岡おでんおみやげセット990円がうっていたけど、レジの列が長くて買うのをあきらめる。静岡駅ですこし時間に余裕があったのdえ、そこで、静岡おでんセットを購入。焼津港の黒はんぺんと、黒いだし、青のりとけずりこをふりかけて食べるのが、静岡おでんの特徴。

佳林も静岡おでんたべれたかな?駿府公園のあの日の前日、児玉雨子やスタッフと一緒にたべた静岡おでん、ものすごいスピードで食べたコピンク佳林。アンパンマンビスケットじゃなく、昔みたいに、静岡おでんをがっつり食べてほしいね。きっと、あの子もそう願っているはず。

宮本佳林 LIVE 2023秋~Hello! Brand new me~ セットリスト 静岡 サウンドシャワー アーク 清水 昼

開演前 諸注意アナウンス 佳林本人
01.バンビーナ・バンビーノ
02.規格外のロマンス
MC
03.コピンクメドレー
カリーナノッテ
~ 最高視感度
~ 兎tocome
~ リバース
~ カリーナノッテ polaris mix
04.Beautiful Song
05.氷点下
06.未来へのフィラメント
07.少女K
08.Lonely Bus
09.イイオンナごっこ
MC
10.メドレー
ズキュンLOVE[ミニモニ。]
~ ミニモニ。ジャンケンぴょん![ミニモニ。]
~ ガタメキラ[太陽とシスコムーン
~ 有頂天LOVE[スマイレージ]
11.Juice=Juiceメドレー
ロマンスの途中
~ 私が言う前に抱きしめなきゃね
~ 大人の事情[NEXT YOU]
~ 愛のダイビング
~ 銀色のテレパシー
~ プラトニック・プラネット
~ Wonderful World
12.どうして僕らにはやる気がないのか
13.ハッピーデイズ
14.自分ファースト
15.なんてったって I Love You
ENCORE
16.私がオバさんになっても[つばきファクトリー]
17.パラレルハート
MC
18.ソリスト・ダンス

公演時間 1時間40分 その後 客席後方客からエントランスにてお見送り会 

いよいよ、佳林ソロライブの千秋楽は12月16日土曜日、広島ライブバンキッシュの昼と夜の2公園のみ。当日券はライブハウス公演のときは、ほぼ必ず売り出されるので、あきらめず当日券をお狙ってみてね。

ハロプロ ライブおはなし配信 盲人ひとり 宮本佳林2023秋ライブ #HBNM @静岡 サウンドシャワーアーク清水 ドリームプラザ 昼に行ってきました


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