獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

中学生男子みたいなこと をやってみた。

2006-06-19 20:35:34 | モーニング娘。と私
  ほとんどテレビを見ない私デスペア。毎日見るのはNHKのみ。テレビ番組雑誌も不要。

  モーニング娘ファンな私デスペア。テレビ番組表は必要ないけど、テレビ雑誌、ザテレビジョンを時々買う。お目当ては、モーニングチャンネルという連載コーナー。メンバーが自分たちで撮ったデジカメ写真が掲載。これがいいんだなぁ。

  でも、もう2度とザテレビジョンは買わないと決意。今週号でモーニングチャンネルが最終回・・・・。もう2度と買うもんか!!角川!!!

  今週はもう一冊テレビ雑誌を買った。TVガイド。モーニング娘。30thシングル「Ambitious 野心的でいいじゃん!!」の特集コーナーのため。

  メンバーの集合写真。見開き2ページ。(貼付画像参照)


  この写真をながめながら空想タイム。よく中学生男子がやるような空想妄想。

  「モーニング娘10人全員から、同時に告白されたら、だれとつきあうか」という命題。


  デスペア的消去法による選択基準。

1,まずは、吉澤ひとみ、藤本美貴を消去する。

  よっしーから告白されてもなぁ・・・。男だもんなぁ・・よっしーは。ミキティみたいなわがままの気分やは私の手に負えない。

2,次は、小春を消去かなぁ。

  小春のあの子供特有のはしゃぎかたは、遠くから見ている分にはほほえましいが、つきあつとなるとなぁ・・・。私はつきあうと基本的にしゃべらなくなるからな・・・。常にハイテンションで小春としゃべるのはつかれるな。

3,そして、紺野あさ美、亀井絵里を消去。

  コンコンは一緒に部屋にいてもしゃべってくれないだろうな、なんか部屋の隅っこで漫画本を読み出しそう。亀井絵里は、ギャルに憧れているので、私はそのファッションにあわせられない。

4、次は、道重さゆみを消去。

  さゆは、お姫様願望が強い割りには、末っ子のわりには、意外としっかりしててテキパキな女の子。なんか勝手に部屋を掃除されたり、休みの日の前日には、どこいこうかあそこいこうかと計画たてて、なんかせかされそう。私は旅行も、休日もゆっくりしたい。


5,次は、田中れいなを消去。

   れいなは、コンコンをポンチャン、亀井絵里をパッツン絵里と変なあだ名をつける。デリカシーがないようにみえて、れいなは、友達を自分から遊びに誘えないそんな女の子。娘メンバーに親友がいないので、なぜだか、美勇伝の三好をしたうれいな。なんかいい。

 残る、3名。高橋愛、新垣里沙、小川麻琴。さぁ!!はたしてデスペアは誰の告白をうけいれるのか!!



6、次に、消去するのは、高橋愛。

  素朴な所はスキ。人の話をすぐに信じてしまうところもかわいい。そして値がまじめ。高橋愛とつきあってもよさそうなのだけど、私はつきあわない。あまりにも、高橋愛の性格が私と似ている。よって、あまり高橋愛に新鮮味を感じない。おたがいすぐに飽きちゃうだろうな。


 残るは、あと2人。新垣と小川麻琴。

  新垣は、あの明るさと元気にひかれる。さゆのように、ちょっとおせっかいの面倒見がいい、というんじゃなくて、ウィットに富んだおせっかい。元気なおせっかい。なんかいい。網膜色素変性症な私デスペア。次第に視野が狭まる病。たとえ、光を失って、家にこもりがちな私に対して、新垣は、こういうだろう。

  ( ・e・)<さぁ!!行くよ!! モーニング娘。のコンサートに一緒に行くよ!!ほら!!ほら!! いくよーーーー!!

  なんか励まされそうだよ。


  うーーん。悩むなぁ・・・・・・・。私が選ぶのは、モーニング娘10人から同時に告白されたら、私ははたして誰とつきあうか。私がつきあうのは・・・





   小川麻琴っちゃん!!!。


   まことは私がそばにいて、励ましてやらないとだめなんだよ!!。元気でお笑いキャラでいつもみんなの前では明るいけど、その何倍も、まことはいつも心に悩みを抱えているんだよ!!!不安定な心のまこと。いとおしい。

   もし私の目が見えなくなっても、まことに励まされてがんばるのじゃなくて、まことのために自ずからがんばれるそうだよ。まことの存在が私に生きる意味を与えてくれそう。よって、私は 小川麻琴の告白のみをうけいれます。


   
  
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4年ぶりのサッカーW杯 を見た。

2006-06-18 23:51:49 | 網膜色素変性症と私
  8年前。フランスサッカーワールド杯。テレビ観戦。メガネをかけなくても、ロペスから中山へのパスそしてシュート、はっきり見える。

  4年前。日韓ワールド杯。メガネをかけて見る。鈴木のゴールを見る。

  そして、今日。ドイツW杯。網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。徐々に視野が狭まり、視力が落ちていく私。今日日本対クロアチアの試合。テレビ観戦。メガネをかけて画面を見るも、

  4年前にくらべて、画面のボールを見失うことが多くなる。いままではこんなことなかったのに・・・。テレビ画面のサッカーボールがとても小さく感じる。ボールが見えずらい・・・・。

  悲しいが、目の病気網膜色素変性症は進行している。4年後。私の目はどうなるのか・・・。

  4年後、ラジオからでもW杯の興奮を味わってやるよ!!!。4年後はもいちどトルシエ監督にお願いしたい!!!!。

  
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asahi.com を見た。白杖を使うべき時。

2006-06-17 09:11:17 | 網膜色素変性症と私
  商店街を歩く私デスペア。商店街はアーケード。屋根つきのアーケード。太陽光がさしこまない、うすぐらい。

  網膜色素変性症な私デスペア。視野が極端に狭く、暗いと見えない。うすぐらい商店街。人が不規則に行き交う商店街。歩行困難。

  私デスペアの歩行困難とは、足の筋力が落ちての歩行困難ではない、視野が極端に狭い私。ぶつかるぶつかる。電柱や駐車自転車にぶつかる。それならまだしも。

  よぼよぼおばあさん。お母さんの後ろをついて歩く小さい子供。若いお母さんがひくベビーカー。ぶつかったり、踏んづけたりすることある。

  ぶつかっても相手を転倒させないために、32歳の成人男性としては超ゆっくりスピードで商店街を歩く。ぶつかっても衝撃小。すぐに止まれる。

  小さき子供は予測不可能な行動。いきなり走り出したり、とまったり。そんな子供の横をとおるのは、細心の注意必要。時には、子供がたくさんいる道はよけて、別のルートを通ることもある私デスペア。

  視野が狭いと、他者加害の危険性無限大。


  asahi.comより

>>交差点で、友人とともに歩いていた25歳女性が、道路脇の店に気を取られて、右側から歩いてきた91歳女性に気づかずに衝突した。91歳女性は右足骨折の大けがを負った。歩行障害が残り、外出時は車いすが必要になった。

 大嶋洋志裁判官は「健康な成人は、高齢者ら歩行弱者に注意を払い、衝突を避ける注意義務がある」とし、25歳女性が不法行為責任を負うと判断した。 <<以上無断転載。


 まさか!!この25歳の女性は網膜色素変性症ではなかろうか。右側から横切る老人に気づかず衝突。

 ニュースでトラック運転手が通りから飛び出した子供に気づくのおくれてひき殺す。まさか彼も網膜色素変性症ではなかろうか。とても気になる。横から視界にはいってくる物に気づくのが非常におくれる。それが網膜色素変性症の特徴。視野がとてつもなく狭いため。


  明日は我が身。気づかずに老婆を蹴飛ばす。あるいは、逆に若い女性に突き飛ばされて骨折。どちらもありうる。

  もし、私が老婆に怪我をさせたら、裁判長が判決でのべた『健康な成人は、高齢者ら歩行弱者に注意を払い、衝突を避ける注意義務がある』。その文中の「健康な成人」に私デスペアは該当するのか。

  網膜色素変性症な私デスペアは「視野障害者」であって、「健康な成人」とはいえないので、高齢者に注意を払い、衝突を避ける注意義務は「ない」のか?

  そして、網膜色素変性症な私デスペアは、視野が狭く歩行が困難。私デスペアは「歩行弱者」ではないのか。ということは、私は保護されるべき対象ではないのか。

  この事件は興味深い。判決を事案も含めて読み込んでみたい。

  どうあれこうあれ、衝突した時に損害賠償を請求されるかどうか。というよりも、商店街や駅のコンコースや交差点を歩くときは、人をけがさせないため、「白杖」をそろそろ使わないといけないな。はぁ・・・・白杖か・・・・・・なんか使うの気が引けるなぁ・・・・・。でもなぁ使わないと、他者加害の危険が増大するしなぁ・・・・。

  近々つかってみようか・・・・・・・な・・・・・(未定)




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日経新聞 を毎朝読む。

2006-06-16 22:11:09 | モーニング娘。と私
  ここ10年新聞をとる習慣のない私デスペア。ネット社会。ネットの新聞社HPでことたりる。

  最近の私。1時間早く会社に出社。だれもいない部屋。職場独特のよどんだ空気・・・なんていうんだろうおっさん臭というのか、なんというのか、思いっきり深呼吸はしない空気。

  まっさきに窓を開ける。今時の朝の空気、太陽光でぽかぽかにされたさわやかな空気。気持ちいい。

  まもなくすると、我が部署に新聞が届けられる。一番に読む私。その中の1紙。日経新聞をおもしろく読む。新製品や、データがくわしい記事。読み応えあり。

  広告もおもしろい。パソコンの広告は必ず毎日掲載。あとビジネス書の広告。そしておじさま御用達の週刊誌「週刊ポスト」の紙面下方の広告。本日発売。

  そこに広告。宣伝文句。

 「安倍なつみ 24歳 完熟ビキニ」

  なっちの眉がほそく、風を顔にあべている顔写真つきの広告。


  職場で、この神聖な(?)職場で、なっち。この不釣り合いがたまらない。私は中学生のときにかくれてお菓子をたべたり、タバコをすったりしたことは一度もない。なんかかっこわるいジャン!!。

  でも、中学生不良の気持ちが今やっと分かる。彼らは、学校という秩序を、お菓子やタバコでちょっとだけカオスにして満足。自分がつくりだした、コスモスの中のカオス。全能感がたまらないのだろう。その気持ちやっと分かる私デスペア。

  会社の窓際の机上に、日経新聞をひろげて、なっちを凝視する私。完熟ってなんなんだよ!!。なっちのその完熟ビキニをみて50代のおっさんサラリーマンは何を思うのか?。などなど思いを巡らせる私。

  すると、上司がやってくる。あいさつをしながら、いそいで次のページをめくる私デスペアであった。


  なんだろう。このドキドキ感。

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asahi.comの記事より なんかカッコいいじゃん!!

2006-06-15 21:41:33 | 網膜色素変性症と私
  網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。太陽光の下ではまぶしい私。しろく視界がぼやける。そんなときサングラス、遮光メガネ。ぎらつきを抑えものをはっきり見えるようにしてくれる。

  まぶしさというか、網膜の機能低下。

 デスペア的目の症状。

1,白っぽい階段を踏み外す。

   同じ色の階段、すべり止めも同系色の階段。段差が見えない。階段の色はグレーが多い。すると、階段の滑り止めは、黒や黄色や緑だと助かるんだけどな・・・。

2、白いトイレ。

   トイレ小便器。トイレ壁も白。小便器も白。時間をかけないと、小便器がわからない。

3、白い紙面の文字。

   書類。真っ白な綺麗な上質紙。日によって、その白ささえもまぶしく感じる。
  どこだぁー小便器!!同じ白と白。境目を判別する目の力が低下。

(4、白いTOKYO。
   ZYXのシングルCD。村上愛の声がすばらしい。なんとかしてCDを手に入れたい。蛇足)


  まぶしくなくても、物の境目がわかりにくい。そんなとき、遮光メガネ。網膜色素変性症の人のメガネ。サングラス。

  街を歩く。サングラスをかけたまま。時には不審者とおもわれる。電車の中でもサングラス。電車内はうすぐらくても、窓の風景がまぶしい。周りの乗客からすれば、おかしなヤツ。

  そんなヤツはからかいたいよね!!

  
  asahi.comの記事


>>『視覚障害者に「サングラスのまま質問」 米大統領が陳謝』
2006年06月15日18時29分

 ブッシュ米大統領が14日にホワイトハウスのローズガーデンで記者会見した際、サングラス姿で質問した記者をからかったら、実は視覚障害者だった。大統領は後で本人に電話して謝った。AP通信が伝えた。

 会見は電撃訪問したイラクからの帰国を受けて開かれた。米ロサンゼルス・タイムズ紙の男性記者が指名され、サングラスをかけたまま質問に立つと、大統領は「サングラスで質問するの?」「視聴者の皆さん、今日は太陽は出ていません」

 記者は「それは見方によると思いますけど」と軽くいなして、米中央情報局(CIA)の工作員身元情報漏洩(ろうえい)事件について質問。大統領のいつもの軽口に、会見場は笑いに包まれた。

 だが、この記者には視覚障害があり、曇りの日でもサングラスが必要だったという。大統領は後で記者の携帯電話に直接連絡し、「病気のことを知らなかった。僕が記者をからかうのは愛情からなんだ」と謝った。

 「特別扱いはしなくて結構です」と応じた記者<< 以上無断転載


 大統領がどうのこうのより。この記者の対応がすばらしい。まず大統領から「太陽が出ていないのにこいつサングラスかけてるよ!!おかしいとおもわないかい」とからかわれても、

「それは見方によると思います」と記者。

  私がもし、目の障害をしらない上司や役員にそんなことをいわれたら、

デスペア<「すいません・・・目が悪いので・・」とすまなそうに釈明するか。

デスペア<「世の中のすべての人が、あなたのように何不自由のない人ばかりではないんですよ。おもいやりっていうのは、自己と他者が違うということを認識した上で、自己と他者を同一視するってことじゃないんですか?」と理屈をこねるか。

  のどっちかの私デスペア。この記者の受け流し方は秀逸。


  大統領が記者の目の障害のことを知り、後で直接記者に謝罪。その時の記者。

記者<「特別扱いはしなくて結構です。」

  なんかかっこよくて、いいじゃん!!。自立的独立的、野心的でいいじゃん!!。


  私デスペアなら、ここぞとばかり、相手の無知をやんわりと非難するだろう。でもこの記者は違う。私もまだまだだ。

  私も彼のように、毅然と、論理的になりたいものだ。


 ただ、私はどうしようもなくなる前には、勇気をもって周りの人に助けをもとめようとは思う。それがかっこ悪さであり、本当のかっこよさじゃない?
 





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