カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

冬牡丹

2012-02-05 22:28:13 | 花だより
奈良県、長谷寺に馳せ参じ・・・
目的は西国三十三所巡礼のためですが、ここは花の寺として有名。
特に春は様々な花に埋もれて美しいとか・・・春まで待とうと思っていましたが
冬牡丹が咲いているというので、行ってみることに。
1月15日のことですが、ちょうど見頃だったようです。








もともとここは牡丹の寺として超有名。
1100年前から境内の荘厳花として牡丹が栽培される様になり、
現在は150種7000株の大牡丹園で最盛期はまさに花の浄土だそうです。

冬牡丹は・・・ちょっと期待が大きすぎたかな。(^_^ゞ









冬の只中、この時期に咲く牡丹には寒牡丹と冬牡丹がある。
「寒牡丹」は、春と秋に花をつける二季咲きの変種。
春にできる蕾を摘み取り秋にできる蕾のみ残し10月下旬~1月に
開花させるというもの、葉はほとんどない。
「冬牡丹」は、春牡丹と同じ品種を1~2月に開花するよう、
菰(こも)を被せるなど特に手間をかけて調整したもので、緑葉があります。
ここでの見頃は2月上旬ということだから、次の連休辺りが最後かも。













冬牡丹の風情は、このワラでつくられた菰掛け(こもかけ)かな。
寒風を防ぎ、霜や降雪から花を守る。
なにか大切に育てられている箱入り娘のような・・・
雪が積もり、真っ白な雪景色の中で見る冬牡丹はまた格別でしょうね。
















2012.1/15、長谷寺にて。

天空の紫陽花園

2011-07-09 23:47:09 | 花だより
梅雨が明けた途端、真夏日、いや猛暑日が続きそうですね。
※夏日=最高気温が25℃以上の日。真夏日=30℃以上、猛暑日=35℃以上。

京都の夏の暑さは、これまた格別なようで。
エアコンの普及率全国1位は、京都なんだそうです。納得。(^_^ゞ
特に市内は盆地なんで、蒸し風呂状態。我が町は京都盆地から外れているとは言え、山科盆地。繋がってると言うか、盆地の中の盆地と言うか・・・ちなみに我が家のエアコン台数は7台。節電しないとね、家計の問題で。

当ブログはと言えば、遅れに遅れてまだ梅雨景色。
今やどこも取り上げてないあじさい園です。



熊野那智大社を去ろうとした時、こんなところを見つけました。
一の鳥居の側に、小規模ながら真っ盛りって感じで・・・
「ご自由に入園下さい」・・・大好きな「無料」です♪











風情もあります。雨降りだから余計に?

何と言ってもこのロケーションは、素晴らしかった。
霞む山々を背景に・・・息を呑む美しさでした。ヽ(´∀`*)ノ傘さしてたけど。




















少しは涼が味わえるかな・・・









今シーズン最後にして、良いものが見れたなって感じ。



















さて、また参道を今度は下っていきます。途中の景色は・・・









実は、ロドは参道口の近くの売店の駐車場に停めてありました。
有料駐車場も何ヵ所かあり、前回はそこに停めたのですが(500円)
売店の昔おねいちゃんの「おいで、おいで」呼び込み戦略もあちこちで見られて。条件を聞いてみると、駐車場は「無料」だとか♪
ただし、何か飲むか食べるか、お土産を一つでも買うか・・・が条件。
ま、どうせ何処かで飲むだろうし、お土産も買うつもりだったし
停めやすそうなお店だったので・・・まんまと。(^_^ゞ


そして、いよいよ彼処へ向かいます。



2011.6/19、熊野那智大社 あじさい園にて。

アジサイ、満載。

2011-06-20 18:58:54 | 花だより
11日に行った法金剛院の続きです。
花菖蒲は見頃だったけれど、紫陽花(アジサイ)は少し早かったかも。
まだ色づいてない花も多かったです。












梅雨時期には欠かせない花、日本原産で古来から愛でられていた花なのに、意外と古典には登場しません。
万葉集に二首ありますが、古今集から新古今集までの八代集に、紫陽花を詠んだ歌は一首も現れません。どうやら平安貴族には嫌われていた?
色が変化することから、移り気、あるいは人を欺く・・・何てことから
政略、陰謀、詭計・・・疑心暗鬼を生じていた当時の貴族には受け入れられなかったのかも。実を結ばないところも嫌われた原因かな。













ともあれ、梅雨の風物詩として季節の庭を彩ってきたのは確か。
今では多種多様の品種があり、全国各地にあじさい園や並木など名所が数多くありますね。
これほどもてはやされるようになったのも、江戸末期、長崎に住んでいたオランダ商館医師のシーボルトが自国に持ち帰り紹介したのがきっかけで、後にヨーロッパで大ヒット?きっと東洋から来たミステリアスな花がウケたのか、欧米で品種改良が進み、それが逆輸入のカタチで日本でも園芸種の品評会の華に!









僕らの子供の頃のイメージでは、アジサイと言えば手毬型、ドッチボールほどの大きさに丸く咲くって印象が強いのですが、あれは西洋アジサイだったのですね。
今ではアジサイと言っても豪華絢爛なものから、野趣あふれるものまで。ひとつのアジサイ園に行っても多種多様な花姿が楽しめます。
ちなみにアジサイはユキノシタ科と憶えていたのですが、最近はアジサイ科(ユキノシタ科)と表記しているのをよく見ます。ウツギ(卯ノ花と言った方が分かるかな)もアジサイ科に入ってるみたい。





ついでに、これはヤマボウシ(山法師)の花です。
これも日本原産と言われています。(ミズキ科)


花を撮ってると、ついつい追いかけてしまうのが・・・









蜂さん、三種。上のクマバチくらいしか名前は分かりませんが・・・




テントウ虫も見ッけ♪







クロアゲハも飛んでたのだが・・・撮れんかった。(^_^ゞ





2011.6/11、法金剛院にて。

濡れにぞ濡れし 花菖蒲

2011-06-18 21:50:40 | 花だより
ここのところ週末になると雨模様・・・
先週の土曜日も朝から雨。こうなりゃ雨の似合う花を
見に行かんといかんな(関西弁って難しい?)ってことで・・・

法金剛院(ほうこうんごういん)に行ってみました。
大きなお寺じゃ無いけれど、蓮の花で有名。数年前に一度、蓮を見に行ったことがあります。
今回は花菖蒲と紫陽花。どちらも雨が似合いますが、見頃かなぁ。
ちなみにこれまで花菖蒲は山科の勧修寺、右京区の梅宮大社奈良の柳生花しょうぶ園などへ行って記事にしましたが、去年は何処へも行かなかった・・・




お昼前なんですが、写真が暗い・・・(^_^ゞ







着いたら、雨は止んだんですがね。それはそれでいいんですが、
お寺に傘を忘れてきてしまった。100円傘やけど(^_^ゞ








いつもこのアヤメ科の花を観ると分類が気になってしまいます。
「いづれがアヤメか、カキツバタ・・・」
アヤメ(文目・菖蒲)とカキツバタ(杜若・燕子花)は、実は分かりやすい。アヤメは乾いた草地に、カキツバタは水中もしくは水辺で咲きますし、花の見分けも出来るけど、困ったちゃんはハナショウブ(花菖蒲)。乾いた土地でも水辺でもOK。絵になるってことで水辺で咲かせるのが多いようですが・・・

何と言っても紛わしいのが「菖蒲(しょうぶ)」って言葉。
ショウブと言うのは、里芋科でその花は蒲の穂のような、ちょうどアメリカンドッグのような・・・そんな咲き方をします。五月の節句に入る菖蒲湯はこの里芋科の方です。
ハナショウブとは似ても似つかないものなんですが、葉っぱが似ているってことで花菖蒲と名付けられた訳で。
また、「菖蒲」って書いてアヤメと読ますのも混乱の元。地名の菖蒲池(あやめいけ)ってありますもんね。ちなみに菖蒲草(あやめぐさ)と言うと、菖蒲(里芋科)のことなんですよ!あぁややこしッ!(^_^ゞ

しかしながらアヤメ科でも一番メジャーなのは花菖蒲じゃないでしょうか。品種もアヤメが100種、カキツバタは10種ほど、ハナショウブは2000種以上と圧倒してますから、菖蒲園だとかアヤメ園なんて言ってる施設もほとんどが花菖蒲園のことだと思われます。


蓮池が中心の庭、ぐるりと見て回ると

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ
                待賢門院堀河『千載集』


仏足石



石仏?

色んな花も

蛍袋(ほたるぶくろ)


キキョウ科です。学名:Campanula punctataのCampanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。


沙羅双樹、花はまだ蕾でした。


河骨(こうほね)、スイレン科。
小さな花ですが、なかなか凝ったつくりの花ですね。


睡蓮(すいれん)。( ゜Θ゜)ノ


蓮の準備も整ってます。






















2011.6/11、法金剛院にて。

百花繚乱、石山寺。

2011-05-25 23:14:49 | 花だより
GWうろうろ日誌。やっとファイナる5月4日の続きの続きぃ~♪

石の山の寺は、意外や花の山でありました。
時季が良かったのか、日頃の行いか・・・春の花が
こんなに一気に観られるとは・・・♪
ちうわけで石山寺、春の花の集大成、植物図鑑みたいやけど。(^_^ゞ


霧島ツツジ、真っ盛り。



平戸ツツジ、まだこれからでした。



石楠花(シャクナゲ)、この色だけだったかな。



すみれ、これはコマガタケスミレかな?いわゆるスミレとは違うよう。
スミレといっても日本で野生種だけでも60種。さらに、亜種、変種まで含めると300種類近くあるそうです。


松葉海蘭(マツバウンラン)、群生している姿は素敵です。



地縛り(ジシバリ)、タンポポに似てるね。



牡丹(ボタン)


知らずに行ったのですが、牡丹園がありました。有名らしい。
この時期は、これを目当てに来る人が多いようです。






確かに豪華絢爛、種類も多くて牡丹の品評会のよう










がらりと変わって・・・


射干(シャガ)、境内のあちこちで見られました。


琵琶湖をかたどった池や滝からなる回遊式庭園「無憂園」。









今は文目(アヤメ)や黄菖蒲(キショウブ)が咲いているようです。
もうすぐ花菖蒲が咲きだすとのこと。もう夏やもんね・・・



八重桜、まだ咲いていました。(^_^ゞ



藤、行った時はまだほん咲き始め。



山吹(ヤマブキ)や山躑躅(ヤマツツジ)も咲いていました。
たっぷり色んな花を見ることができるお寺です。




2011.5/4、石山寺にて。

これぞ花道、ツツジの参道。

2011-05-17 21:34:46 | 花だより
GWうろうろ日誌。5月3日の続きぃ~♪『長岡天満宮』霧島ツツジ。

ここは京都ではキリシマツツジの名所として、毎年多くの見物客が訪れるところです。例年は4月末頃が見頃、今年はやはり少し遅れたかな。
開花情報HPによると4/24日ではまだ1~2分咲き、5/1日でやっと南面が見頃、北面が2分咲きに。南面、北面、日当たりによって開花状況が違うようです。
5/2日には南面散り始め、北面ほぼ満開。5/4日は南面終わり近し、北面満開・・・僕らが行ったのはその間の3日でしたから、まずまずだったのかな。
ちなみに5/9日には・・・終わりました。来年に向けて養生作業にはいります。ということです。













樹齢130年以上、2.5mに及ぶ樹高の霧島ツツジが両側を深紅の壁のように被う参道は壮観です。
この参道、八条ヶ池を二分する中堤。途中にある石の太鼓橋は加賀前田候の寄進と言われています。



写真でお気付きでしょうか、空の色。この日は酷い黄砂で、空に青味が全くありません。ちょっと先の大鳥居も霞んでるし・・・





八条ヶ池は南北に長細く、外周は約1km、貯水量 は約35000トン。
寛永15年(1638)に当時の領主・八条宮が造るように命じた、灌漑用の溜め池だそうです。



中堤(参道)の北側の池にはジグザクの水上橋、六角舎があり、池の周辺とともに散策路として市民に開放されてます。




南側には、たけのこ料理で有名な『錦水亭 本店』の建物が風景のアクセントになってます。






水上座敷かな、たけのこの旬の時期、今が繁忙期でしょう。







池をぐるっと廻って行くと錦水亭に到達。







錦水亭、忙しそうなので入りませんでしたが・・・(^_^ゞ
ホントノリユウハ・・・筍料理で12000~20000円、税・サ別。ですから
気軽には入れない小市民、ふたりだと最低でも諭吉さん3人とお別れしそう・・・

ま、そんな訳で探した昼のお食事どころは・・・ジャァ~ん♪






ちょうど参道横に出ていた露店。この日はいっぱいお店が出ていた。
緋毛氈の床几に座っていただいたのは、長岡名物竹の子入りたこ焼き♪
焼きそば大盛りと掘りたて筍の焼き竹の子!水がいっぱい出てきてジューシーで美味しかったよ♪デザートは焼き立てほくほくのメロンパン。英世ちゃん1人で大活躍。(^_^ゞ


お腹も膨れたことだし、長岡天満宮本殿にもちらりと寄ります。









天神さんですから北野天満宮と同様、菅原道真公が祀られています。
長岡は、菅原道真公が生前に在原業平らと共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところで、公が太宰府へ左遷された時、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれたとか。

学業の神さんなので合格祈願とかもあるのかな、撫で牛さんもちゃんと居ります。
社紋は梅干し星梅鉢、北野天満宮と同じです。天満宮といえば梅鉢紋なんですが、各地で微妙に違うんです。それに天満宮って京都市内だけでも末社を含めると70ヵ所以上あるそうです。
どうでもいい話しだけど・・・(^_^ゞ




2011.5/3、長岡天満宮にて。

さくら便り、京都御苑。

2011-04-09 15:19:20 | 花だより

4月6日、真如堂に行ったあと京都御苑にも寄ってみました。
3月の末にすでに見頃となっていた近衛の糸桜を見てみようと・・・

京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約63haの公園で、いつでも自由に入ることができます。ただし、京都御所、仙洞御所の参観を希望する場合、事前に宮内庁の許可が必要です。
なお、京都御所については、春と秋の年2回に一般公開があります。
ちょうどこの日、6日から明日の日曜まで春の一般公開が行われています。
参観を希望する場合、事前に宮内庁の許可が必要です。

駐車場は有料で東側の清和院御門と、西側の中立売御門の2ヶ所あります。
バイク、自転車は無料です。僕は清和院御門前に停めて・・・
自転車なら御苑内の砂利道を通ることができますが、さすがにバイクはダメ。皇宮警察のパトカーが巡回してるしね、どんな罪になるんやろ?

近衛邸跡に行くまでにちょっとぐるっと御苑内を回ってみました。





京都迎賓館南側のハクモクレン。御苑内には何本かハクモクレンの巨木があり、いずれも見事に花を咲かせています。




御苑の桜は、ほとんどがこの山桜です。山桜は、葉と同時に花が咲きます。
ほとんどがまだつぼみですが、所々で見頃のものがありました。


健礼門前大通り沿いにある枝垂れ桜です。こちらも満開。









んー、セントラルパークちゃいまっせ。まぁ、ええけどな・・・
芝生でくつろいでピクニックしてるのは、ほとんど欧米かッ←フルッ!


ここの枝垂れ桜も好きなんです。京都護衛署内の平安の庭にあります。








枝ぶりが津波のように・・・って表現は今は使えないなw




見頃は過ぎたでしょうが桃園もまだ満開で賑やか。




これは大島桜かな。まだこれから・・・


さていよいよ近衛邸跡の糸桜。このあたりは枝垂れ桜が咲き競ってます。


















ちょっと陽が傾き、より幻想的にも・・・















ちょっとドラマチック?
ライトアップより夕景の桜のほうが魅力的かも・・・




2011.4/6、京都御苑にて。

gooのフォトチャンネルも貼ってみます。
スライドショー、フルスクリーンで見れます。
京都御苑の桜 2011.4/6


さくら便り、真如堂。

2011-04-07 23:00:44 | 花だより
4月6日、快晴。京都市の最高気温は遂に20.8度。
そのせいか前日に通った時、3部咲きくらいだった南禅寺インクラインの桜は満開。その早さにちょっと驚きました。

さてこの日、XL125で向かったのは吉田山。その南東部にある金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)と真如堂(しんにょどう)。
平安神宮の東に面した通り、岡崎通を丸太町を越えて北に上がると、小高い丘のような吉田山に登って行きます。神楽岡って言ったほうが良いのかな。
金戒光明寺に着いたら門前に大きな看板で「拝観料600円」って!そんなはずじゃ無かったのにな、拝観料払ってまで桜見る気せぇへんし・・・と、直ぐにスルー。実は境内は無料だったかも、ちょっとあわてんぼしてもた。
何せ3時に出て5時には帰りたかったから。つーことで真如堂を見に行きました。

その前にちらっと桜並木の参道が見えたので・・・



宗忠神社ってとこかな、まだ若木なので20年後くらいには立派になるかも。



近くにこんな廃屋?を発見、気になるなこの屋敷。相当朽ちかけてますが。


トップの写真は真如堂の総門(赤門って呼ぶそうです)。
その門前に法伝寺ってお寺があってこの前の桜が立派!ちょうど満開でした。このお寺のことはよろづ屋TOMさんの記事で知ったのですが。



このお寺、鳥居に「陀枳尼天(だきにてん)」って書いてあるだけ(写真は裏側ですが)なのでお寺であるかどうかすら分かりません。念のためここの前で写真を撮っておられた方に訊ねてみたら、そんな寺の名前は聞いた事が無いようでした。(^_^ゞ






可憐な紅枝垂れもありましたが、まだ咲き始め・・・







さて真如堂ですが、正式には鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。
真正極楽寺とは、「極楽寺という寺は多いけれど、こここそが正真正銘の極楽の寺である」という意味・・・どうでもいいけどね(^_^ゞ
本堂の名前が一般的な呼び名になっています。ここは桜より紅葉で有名。桜なら金戒光明寺のほうが有名です。

境内拝観自由。ただし、本堂・庭園のみ拝観料500円。
駐車場も5台ほどのスペースがあります。無料だと思うけど。






法華塔(三重塔)
境内一円での三脚・一脚の使用、撮影会などは、季節を問わずお断りします。商用目的の写真撮影などは固くお断りします。ってことでした。
観光のためなら問題なしです。みんなバシャバシャ撮ってましたし、ただし三脚・一脚は使わずにね。













そこそこ見応えあります。結構穴場かも・・・♪





2011.4/6、真如堂にて。

さくら便り、鴨川。

2011-04-06 23:46:12 | 花だより
4月5日、晴天。最高気温19.0度。
塩小路橋からスタートして鴨川沿いの川端通を東一条まで
川下、南から北の川上へと上がってみました。
この間の(もっと北までですが)川端通、鴨川の堤、歩道は
ずっと桜並木といえます。
まさに京都は桜まみれの季節を迎えようとしています。



塩小路橋西詰から南に向かって




桜並木が河川敷を被うように・・・まだ五分咲き程度かな。
京都駅から来たJRの電車が頻繁に桜の花の中から出てくるように見えます。




七条を過ぎ五条大橋に行くまでの正面通の橋から
このあたりの歩道には芽吹いた柳と枝垂れ桜がきれいです。



河川敷、奥に見えるのは五条大橋です。






振り返ると七条大橋。




歩道では雪柳も満開。




桜のカーテン越しの河川敷です。


五条大橋を過ぎると四条大橋までに松原橋と団栗橋という小橋があります。
ちょっと寄り道、団栗橋を渡って木屋町通を南に逆戻り・・・



このあたりは老舗の旅館や料理店が軒を連ねてます。
鴨川と並行して流れる運河、高瀬川沿いにも桜並木があり
夜はライトアップされます。




木屋町から松原橋を渡って川端通を越えれば宮川町、花街です。



川端通の直ぐ東の側道にも水路があり、そこも桜並木に。



都をどりは祇園甲部、宮川町は京おどりなんです。




さて、四条大橋、三条大橋は交通も混雑、桜もイマイチなんでスルー。
それより川上の御池大橋、二条大橋、丸太町橋、
荒神橋を過ぎ、今出川通までの東一条でストップ。河川敷に降りてみました。



桜並木はまだつぼみ、咲き始めってとこでしょうか



この先、今出川通の北で鴨川はYの字の合流地点になります。
真ん中に下鴨神社があり、西は賀茂川、東は高野川。
賀茂大橋、出町橋の先もまだまだ桜並木は続きますが
見頃になるには少し間がありそうです。

と言ってもこの陽気、あっと言う間に咲き出すかもね。
この日、帰りに通った岡崎疎水、インクラインはまだ3部咲き程度だと思ったのですが、今日通ったらもう満開でした。あの辺りは今週末が見頃、それまでに雨が降ったら・・・と思うくらいでした。




2011.4/5、鴨川 川端東一条にて。


さくら便り、山科疎水、毘沙門堂。

2011-04-05 23:56:11 | 花だより
4月4日、晴天。昨日は毘沙門堂と山科疎水の様子を窺いに。



京都山科毘沙門堂は紅葉で有名だけど、桜の名所としても親しまれてます。
「京都の桜情報」なんてサイトにも必ず情報が出てます。
わざわざ行くほどじゃ無いと思いますが、山科疎水の桜並木が近くにあるのでそのついでに寄られるのかな。











本堂脇の彼岸桜は今が盛りと、満開。




一方ここのメインの樹、宸殿前の大枝垂れはまだまだでした。






勅使門下でちょっと可愛い品種の桜を発見。



ここでも染井吉野はまだ咲き始めだったので、期待できませんが
疎水端の桜並木も橋の上から見てきました。













2011.4/4、山科疎水にて。

さくら便り、淀。

2011-04-04 23:55:50 | 花だより
昨日は桜を訪ねて淀城址へ行ってみました。
薄曇りで気温も低く、出かける気分でもなかったのですが
淀の競馬場の並木が咲いていたみたいと聞いたもので
まずはそちら方面に。

淀城跡公園は京阪電鉄「淀駅」のすぐ前にあります。
この淀駅、今は2つあって、ここは上り京都方面行きの小さくて古い地上駅の方です。もう1つの下り大阪方面行きの駅は競馬場寄りで大きくて新しい高架上にあります。







淀城も歴史的には2つあった。今ここに残っているのは徳川が造った城。それ以前の豊臣が造った城は残っていません。
その最初に築かれた淀城は、秀吉が側室茶々の産所として造り与えたもので、茶々が淀の方と呼ばれ、後に淀君、淀殿と呼ばれるゆえんとなったものです。
現在、石垣と濠の一部が残っているこの城は二代将軍徳川秀忠の命で松平定綱が城主となり築城したものです。かなり大規模な近世城郭だと言われていますが、天守は二条城のものを移築。二条城には伏見城の戦い(関ヶ原の戦いの前哨戦)で落城した伏見城の天守が移築された。何だかややこしい。(^_^ゞ
もっとややこしいのは、淀殿こと茶々の人生。今、大河ドラマ「江」で登場する浅井の三姉妹の長女(宮沢りえが扮している)。ややこしいのを簡単に言うと、母親は織田信長の妹で浅井長政の正室「市」。長政は信長の家臣秀吉によって滅亡させられる。その直前、市と三姉妹は信長に引き取られるが信長の死後、市が柴田勝家に嫁ぎその娘となる。勝家もまた秀吉によって滅ぼされ、市は自害。三姉妹は秀吉が奪うことに。実と義理、二人の父親を秀吉によって失うが、あろうことか長女であった「茶々」は秀吉の側室になり、秀頼(豊臣の後継者)を産み豊臣家系の実権を握る。妹である次女「初」は京極高次に嫁ぎ正室となる(この京極家の話を辿ればこれまたむちゃくちゃ混乱する)。三女「江」は二度結婚した後(離縁、死別)三度目に徳川秀忠の正室となり多くの子を授かる(二男五女?それ以前に豊臣秀勝との間にも三女?を産んだとか)中でも千姫(秀頼の妻となる)、家光(徳川三代将軍)、和子(天皇家に嫁ぎ明正天皇の母となる)が良く知られている。要するに江は豊臣家において姉茶々とその子秀頼の義母、それでいて豊臣を滅ぼした家康は義父であり、二代将軍秀忠の妻で三代将軍家光の母。そのうえ天皇の祖母でもあったわけで・・・(^_^ゞ

もうやめとこ、この淀城址に関してはいずれじっくりと探索したいと思ってます。




こんなところに満開の桜の樹が・・・これって淀城の濠の址、かなり荒れてます。






淀周辺には近年、この河津桜(かわづざくら)を植樹する運動があり、淀水路などは名所になってます。染井吉野桜より早咲きで長く咲いているので満開のピークを少し過ぎたくらいかな。





染井吉野の並木がある競馬場へと行ってみると・・・



まだ咲き始めってとこかな、樹によっては満開もありましたが











2011.4/3、淀競馬場にて。

観梅、梅小路工事中。

2011-03-07 20:48:47 | 花だより
また『梅小路公園』へ行ってました。と言っても先月末の日曜ですが。
もう梅が見頃のはず、ここには有名では無いですが梅林があります。
蒸気機関車の汽笛を聞きながらの観梅、風流ではあります。

梅の時季に限らずここへよく来るのは、京都では珍しく観光地じゃない市民の公園だから。場所も良いせいか、いつも賑わっていてエネルギッシュ、それでいて和めて癒されるシティパークなんです。
東京の公園と較べると思いっきり小規模ですが・・・



地名にちなんでか、梅林があるわけですが、ここでは観光客の姿はほとんど見ません。観梅会のような観光イベントも無く、剪定教室が開かれるなどあくまで市民寄り。







140本、14種の梅の花がゆっくり観賞できます。






梅だけじゃなく公園内には色んな花木、草花があり
これからの季節、花であふれることでしょう。






まだ花壇は寂しかったですが、市民グループが丹精込めて育てられている花壇などもあり、多くの花を楽しめます。

小鳥たちのオアシス、のら猫楽園。あ、ワンコはひも付きでね!
以前大型犬の綱を外し、猫を噛み殺させた奴が出たそうな・・・





ここは子供たちがいきいき楽しむ場でもあるのに。
街の子供たちはここで川遊び、木登り・・・
そうそう「ツリークライミング®体験会」ってのがあるそうです。
参加費4000円(保険代・レッスン代込み)は、ちとビックリですが。
時代なのかな・・・





芝生広場はいつものように老若男女それぞれ楽しそうに・・・

ん、工事中?



そう、ここに水族館ができます。確か今年開業の予定。
海の無い京都市に水族館、何か不自然ですが。内陸型の水族館としては国内最大クラスなんだそうで、自然科学、環境教育の場、体験学習施設という面もあるってことですが…
なら、海から離れた京都にこそふさわしいと考えるか、京都にそんなもん要らんやろ!海辺にあってこそ水族館と考えるか。
賛否両論あるでしょうが、もうここまで出来てしまってる。(^_^ゞ
この水族館の運営は、あのかんぽの宿払い下げ問題で話題になったオリックス不動産。ここのところ水族館運営に意欲をみせているのか新江ノ島水族館を既に開業。今年はこの京都水族館(仮称)を、来年には東京スカイツリー内に墨田水族館(仮称)をオープンする予定。
水族館好きな私的には京都に水族館、ちょっと楽しみではあるのですが…不安なのは、これだけの規模のもの相当な観客動員数が必要になるはず。もともと京都は国際観光都市だから観光客を呼び込むのは良いのかも知れませんが、こののんびりした市民の公園が荒れないかな?
それに海水の維持、運搬は?魚や海獣たちが…どうなんでしょうね。





2011.2/27、梅小路公園にて。

清流に咲く水中花、梅花藻。

2010-08-15 11:56:41 | 花だより
梅花藻(ばいかも)、初夏から晩秋にかけて白梅の花に似た可愛い花を
水上に咲かせるキンポウゲ科の沈水性多年草です。
日本の本州以北の浅く冷たい清流に成育しますが、水質、水温など
環境が整わないと成長できません。それ故に河川環境を示す
指標ともなってます。
この花を有名にしたのは静岡県三島の柿田川湧水地じゃなかったかな。
近県では兵庫県の田君川、滋賀県の地蔵川が名所になってるらしい。

と言うことで、米原市醒ケ井の地蔵川へと行ってみました。


JR醒ケ井駅、普段は長閑そうなところなのですが、この時期は
どうやら梅花藻観光で賑わうようです。
駐車場は満車で少し待たされましたが、それでも何とかなります。

まずは駅で腹ごしらえ。


駅横の観光施設ではミストシャワー野外冷房も・・・


あちこちに水飲み場があります。ここも環境省「平成の名水百選」に選定された名水。採水場もありますので、ペットボトルご持参をおすすめします。
僕らも少し持って帰りましたが、美味しい水でした。言葉では言い表し難いのですが、全く刺激を感じないまろやかな喉越し、ゴクゴク飲める水でした。


オープンテラス(?)で、いただいたのは


鱒そば、天ぷらそば、鱒フライおにぎり♪
・・・どうも口には合いませんでしたが。(^_^ゞ


さて、パンフを手に観光スポットを回ってみます。
まずはお目当ての梅花藻。









ん、ん。いきなり大量の梅花藻。パンダ(?)もお花見♪







澄みきった流れの中で揺らぐ可憐な花が
何とも涼やか。










中山道醒井宿は日本武尊を救った伝説の湧き水「居醒(いざめ)の清水」があり、そこから流れ出る地蔵川の清清しい川の流れと、宿場町の面影を残す町並みに一服の涼を求める人で賑わっています。




ところどころで咲く百日紅(さるすべり)の花が川面に散り
流れに彩りを添えてくれてます。










2010.8/8、醒ケ井 地蔵川にて。


桜芝桜、咲く咲く♪

2010-05-22 19:05:03 | 花だより
今日は何とも良いお天気でした。ホントに明日は大雨になるんかいな?
ぽ集の中止は悲しいけれど、気を取り直して・・・

旅河童GWも白川郷をあとに、いよいよ帰路につきます。
ただし、もう1ヵ所立ち寄りたい場所と、走りたい路を通ってね。



立ち寄りたい場所とは、郡上八幡。高速(東海北陸自動車道)で行けば
1時間もかからないかも・・・でも、ここは下道走りてぃ!
普通なら最短距離のR156で南下するのでしょうが・・・
aw@bitlogさんご推薦の『飛騨せせらぎ街道』をどうしても走ってみたい。
とりあえずは時短のため白川郷ICから飛騨清見ICまで高速道で戻ります。
R158も通ってと思っていたのがナビの案内通り高山西ICまで戻ってしまったw
ま、R158はまたのお楽しみにとっておいて、三日町の交差点を右折
r75(飛騨せせらぎ街道)に入る。気持ち良~く走れたのはしばらくの間、
すぐに車群に追いついてしまい、あとはチンタラ走行。
それでもサイドウインドウも全開、フルオープンで走る街道は気持ち良かったです♪



退屈な数珠繋ぎドライブ解消のためもあり『道の駅 パスカル清見』で休憩。
思いもよらず5月の花見・・・









満開の桜を見て、南下を続けると明宝って地域で、左手(東)にチラリと
輝く丘が見える。何かあるようだ。道路沿いにも幟も立っている。
一度は通り過ぎたのだが、ひょっとして以前にTVで見たところ?
Uターン、引き返して旧R472に入ると・・・



斜面いっぱいに芝桜の絨毯・・・ここが『國田家の芝桜』でした。












数々の賞を受賞し、日本一となった国田家のお花畑。一面に広がる芝桜をはじめ、チューリップ、スイセンなど春の花々が咲きそろいます。国道からの眺めはまさに絶景。今は亡き国田さんちのおばあさんが、一人きりで生涯をかけて栽培管理してきた芝桜をみんなの手で守り続けています。平成4年に農林水産大臣賞、平成8年には内閣総理大臣賞を受賞しました。(ぎふ観光ガイドより引用)















ほんとキレイなお花畑でした。この庭を一人で造られたとは驚き。
今年で亡くなって5年なのかな「かなゑ」さん。
今は有志で保存されているようです。






2010.5/3、飛騨せせらぎ街道 國田家の芝桜にて。

なごりのさくら

2010-04-12 23:58:12 | 花だより
昨日(4/11sun)は、花曇り。時おり晴れたり、雨降ったり・・・
お蔭で、信号待ちで幌を閉めること2度、3度。(^_^ゞ

午前中、こちらでは府知事選挙があったため、投票場である小学校へ








いきものがかり の小屋には、人懐っこいカモちゃんが


百葉箱も懐かしいね・・・




もう次の花が出番待ち♪


昼からは琵琶湖の東岸、近江八幡へとドライブ。


花吹雪舞う、八幡掘。



近江八幡は水郷の里。今回はそれが目的では無かったのですが
つーか、目的無しでふらりと行った感じ・・・



花見が目的でもありませんでしたが、思わぬ散り桜の光景を
楽しむことができました。







大量の写真整理が残ってるのに、時間が足りない・・・
どんどん季節外れになってしまう。春は忙しいな。


2010.4/11、近江八幡、八幡堀にて。