目的は西国三十三所巡礼のためですが、ここは花の寺として有名。
特に春は様々な花に埋もれて美しいとか・・・春まで待とうと思っていましたが
冬牡丹が咲いているというので、行ってみることに。
1月15日のことですが、ちょうど見頃だったようです。
もともとここは牡丹の寺として超有名。
1100年前から境内の荘厳花として牡丹が栽培される様になり、
現在は150種7000株の大牡丹園で最盛期はまさに花の浄土だそうです。
冬牡丹は・・・ちょっと期待が大きすぎたかな。(^_^ゞ
冬の只中、この時期に咲く牡丹には寒牡丹と冬牡丹がある。
「寒牡丹」は、春と秋に花をつける二季咲きの変種。
春にできる蕾を摘み取り秋にできる蕾のみ残し10月下旬~1月に
開花させるというもの、葉はほとんどない。
「冬牡丹」は、春牡丹と同じ品種を1~2月に開花するよう、
菰(こも)を被せるなど特に手間をかけて調整したもので、緑葉があります。
ここでの見頃は2月上旬ということだから、次の連休辺りが最後かも。
冬牡丹の風情は、このワラでつくられた菰掛け(こもかけ)かな。
寒風を防ぎ、霜や降雪から花を守る。
なにか大切に育てられている箱入り娘のような・・・
雪が積もり、真っ白な雪景色の中で見る冬牡丹はまた格別でしょうね。
2012.1/15、長谷寺にて。