ふた月ほど前からしばく寝転がっていたり、腹這いになっていたルイが起きあがると前肢を引きずるようにして歩く。最初は、そそっかしいわんこなので寝そべっている間に足がしびれてしまったと思い笑っていた。5分足らずで正常になるので放っておいたが、どうも腑に落ちない。
昨日、フィラリアとフロントラインの薬をもらいに動物病院へでかけたついでに先生にルイの足を診てもらった。歩く様子は、ルイが走ろうとするのでちゃんと観察してもらえなかったが、触診では大きな異常はない様子。コーギーは関節を痛めることがあるのでまずは10日間の投薬で様子を見ることに。
ルイの体重が15キロを越え、また重くなった。さすがにリミット超えなので先生からダイエットの指示が出た。餌を15%カット。おやつはダメ。
さらに、足のことを考えて散歩も5分間で切り上げるようにといわれた。関節に深刻なトラブルがなければいいのだけど。
この2週間ばかり、ルイが散歩をいやがる。暑さのせいだと思っていたが、やっぱり足に原因があるのかもしれない。今朝も出だしはよかったが、途中で歩きたがらない。
しかし、いつも二度やるウンコが一度なので二度目を求めてけっこう歩いてしまった。
昨夜のルイは、最近の休日がいつもそうであるように夜は爆睡だった。暑さで疲れたのだろう。身体は大きいけどまだ2歳。十分に成長していないだろうからしかたない。調子にのって暴れ出すと手がつけられないほど元気だけど、この暴れかただって、いかにもガキんちょわんこである。
エアコンのフィルター掃除のためにアルミの脚立を出し、ルイの前で上に乗ってからというもの、大騒ぎするようなった。
実家にいたわんこが、ぼくが自転車に乗ったり、まだ幼かったせがれがブランコに乗ると必死に止めにきたのを思い出す。「危ないからやめろ!」といっているがよくわかった。
実家にいたコンリーというシェパードの雑種は、家族が自転車やブランコなどに乗るのを身を挺して止めた。その必死さに「そんな危ないもの、ダメだよ!」といっているのがよくわかった。
だが、脚立を見たルイが、「とーちゃん、そりゃ危ねえぜ!」といっているかどうかまではいまひとつわからない。