愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

冬の暗い朝はあぶないからね

2017-11-14 21:47:38 | ルイとの日々


 前日が寝不足だったので早々とベッドに入り、今朝は早く目が覚めた。おかげでいつもよりほんの少し早く30分間のルイの散歩に出かけることができた。
 このところ日の出がどんどん遅くなっている。おかげで、5時半すぎの世間はまだ暗い。あぶないので今季はじめて、ルイに夜間散歩用の「トラックジャケット」を着せた。

 メーカーのモンベルのウェブサイトによると、「夜間散歩や、暗い場所でも犬の位置が確認しやすいジャケットです。視認性の高いオレンジカラーで、胴の左右には反射素材を採用しています。腹の部分は伸縮性のあるメッシュを使い、優れたフィット感を実現。生地には撥水加工を施しています。ビーコンを取り付けられるループ付き」という。

 むろん、オプションのビーコンを両脇に2個つけている。モンベルだから登山用の本格的なビーコンである。きっと視認性も高いはずだ。点滅モードも3パターンが選べる。
 ぼくも6月にアマゾンで買った「セフティーベスト」をはじめて着て出かけた。高齢者の自覚は希薄でも、自分が若いときに比べてコンマ何秒か反応が鈍くなっている実感があるからだ。とっさの動きに自信を持てないので購入してあった。

 最近のクルマの運転も慎重になった。高速道では意識して法定速度で走る。一般道でも目の前の信号が黄色になれば、アクセルを踏み込むのではなく、原則としてブレーキに右足を移す。よけいな神経をつかわず、結果的に疲れない走りにかえている。
 歩いているときも安全を心がければ疲れずにすむ。なにが怖いって、まだ薄明の朝のわんこ散歩である。用心するにこしたことはない。

 ところで、ぼく用のセフティーベストは、アマゾンの注文履歴によると979円だった。クルマに載せていたのを、今朝、散歩前に取り出して着てみた。反射テープがついているから少し安心できる。
 ルイのトラックジャケットは4,900円、おまけにビーコンがひとつ2,100円を2個。消費税を加えるとほぼ1万円になる。勢いで買ってしまったが、明らかにルイのほうが10倍高いってわけだ。

 とはいえ、ルイがほしがったわけではない。ぼくの自己満足である。
 歳をとってからの子は、犬であっても甘くなる。安全にはかえられないから、ま、いいじゃないかと思う。