愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

これも秋らしさならガマンしよう

2021-08-31 22:35:28 | ルイとの日々

この3日ばかり、朝も夕方もルイとの散で休憩のときに黒くて小さなたくさんの蚊に襲撃されている。
朝と夕方ではまったく別の場所にもかかわらずだ。朝は緑地の横で、夕方は草むらの近くである。

いつもそこで水分補給のために休憩しているのに、この夏、経験しなかったような数の蚊の攻撃に驚いた。
ぼくは露出している脚や腕に、ルイは鼻の周辺や耳を狙われた。
さいわい刺される前に気づいて、すぐにそこから離れているから刺されてはいなかったはずだった。

蚊の種類はわからないが、たぶんヤブ蚊というヤツだろう。
“秋の蚊はかゆい”と聞いたことがある。
経験的にも夏の終わりから秋にかけて蚊に刺されると、たしかにいつまでもかゆかった。

ぼくが少年のころ、犬は外で飼うのがあたりまえだった。
夏になると犬たちは鼻のまわり、耳、そしてお腹など毛が薄いところをめちゃくちゃ蚊に刺されていた。なんともかわいそうなかぎりである。
そんな犬のための“犬用ベープ”なんて商品も発売されていた。

蚊はワンコにとってはフィラリアを媒介するやっかいな存在である。
むろん、フィラリアの薬はシェラに飲ましているが、やっぱり蚊に刺されないにこしたことはない。

若いころ、地方を旅したとき、大きなヤブ蚊が足にたかってきて食事どころではなかった経験をした。
それも3日くらいで慣れてしまい、刺されてもかゆく感じなくなっていた。
蚊のほうも大きいだけで簡単に潰すことがきた。いなかでは蚊までのんびりしているのだと思ったものだった。

いま、ぼくが住むこのあたりもずいぶんいなかではあるが、蚊のやつらはなかなかすばしっこい。
ルイにたかる蚊だとルイを叩くわけにもいかず、ともかく、その場から逃げるしかない。

そんな蚊も秋の先駆けだったら、まあ、ガマンしてやりすごすしかないだろう。
しばらくは、ルイにたかってくる蚊を払いながらの散歩をつづけていくことになる。
ガマンするから早く涼しくなってくれ。

給水でちょっと休憩

2021-08-29 18:03:21 | ルイとの日々


年齢のせいだろう、ぼくは「もっと水分をとってくださいね」と医者からいわれている。
新型コロナウイルスの二度めのワクチン接種のときと、さらにかかりつけの医師から血圧の定期検診のときである。

ルイも、いまだぼくの年齢にはちょっと追いつていないだろうが、それでも老犬である。
やっぱり水分は若いワンコよりは必要ではないだろうか。

今年は、ルイの水にぼくもけっこうナーバスになっている。
ふだん、家での水用の容器は念のためにふたつそなえている。
まれにひとつがカラになっていることがある。それでも片方にはまだ水があるからホッとする。

問題は散歩のときだ。
たかが1時間程度だからと、散歩のとき、これまでは飲むための水は用意していかなかった。だが、医者の言葉に背中を押されて、この夏は飲むための冷水を、折りたたみのカップといっしょに430mlのペットボトルに入れて持参している。

ルイのためだけではない。半分はぼくが飲む。
朝の散歩のときの給水ポイントはぼくが腰を下ろせる場所である。ルイはすっかり暑さにまいってへたりこむ。
夕方のコースだとぼくが腰を下ろせる適度な場所がない。いつもの日陰で、ルイは朝と同じでへたりこむ。ぼくは立ったままだ。

どちらも5分以上はその場にとどまらない。長く休んでいると歩き出すのがつらくなるからだ。
たいてい3分くらいでまた歩きはじめる。

ワンコ散歩で、途中、休憩しているのひととワンコを見たことがない。
休んでいるのはぼくとルイだけだけだ。年寄り同士の散歩だからしかたない。

途中での給水は、たぶん、身体にはいいはずだ。
このよい習慣は冬になってもずっとつづけていきたい。
年寄り同士だからね。

だから暑さが怖い

2021-08-27 22:22:33 | ルイとの日々

夕方の散歩で8歳のワンコ2頭に逢った。10歳のルイよりも2歳若いわけだ。
まだ元気だが、飼い主さんたちからルイの毛並みがきれいだとほめられた。

そればかりか、ヨークシャー・テリアの飼い主さんからは、この方が前に飼っていた同じヨークシャー・テリアは10歳のころに目がほとんど見えなくなっていたそうである。
それにくらべたら、ルイは10歳には見えないともいわれた。

わが家だと、12歳で逝ってしまったコーギーのむぎは、突然、死んでしまったのが信じられないくらい年齢を感じさせなかった。
ただ、さすがに12歳、体力の衰えはあって、活発さがなくなりはじめていた。

17歳で逝ったシェラの10歳のころなど、まったく年齢を感じさせなかった。
15歳を過ぎたころからおばあさんワンコになったものの、もし、ガンに魅入られなかったら、きっとあと2年か3年は生きていてくれただろう。

シェラやむぎにくらべるとルイが若いとは思えないし、むしろ体力的にはやや劣っていると思えてならない。
もっとも、雑種だったシェラと比較するのは無理があるかもしれない。

同じコーギーのむぎが、7月はじめの蒸し暑い朝、散歩から帰ると急におかしくなり、あっけなく逝ってしまっただけに暑さがぼくは怖くてならない。
この暑さが早く鎮まってくれと祈りながら毎日を送っている。

猛暑に思う

2021-08-26 21:14:12 | ルイとの日々

暑い!
他所がどうかは知らないが、当地はきのうから尋常でない暑さに見舞われている。蒸し暑さというやつだ。
この夏、午後は4時半を待って夕方の散歩に出かけていたが、昨日からは5時を過ぎて出ている。それでも暑さは相変わらずである。暗くなってからも皮膚に粘りつくような暑さは変わらない。

こんな炎熱地獄の夏の記憶が、はるか昔に何度となくある。まだエアコンなど持っていなかったころだった。
ワンコたちだって、毎日、日陰ではあっても炎暑の外に繋がれてあえいでいた時代である。
昼間、冷房のきいた部屋の中で熟睡しているルイに、「あのなぁ、昔はよぉ……」と教えてやりたくなるほどだ。

夕方の散歩で出逢うワンコたちも、まだ若くともやっぱりヘタっている姿をよく見かける。
彼らの姿勢を好意的に解釈すると、地面にお腹をくっつけて身体を冷やしているのではないかと思うのだが、あまり自信がない。

以前、10年以上いっしょに暮らしたシェラやむぎは、死ぬほど暑くても決してヘタりこんだりしなかった。
ただただあえいでいただけだ。

ルイは、さほど暑くないはずなのにすぐにヘタリこんでしまう。
これはあきらかに散歩を拒絶するサインであろう。去年まではなかった態度である。
10歳だから、年齢的に暑さに弱くなっているのかもしれない。

それだけにルイの夏バテを心配している。
ただ、まったく食欲が落ちていないから、いまのところはぜんぜんだいじょうぶだろう。

寝坊して得をした

2021-08-20 23:22:32 | ルイとの日々

近所のココちゃんのママから聞いたのだが、19日の朝は大きな虹が西の空に見えたという。5時半には消えてしまったそうだ。

ぼくはその5時半に起きたからその虹が拝めない。
スマホで撮った見事な写真を見せてもらった。たしかに大きさも色もすごい。
朝が早いリンちゃんのママもスマホにしっかり撮っていた。

今朝は昨日以上に寝坊してしまった。
6時だとわかり、あわてて居間にいってみると外は陽光があふれている。急いでしたくをして外へ出たのは15分後だった。

風はさわやかながら、ほとんど雲がなく、陽射しはさすがに強い。
日向道は急足で、あとは日陰を選んで歩くが、ルイはいうことを聞いてくれない。

だいたい、散歩にいきたくないのである。
毎朝のことながら、4,000歩コースの三分の一は歩きたがらないルイとの闘いとなる。
頑固者なので一筋縄ではいかない。

いつもよりかなり時間が遅いため、出逢うワンコたちも新顔が多い。
だが、遅いのが幸いした。久しぶりにコーギーのハナちゃんに逢えたからだ。
たぶん、去年の秋以来だろう。ひとしきり遊んぶことができた。

やっぱり女の子は愛らしい。
先代コーギーのむぎを思い出す。
ふとしたしぐさにルイにはない、むぎの面影がある。

それにしても、やっぱり真夏の太陽は強烈だ。
明日の朝はちゃんと5時半には散歩に出かけることができるように起きたい。
自信はいまひとつないけれど。

夕方の散歩は4時半に出かけた。
ガンマルくん、リンちゃん、カンタくん、ココちゃんほか、沢山の友達にも会えた。
雲があって、やや涼しい風が吹いている。
それでもルイは友達に会うたびにへたりこんでしまう。

人間と違って、風の涼しさなんか関係ないのだろう。
原チャリと呼ばれるオートバイを見つけると急に元気になるし、食欲は変わらず旺盛なので心配はしていない。
ぼくのほうが暑気あたり気味なくらいだ。