☆ブログを再開させてくれたプースケくん
このブログの更新をサボってまもなく一年になろうとしている。
少し遠ざかってしまうと、その間のこまごましたできごとも記録しておこうと欲を出してしまい、その重さに負けてついつい更新がおろそかになる。そして、気づくと一年がたっていた。
このブログを再開しようと思い立ったのは、昨日、ウェブでうれしいニュース(読売新聞)に出逢ったからである。
栃木県さくら市のオスの雑種犬
「プースケ」くんが、生存する最長寿犬としてギネス世界記録に認定されたというニュースである。プースケくんは25歳9か月、人間に換算すると125歳を超えるという。
プースケくん以前のギネス認定の最長寿ワンコはオーストラリアの21歳3か月。これまでもっとも長く生きたワンコの記録は29歳5か月だそうである。
写真で見るプースケくんはなんとも愛くるしい。写真を眺めているうちにこちらまでハッピーな気分になってきた。
☆シェラの首が曲がった
プースケくんに比べたら、まだまだ若いわが家のワンコたちの今年がまもなく終わる。
この間、いくつかのトラブルはあったが、ふたりとも総じて元気だった。猛暑の夏(写真)もなんとか乗り切ったし、季節ごとの数回のキャンプにも無事つきあってくれた。
むろん、15歳と11歳の高齢犬たちだけに、まったく何もなかったというわけにはいかず、何度か病院のお世話になっている。
すぐに思いつくのはシェラの「斜頸」とムギの「イボ」の再発である。
夏になってまもなくのころ、こちらを向くシェラの首が曲がっているのに気づいた。ちょうど、「え、なに?」とか、「はてな?」といった感じで首をかしげてこちらを見ている。飼主の目にははとってもかわいらし映るのだが、しじゅうやっているとなるとやっぱり異常である。
首ばかりでなく、どうも全身のバランスが狂っているらしく、歩く姿もおかしい。下半身に力が入らないかのように腰を引きずりがちにしているからうしろの足のさばき方がバタつくし、尾が上に立っていないで水平になっている――といっても、飼主以外の人にはこれらの異常さがわからないだろう。
医者へいくと、いくつかの理由が考えられるが、深刻な原因でなければ二か月くらいで治まるだろうがということでしたが薬をもらい、様子を見ることにした。夏という季節も関係しているのか、同じような症状のワンコがこの一週間で数頭来診したと先生もおっしゃっていた。
歳が歳だけに完治の期待はしていなかったが、猛暑が終わるころにはちゃんと首がまっすぐになり、歩く姿もあらかた改善した。さすがお医者さんだと感心した。
☆幸せな2010年に感謝!
むろん、それでもシェラの下半身の衰えは明らかである。
シェラのほうは自覚がないから、公園の広場へいけばうれしくて走ろうとする。走ろうとして足がもつれる。もつれて腰がくだける。ときには転んでしまう。
それでも気力だけは充溢している。
冬の気配が近づいてくるころ、また、シェラの首が少し傾いた。病院へいき、診察を受けて薬を出してもらった。対処が早かったので首の曲がりも二週間ほどで正常に戻った。薬もやめた。
今年も年末恒例の年越しキャンプに出かけることができそうだ。