■ 食欲が落ちたらしいけど
このところ、朝のルイは食欲を失っている。原因は、もっとおいしいご飯がほしいからか、歳のせいだからなのか、それとも、疲れがたまっているからか?
もしかすると、全部が原因かもしれない。
ルイのご飯は獣医さんから推薦されたドライフードである。どこにでも置いてあるわけではないので、毎回、インターネットで取り寄せている。
ドライフードだけでは、あまりにも無味乾燥でかわいそうだというので、女房は、毎回、においづけのようにふりかけやそぼろのような別のフードを混ぜている。
最近、においづけ代わりにチーズをやってしまったという。それからというもの、朝の食べが悪くなった。ふりかけだけを食べてドライフードを食べようとしない。
小言をいいながら、女房はふりかけをもう一度まぶし、ドライフードを手で食べさせている。「甘やかすな。一食や二食抜いても死なねえよ」といってもやめない。「これだけデブなんだから心配するな」といってもいうことをきかない。ルイは明らかに「もっとうまいもんがあるだろう」という顔をしている。
■ ドライブはどちらも疲れる
そうやってようやく食べさせてもドライフードが食器の中に残っている。それ以上は食べないからだ。これは6歳という年齢のせいかもしれない。デブだからちょうどいい。どこかが悪いという兆候はない。
エサの食べが悪くても、毎朝、会社へ出かけるぼくに相変わらず「遊ぼうぜ!」光線を浴びせかけてくる。
ルイにも疲れがある。毎週末、ドライブにつきあわせているからだ。クルマではケージに入れているが、ドライブ中はたいてい起きている。しかも、行き先が山道やらアップダウンの激しい曲がりくねった道が少なくない。ルイはケージの中でカーブ毎に右に左に踏ん張りとおしているそうだ。かなり疲れて当然だろう。
今月だけでも週末の休みはけっこう遠出していた。ハードなルートもあった。運転するぼくも疲れるが、それにつきあうルイも楽じゃない。週の前半は、昼間、死んだように寝ていたらしい。
週明けは、ぼくも会社でヘロヘロなので、月曜日や火曜日はなるべく予定を入れないできた。水曜日あたりから復活して、週末がピークになるように調整する。そして、遊ぶ。
■ ひたすらもう太らないように
敬老の日がらみの連休は長野の戸隠へ出かけた。15日の金曜日に休暇を取り、18日までキャンプの予定だったが、列島をうかがう台風のおかげで一泊で帰ってきた。
片道300キロを2日続けて運転したぼくはバテバテになった。つきあわされたルイもたまったものじゃなかったろう。
翌週の23日の土曜日は墓参りで御殿場まで走った。翌日は友人の家族と山中湖で合流して遊んだ。むろん、ルイも一緒である。
ぼくもルイもバテた。ルイは食欲をなくした。やっぱり疲れたのだろう。
ぼくのほうは、幸い変わりがない。仕事上のストレスだってあって当然ながら自覚がない。ストレスを生じるとどうなるのかよくわからないのだ。インフルエンザで高熱が出ても食欲が落ちないような人間である。もちろん、70余年の人生に食欲が落ちた記憶がない。
もしかしたら、去年のいまごろ、やたらステーキが食べたくなっ
たのがストレスだったのかもしれない。もちろん、せっせと食べた。
いずれにせよ、ぼくもルイも何があろうと体重が落ちないのが厄介だ。むしろ、これ以上太らないようにと、それだけを心がけている。
ルイが太ると重くなってしまう。ぼくがこれ以上太ると着るスーツがなくなって出費が増える。現状維持こそがぎりぎりの妥協なのである。
このところ、朝のルイは食欲を失っている。原因は、もっとおいしいご飯がほしいからか、歳のせいだからなのか、それとも、疲れがたまっているからか?
もしかすると、全部が原因かもしれない。
ルイのご飯は獣医さんから推薦されたドライフードである。どこにでも置いてあるわけではないので、毎回、インターネットで取り寄せている。
ドライフードだけでは、あまりにも無味乾燥でかわいそうだというので、女房は、毎回、においづけのようにふりかけやそぼろのような別のフードを混ぜている。
最近、においづけ代わりにチーズをやってしまったという。それからというもの、朝の食べが悪くなった。ふりかけだけを食べてドライフードを食べようとしない。
小言をいいながら、女房はふりかけをもう一度まぶし、ドライフードを手で食べさせている。「甘やかすな。一食や二食抜いても死なねえよ」といってもやめない。「これだけデブなんだから心配するな」といってもいうことをきかない。ルイは明らかに「もっとうまいもんがあるだろう」という顔をしている。
■ ドライブはどちらも疲れる
そうやってようやく食べさせてもドライフードが食器の中に残っている。それ以上は食べないからだ。これは6歳という年齢のせいかもしれない。デブだからちょうどいい。どこかが悪いという兆候はない。
エサの食べが悪くても、毎朝、会社へ出かけるぼくに相変わらず「遊ぼうぜ!」光線を浴びせかけてくる。
ルイにも疲れがある。毎週末、ドライブにつきあわせているからだ。クルマではケージに入れているが、ドライブ中はたいてい起きている。しかも、行き先が山道やらアップダウンの激しい曲がりくねった道が少なくない。ルイはケージの中でカーブ毎に右に左に踏ん張りとおしているそうだ。かなり疲れて当然だろう。
今月だけでも週末の休みはけっこう遠出していた。ハードなルートもあった。運転するぼくも疲れるが、それにつきあうルイも楽じゃない。週の前半は、昼間、死んだように寝ていたらしい。
週明けは、ぼくも会社でヘロヘロなので、月曜日や火曜日はなるべく予定を入れないできた。水曜日あたりから復活して、週末がピークになるように調整する。そして、遊ぶ。
■ ひたすらもう太らないように
敬老の日がらみの連休は長野の戸隠へ出かけた。15日の金曜日に休暇を取り、18日までキャンプの予定だったが、列島をうかがう台風のおかげで一泊で帰ってきた。
片道300キロを2日続けて運転したぼくはバテバテになった。つきあわされたルイもたまったものじゃなかったろう。
翌週の23日の土曜日は墓参りで御殿場まで走った。翌日は友人の家族と山中湖で合流して遊んだ。むろん、ルイも一緒である。
ぼくもルイもバテた。ルイは食欲をなくした。やっぱり疲れたのだろう。
ぼくのほうは、幸い変わりがない。仕事上のストレスだってあって当然ながら自覚がない。ストレスを生じるとどうなるのかよくわからないのだ。インフルエンザで高熱が出ても食欲が落ちないような人間である。もちろん、70余年の人生に食欲が落ちた記憶がない。
もしかしたら、去年のいまごろ、やたらステーキが食べたくなっ
たのがストレスだったのかもしれない。もちろん、せっせと食べた。
いずれにせよ、ぼくもルイも何があろうと体重が落ちないのが厄介だ。むしろ、これ以上太らないようにと、それだけを心がけている。
ルイが太ると重くなってしまう。ぼくがこれ以上太ると着るスーツがなくなって出費が増える。現状維持こそがぎりぎりの妥協なのである。