愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

ぼうこう炎になったムギ

2009-12-21 21:32:15 | 日記
    

☆家の中でオシッコを
 先々週のはじめ、コーギーのムギが部屋の中でオシコをしてしまった。しかも、ぼくが見ている目の前で……。

 これはヤバいと思った。原因は察しがつく。半年くらい前にもやはり同じようなことがあった。今回もたぶんぼうこう炎だろう。
 
 ムギのソソウを始末をしているぼくを、ムギは廊下の先のほうからいくぶん目を細めて見ている。「しまった!」と思っているに違いない。
 むろん、ぼくは怒らなかった。よほどがまんができなかったのだろう。体調が崩れていなければやるはずのないソソウだからだ。
 
 こんなこともあろうかと、お医者さんからもらった薬が保管してあった。
 ただ、すぐに飲ませたのでは、まるでオシッコの罰のようになってしうから、少し時間をおいてから与えた。
 コーギーは足が短いのでどうしても尿道にばい菌が入りやすく、ぼうこう炎になりやすいと聞いたことがある。

 以前ぼうこう炎になったとき、家の中でいつでもオシッコができるようにとトイレのトレーを買ってきてペットシーツを敷いてやった。シーツにオシッコのにおいもつけておいたが、そこでやったのは、たしか一度かぎりだった。そういうしつけができていないのだからしかたない。
 やがて、トイレはわんこたちのベッドになってしまった。

☆ぼうこう炎は治ったけれど
 薬の効果はてきめんだった。翌日はソソウがなかった。朝と夕方の散歩のときの排出だけではなく、寝る前の深夜も外へ連れて行ってオシッコをさせた。
 3日目、うっかり薬を忘れてしまった。寝る前の散歩もサボってしまった。朝、起きてみると前回と同じ場所の新聞紙が濡れていた。ぼうこう炎の症状は、やっぱり薬で止まっていただけだった。

 週末を迎えてクリニックへ行った。
 ぼうこう炎もさることながら、アレルギーの症状もあった。
 お腹がピンク色になっていて、しきりにうしろ足でお腹を引っかいている。その時点で、お腹の皮膚がピンク色になっている原因は不明だった。

 薬をもらい、一週間後に尿検査をすることになった。毎日、ちゃんと薬を飲んだ成果があって二度とソソウはなかった。
 しかし、お腹のピンク色は引かず、相変わらずかゆみがあるらしくしきりにうしろ足でお腹をひっかいていた。最初は、アレルギーとぼうこう炎になんらかの因果関係があるのかもしれないと疑ったが、どうやら別のようだった。
 
 「もしかしたら、おやつのせいかしら……?」と家人が言い出した。最近、新しいおやつを与えているという。たぶん、それだろうとぼくが指摘すると、「でも、国産よ」と家人が反論した。きっと添加物が関係しているのだろうから国産も○国産も関係ない。

 昨日の朝、クリニックの前でムギのオシッコを採り、検査をかねて診察を受けた。
 尿検査の結果は問題なく、アレルギーのための薬に変わった。そして、当然、お医者さんから「おやつは禁止」と宣告された。「三週間はやめて様子を見ましょう」と……。

☆おやつをめぐるバトルが激化か
 パニクったのは家人のほうだった。おやつはもうすっかり習慣化してしまっているから、やめたら大変なことになるとおびえた。
 「食べることしか楽しみがないのに……」とわんこたちを甘やかして、二度の食事のほかにビスケットやら煮干しやらのおやつを与えてわんことたちを太らせてきた。

 「そんなものはやさしさじゃないぞ。かわいかったらよけいなものを食わせるな。シェラやムギの寿命を縮めているだけだぞ」というぼくがいくらたしなめても、家人は頑として耳を貸さず、わんこたちにおやつを与え続けている。

 最近ではおやつタイム以外にも、特にシェラから「おやつちょうだい! もっとちょうだい!」としじゅうねだられて辟易している。
 とてもじゃないけど、おやつを中止することなんかできるはずがない。「おやつ! おやつ!」と吠え続けるシェラと家人の終わりなきバトルの激化が想像できる。
 
 ぼくの制止を聞かず、甘やかしてきたためのツケである。
 「ほ~ら、見たことか……」と、ぼくはひとりほくそ笑んでいる。

*写真(下)=1回分のおやつ。これを3~4回与えているという。
 このほかにムギのアレルギーの原因かもしれないジャーキーが加わる。



一緒に買い物

2009-12-13 23:29:49 | 日記
      

 このホームセンターにはペット専用のカートがある。わんこたちをカートに乗せていれば一緒に買い物ができるわけだ。利用者はけっこう多い。
 
 これまでわが家は一度としてこのカートを使ったことがない。シェラもムギもこんなカートに乗せられて知らない人が大勢いる店内を巡回させられるとさぞかしストレスがたまるだろうと思い、いつもクルマの中で待たせたままにしてきた。
 
 しかし、今日はどうしてもペットグッズ売り場までつきあってもらわなくては困ることがあった。ふたりに雨の日に使うポンチョを買ってやりたかったからである。サイズを合わせるにはやっぱり実際にそこにいてくれなくては困る。
 そんなわけで、今日は専用カートに乗せて連れて行った。
 
 高さがあるから怖がるかもしれないと思ったが、終始、多少緊張はしていたものの、ふたりともおとなしく座ったままでいてくれた。無事にポンチョも買った。
 
 やっぱり店内まで連れて入ってよかった。採寸だけではわからないサイズの微妙な差異がやっぱりあった。当てずっぽうで買ってしまったら、これまでのレインウエアのように大きすぎたり、小さかったりで失敗する確率が高かった。

 これで楽しみがふたつできた。
 ポンチョを着せる雨が早く降らないかなという楽しみと、また、カートに乗せて一緒に買い物に行く楽しみである。


雨だけどラッキーな休日

2009-12-06 08:51:50 | 日記


☆朝から朝
 このところ、毎日の帰宅の時間が遅く、疲れて帰るのでわんこたちをかまってやれないできた。
 もっとも、わんこたちにしてみれば、あんまりかまってもらわないほうがいいのかもしれない。帰ってきた父ちゃんを迎えに出たときだけ撫でてもらえればよく、あとは放っておいてくれるのが幸せ――そんな気がする。
 
 それよりも休みの日はもっと早く散歩に連れて行ってくれないだろうかと思っているかもしれない。昨日は11時過ぎになってしまい、さすがにムギの催促が激しかった。
 
 歩き出すとすぐに雨が降りはじめた。たいした雨ではなかったが、それでも近所を軽くひとまわりしてくる間にわんこたちもぼくもしっとりと濡れてしまった。

 そんな雨の合い間をみてクルマで出かけた。走り出してから、「さて、どこへ行こうか?」と考えた。行き先を考えながら走っているうちにまた雨が降り出した。 
 普通に散歩するのは無理となると、せいぜいどこか近くへクルマを停めてテラスでお茶ができる場所しかない。しかも気兼ねしないで……。



☆屋根のあるテラス席へ
 あそこは先週行ったし、あちらは雨が降り込むし……なんてあれこれ物色(?)しているうちに、結局、横浜の外れにある1軒のお店にたどり着いた。
 
 ここも月に一度か二度は訪れているから新鮮さはないけど、テラス席が寒い雨の日にはちょうどいい造りになっている。
 屋根があって、風もある程度は防げるし、何よりも「わんこウェルカム」のテラス席である。
  
 オープンテラス席でわんこと一緒にお茶ができるようぼくたちの装備もぬかりない。頭のてっぺんから足の先にいたるまで、完全冬装備である。
 
 ほかで用事をすませ、着いてからもデパートでぼくのワイシャツやカーデガンなどの買い物をしてしまったので、わんこたちを連れてお店に入るころには夕闇が迫っていた。
 テラス席にはだれもいない。床もきれいである。

 そりゃそうだ。雨だし、寒いし、遅いし……。
 ここではおやつに美味しいワッフルとコーヒーをいただくことにしている。むろん、わんこ用ではなく、人間様のためにである。わんこたちには持参のニボシやわんこ用クッキーを与える。



  ☆ラッキー!
 だが、この日は違っていた。
 わんこ用の水と一緒にわんこのためのお菓子をサービスにもらえたのだ。
 
 以前はいつももらっていて、それを楽しみにきていたが、最近はとんともらえなくなって、サービスを中止したのだろうと思っていた。いかにも美味しそうだし、うれしくなってしまう大きさである。
 
 テーブルの上のお菓子が自分たちのものだというのをシェラもムギも匂いで察知したらしく、真剣そのものである。
 「早くちょうだい」と目が訴えている。
 
 むろん、ふたりが貪るように食べたのは言うまでもない。
 ぼくらのワッフルもうまかったし、寒いオープン席で飲む熱いコーヒーはさらに美味。
 
 ますます足繁く通いたくなった。