ここんとこ、仕事が立て込んでいるのと
家に高齢者を抱えているため、
風邪ひきが怖くて
できるだけマスクをするようにしている。
これは菌を受けるのと、
発することの両面での予防だ。
もちろんインフル疑いの
ミセスdoironにも指示をした。
結局、彼女はインフルエンザではなく
ただの風邪のようでしたが・・・
新型インフルが流行った昨年、
どことも売り切れが続出していたマスクだが、
いちはやく先を見越して大量に買い込んだのと、
今年になってから
フリマで超格安で買っておいた
在庫が大量にあるので、
少々手荒に使っても大丈夫だ。
電車に乗るときはもちろん手放せない
ていうか口放せないというべきか。
ただし、帽子を目深にかぶって、
マスクをして、サングラスをしてると、
さすがにそのままコンビニには入りにくいねえ。
フルフェースのヘルメット並みに
顔が隠れるもんね。
雪国に住んでた頃は、
よくこういういでたちで銭湯に行ったもんだ。
風邪ではなく、単純に寒さ対策である。
ただし、あの頃は、今みたいな紙のマスクは一般にはなく、
ガーゼのマスクで鼻と吐息の水分でよれよれになっても
洗って使っていた。
そういえば、厳寒の雪国で
紙マスクは使えるんだろうか。
吐く息が凍ってパリパリになるんじゃないだろうかねえ。
そう考えると、紙オムツはどうなんだろう。
赤ちゃんも高齢者も、かなりごわごわしそうだ。
さらにさらに、公衆便所のトイレットペーパーなんて
悲惨な状況じゃなかろうか、
ま、それはそもそも水回りは
凍結対策が必要か。
そう考えれば、雪国暮らしには
都会暮らしの者には想像もできない
様々な不都合がありそうやねえ。
4年間雪国に住んだことがあるけど、
若いときには
そんな目でちっとも世間を見てなかった
てことやね。
それにしても最近の豪雪は本当にすごい。
屋根の雪下ろしで50人以上亡くなっているそうだし、
高齢者の独り暮らしじゃ
そんな作業もままならず、
業者にお願いしてもなかなか間に合わず
困っているそうだ。
昔は、仕事のない雪国の働き手は、
冬の間都会に出稼ぎに出ていたというが、
近頃は豪雪の時期には
都会から雪国に、雪下ろしの仕事で
逆出稼ぎということも十分あるだろうて。
立春も済んで、これからは花粉の季節である。
今年は今月中旬頃から
飛びはじめるそうだ。
マスクは当分手放せないだろう。
マスクの取れたdoironが
さわやかな素顔で電車に乗るころには
きっと桜が咲いているだろう。