ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

泉州マラソン前々々夜

2012年02月16日 22時09分48秒 | マラソン

昔、タイムを狙って
マラソンを走ってた頃は
カーボローディングを実行していた。
というのはどういうことかというと、
人間の身体の特性を利用して
いつもより多めに糖分を蓄えるための
食事療法をするということなのだ。

マラソンの距離と人間の身体との関係を
みてみると
人は走るときには
まず身体に蓄えられた糖分を
二酸化炭素と水に変えることで
エネルギーを生み出すように出来ている。
その糖分がいよいよ枯渇し始める頃になって
今度は脂肪がメラメラと燃え
エネルギーを生み出すという仕組みになっている。

フルマラソンの42キロを走る場合
どうしても、ゴールまでには
糖分は枯渇する。
それは概ね30キロくらいからである。
いわゆる30キロの壁というもので、
マラソン経験者なら
枯渇時のつらさは、身にしみて知っているだろう。
そうして糖分が枯渇すると次に
いよいよ脂肪燃焼の出番となる。

とはいえ、勝手に脂肪がどんどん燃えるか
というとそうではない。
脂肪をエネルギーに変えるのにも
トレーニングが必要で、
それは一朝一夕に身につくものではない。
いかに、ランニングに時間を費やしたか。
大半はそれによって決まるのである。
マラソンタイムで練習はうそつかないというのは
その辺の部分でもあるだろう。

日ごろの練習が大きくものをいうと
いってしまうと、じゃ、
レース直前に何をすればいいのだと言うことになる。
生憎、脂肪の燃焼効率を
一夜漬けで身につけられるというわけではない。
でも、それを補完するために
手軽に出来ることが
ひとつだけあるのだ。

それがカーボローディング。

体内に糖分を蓄える量というのは
大体限られている。
しかし、一旦体内の糖分を
枯渇させると、
次に糖分を摂取したときには
反動でいつも蓄えている量より
多くの糖分を蓄えようとする仕組みが
我々の体の中にはあるそうだ。
そういった仕組みを利用し
糖分をいつもより多く蓄え、
糖分が枯渇するタイミングを
1キロでも後ろにずらすことができるのだ。

ではそんなカーボローディングのために
何をすればいいのかというと
一旦身体中の糖分を抜き、
しかる後にレース前に一気に
「炭水化物など、糖分になるものを
摂取するわけだから、レースの二週間前には
炭水化物などを一切断ち
1週間前になると
今度は一転、炭水化物中心の
食事に変えていくということで
かなり、カーボローディングを
実践させる事ができるってもんだ。

泉州マラソンのレースはもう次の日曜日。
今さらカーボローディングなんて出来ないと
お嘆きのあなたは
明日金曜日は、炭水化物を断ち
土曜日にしっかり炭水化物を摂るという
お手軽カーボローディングもありますので
ぜひ試してみてください。

メニューとしては
金曜日、焼肉
土曜日、パスタ
なんかがよさそうですね。

レース本番の
日曜日は寒くなりそうです。
doironも各所で応援いたしますので
出場する選手の皆さん、頑張ってくださいね~