焼いたパンは翌日に食べた。
適度な大きさに切って
トーストで焼いたのがこれ。
店で買うのとあまり遜色ないほど
おいしかったよ。
なもんで、気をよくして
次は残ったご飯を利用して
パンを作る、いわゆる
ゴパンを作ってみた。
あ、そうそう
ひとこと訂正しておきますが
我が家のパン焼き機は
製造販売は国内メーカーでも
よくみたら、機械の片隅に
MADE IN CHINA
と書かれてありましたわ。
そうですね。最近は中国製品もあふれてますね。
エイでは、中国の工場を持つ会社の
役員をされているS藤さんから
中国の話をよく教えてもらいます。
食事は?
医療は?
税金は?
保険は?
学校は?
たびたび現地に行かれているだけあって
お国事情に関して
なかなかのうんちくを聞かせていただけますよ。
さて、話をパン焼きに戻します。
残ったご飯の量に応じて
必要なものを量っていれ、
後はマニュアルのコース設定にそって
スイッチを入れるだけ。
最初は、マゼマゼ作業から始まります。
やさしく丁寧に、根気よく混ぜます。
「加油!」
と思わず言ってしまいそうになるほど
けなげに混ぜよります。
と、これもじっと見ているわけにはまいりません。
ゴパン作りは普通のパンより
少し多めに時間がかかります。
セットしておいて、久しぶりに
スーちゃんを外食に連れ出しました。
近頃はバリアフリーのお店も
増えてきましたね。
今日はスーちゃんの好物
「お好み焼き屋」
でランチしました。
久しぶりの外食に
スーちゃんものりのりでした。
そう、青海苔もたっぷりね。
調子に乗って頼みすぎて
ずいぶん残しちゃいましたわい。
そんな楽しいランチから
帰ってきて、パン焼き機を除くと
すでに醗酵モードであった。
当たり前やけど順調だ。
ま、このまま機械が勝手に進めてくれるだろう
と安心して、
近所を軽くジョグしにいった。
そこで見つけたこれは
紅梅
まだまだ寒い中で
その一角だけが陽だまりを集めたかのように
見事に咲いていました。
確実に季節は春に向かっているんだわ。
そんな、野道のジョグを終え
帰って玄関を開けたらおいしそうなにおいが
家中に充満していた。
出来上がったのがこれ。
どうみても、普通のパンだっしょ。
ご飯から作ったとは思えないような
見事なできばえであった。
それにしても、ごはんがこうなるなんて
すごい技術力やねえ。
ただ単に、珍しいとか
残ったご飯をパンにするなんて
「もったいない」精神の象徴だ、とかだけではない。
小麦粉アレルギーをもつ家庭には
まさに福音なのであろう。
昼間に出かけたお店も
バリアフリーに加えて
高齢者に優しい店であった。
アレルギー保持者もこうして手軽に
食事を楽しめる社会にもなってきた。
昼間見た梅のように
寒々した社会の片隅のそこここに
救いの陽だまりはあるもんであるのう。
あ、そうや
あの時、スーちゃんが残したお好み焼きを
もって帰ってたら
ひょっとしたらパンにできたかも
・・・なわけはないか