ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

カラスの不気味な進化

2013年07月06日 20時59分04秒 | 自然

義母さんの家の庭にはさまざまな動物が集まる。

蝶々やトンボ、ブンブンなどの昆虫類はもちろん、
最近どうやら野良猫が住み着き子供を産んだらしい。
餌をあげているわけではないが、
昔ながらの家なので、
床下など隠れるところも多いし、
そこそこ広い庭には
居心地のよさそうなところも点在している。

義母さんの日向ぼっこ用の椅子なんかは、
ちょっと目を離すとすぐに
親猫の昼寝場所になったりしている。

こちらの動きが不自由で緩慢であると
タカをくくっているらしく、
義母さんが「シッ、シッ」と追い払っても、
「チェッ!」というような顔をしながら
のろのろと起き上がるだけで
その落ち着きぶりは見ていて腹が立つほどだそうだ。

なので、たまにdoironが行っては
「シャー!」と脅かすと、
慌てふためいて逃げていく。

特に家庭菜園の農産物を荒らすわけでもなく、
フンのにおいさえ我慢すればいいのだが、
困るのが、生まれた子供を狙ってやってくる
他の動物である。

その一つが、「イタチ」。

これはdoironも見かけたことがある。
道路の先を、シャーと横切っていった姿は、
さすがに精悍な感じであった。

それが、子猫を目当てに出没するようになったから、
親猫も敏感になっているようだ。

夜中にはそんなイタチが
天井裏を走り回るそうだ。
ネズミでも追っかけているのだろうか。

子猫の姿も1~2匹少なくなったような気がする。
そんな子猫の天敵が
もう1種いる。

それがカラスだ。

最近、カラスの行動が、
マスコミでよく取り上げられる。

以前は、ごみ箱をあさる
カラスの撃退法なんかが
よく話題になっていたりしたものだ。

タカの目のような風船を置いたり
きらきら光るCDをつるしたり
黄色の袋に入れるとカラスには中が見にくい
など、いろいろ提案されたようだが
どれも決め手とはなっていないようだ。
容器を作ってきちんと置いておくことが
最も効果的なのかもね。
それほど頭のいい鳥なんだそうだ。

最近は線路に置き石をする
カラスまでいるというから驚きだ。

それが、上空というか
義母さんちの屋根の上から見張っていて、
子猫を襲いに来るそうなのだ。
そんな時には、裏の庭から
カラスの威嚇する鳴き声と
親猫の攻撃時の鳴き声が交錯し、
野生の戦場と化すんだといっていた。
それはそれは恐ろしい光景なんだそうだ。

カラスにとっては子猫はエサであり、
親猫にとってはカラスがエサとなるわけだ。

そんな合戦があった翌日には、
カラスの羽根が散らばっていたり、
子猫の姿が見えなくなっていたりするそうだ。
猫とカラス
不気味さでいえば
やはりカラスの方が勝っている。

なので、加勢をしようとすれば
猫の方にということなのだけど、
もしそんな時に2種の戦いに干渉したら、
カラスはその人間の姿を覚えていて、
攻撃することもあるんじゃないかと、
もっぱら巷では噂になっているので、
うかつに手出しはできない。
なにせ、線路に置き石までするカラスのことだ。
こちらの素性を把握してどんな攻撃をしてくるかわからない。
もしかしたら巣の中で、
パソコンをコツコツいじるか、
タブレットを羽根でこすりながら
このブログを見て、
明日は「カー」と叫びつつ
doironを攻撃してくるかもしれないな。

昔は神社のクスノキに巣をつくっているカラスを
よく見かけたのだが、このごろはとんと巣も見かけなくなった。
生態も謎めいて、素顔をさらそうとしないカラス。

どうも人間の知らないところで、
不気味に進化しつつあるのではと
思えてならない・・・