例年この時期になると
庭の地面からはい出たセミが羽化し
早朝からジャンジャンとやかましい。
近くの神社では相変わらず
けたたましいと言った表現でも足りないほど
ジャンジャンと鳴いている。
ところが今年は、庭のセミがほとんど鳴かないのだ。
ははーん、我が家のセミは不作の年なのか
と思いながら、朝、庭に出てみると
樹に近づいても草に近づいても
「びびび~」と鳴きつつ
おしっこも飛ばしつつ飛び去っていく姿に
驚かされることが多い。
よく見ると、キンモクセイの葉っぱや
玄関ブロックやあちこちで羽化している形跡がある。
地面を見てもこんなにたくさん這い出た跡がある。
なのに庭でうんともすんとも
鳴かないのはどういうわけなんだろうか。
それはそれでこちらとしては
静かなのでありがたいのですが、
やはりセミの鳴き声は夏の効果音。
ジャンジャン鳴いてもらわないと
夏度が上がらないもんね。
夏はやっぱりセミも鳴いてナンボ
人間も、夏は汗かいてナンボですもん。