ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

地域介護ということ

2013年07月08日 21時19分43秒 | 生活

今は親父も入院をしているので
毎日の病院訪問の他は
実に平和な日々を過ごしている。
通常の日々であれば
内科を筆頭に、整形外科、
循環器科、泌尿器科、眼科、歯科。
月曜日から土曜日までの6日間のうち、
ほぼ5日間はこれらに通うことになるからね。
いや、整骨院をいれれば
日曜日以外は毎日送迎かな。
覚悟の介護生活とはいえ、
なかなか精神的に辛いものである。

これが実父の場合で、
他に実母や義父の施設訪問や
義母の家庭でのサポートを入れると
介護漬けの日々であることに変わりはない。

たまにショートステイやデイサービスで
ぽっかりと空く日がdoironの活動日だ。

ブログではいろんなところを歩いたり
出かけたりと楽しそうにしているようだが、
一日の出来事を5回や6回に分けて
書いたりしているので
そういう風に見えるかもしれないが、
基本的には日々介護の暮らしなのだ。

だからこそ遊べるときには
しっかりと遊ばねば、
こちらが持たないので
無理にでもそうしようと心がけている。

さて、そんな現在入院中の親父なのだが、
最近どうも昼夜逆転現象が現れ始めたようだ。
このままじゃ退院してきても
こちらの生活が大変だ。

そのため、もちろん内科で
睡眠周期を整える薬も処方していただいているが、
やはり日光に当てることも大事だと考え、
午前中に車いすに乗せて
陽を浴びさせるために
院内の明るい場所に出るようにし始めた。

また、気候がよさそうだと、
doiron自身も太陽を浴びに
早朝に近所の散歩に出て行ったりするのだが、
そんな時に、最近近所の人で
急に認知症になって
徘徊し始めた父親に付き添って、
散歩をしている後輩の息子と
よく顔を合わすようになった。

軽く挨拶をしながら
お互いの境遇を
目と目でねぎらいあったりすることがよくある。

そういう情報は、
「あそこの父さん、ぼけ始めたんやて」
などと噂話的に近所に広まりがちで、
それは陰でこそこそ話をされるのはいや、
という面もあるだろうが、
そうではなくて
できるだけ多くの人に
情報を共有しといていただいて、
地域のたくさんの目で
見守ってもらうというふうに
開き直ることが必要だろう。
「どこどこで見かけたよ」
みたいな情報をいただけたりするもんね。

なので、doironは村の中には
一緒に学校に通い、
一緒に子育てをし、
一緒に祭りもやってきた
仲のいい幼馴染も多いし、
自治会の副会長でもあるので
折に触れ自分の親をはじめ
村の高齢者の情報を
寄合時に提供しあうようにしている。

もちろん、所得の範囲内で
施設に入ってもらうというのが、いいのだろうが、
当初はやはり親子の情が
それを拒否したりするんだよね。

そういうことも、
いざそうなった時に
適正に対処できるように、
日頃から考えておく必要があることを、
少し若い連中には
ポツポツと話しをするようにしている。

介護には在宅介護、施設介護、入院介護などがあるが、
地域全体で介護を支える
「地域介護」についても、
もっと市民権を得られるように、
社会全体で真剣に考えていかねばならないと
思う今日この頃なのである。

親父も退院して帰ってきたら
みんなに見守られながら
散歩ができるくらいにまでは
回復してほしいものだが
さてどうなりますことやら・・・