ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

カメラマンの悩み

2013年07月26日 21時36分39秒 | 写真

デジタルカメラ登場以来
フィルムカメラは衰退の一途をたどっている。
今やほとんど、メーカーも生産していない。
フィルムさえも手に入れにくいような状態だ。
今、フィルムを使っているのは
レンズ付きフィルム、いわゆる使い捨てカメラくらいだろう。

そしてカメラメーカーも
一時期、いわゆるデジイチに資本投入をし
ノウハウを蓄積していき、
もはや技術的にはデジタル先発メーカーに
劣らないというか一歩進んだ製品を
供給するようになってきた。

最近のミラーレスカメラもその一つだ。

ミラーレスにすることにより
メカニック的な部分を排除し
小型化や耐久性を伸ばしてきた。
なおかつ、交換レンズのラインナップも充実し
豊富な選択が可能になっている。

撮影時も、オート機能が進化し
難しかった撮影も、カメラ任せでできるようにもなった。
となると、いきおい写真撮影を
気軽な趣味として楽しむ人も増えてくる。

各メーカーとも有名タレントを起用して
写真撮影の楽しさを強調しながら
CMをしきりに流している。

doironが買ったEOSMではつまぶきクンが
最近では、オリンパスでは宮崎あおいちゃんが
カメラを首からぶら下げて
チャリンコを乗り回し
目にした光景を切り取るみたいなCMを展開している。

で、前置きが長くなったが
ここからが本題だ。

例えば、doironがカメラをぶら下げて
街に出たとする。
まず一番近づいちゃいけないのが
駅やデパートなどの階段下だ。

ぶら下げてならまだいい。
こんなところでカメラを持っていたら
怪しまれるなあと思いつつ
カバンにこっそり忍ばせておいて
例えば、子どもが微笑ましく
チ・ヨ・コ・レ・ー・ト!
なんて遊んでいるシーンに
芸術的意欲に駆られて
カバンからサッと出して
パシャッと撮ろうものなら
これはもう、たちまち通報だろう。

また、夏の海でカメラを構えて
夏の風景を切り取ろう
なんてのも、もう正気の沙汰とは思えない。
下手したら、ビキニの女性陣に
取り囲まれてしまうだろう。
(それはそれでちょっとうれしい?)

とまあ、そんな具合に
オッサンひとりで首からカメラをぶら下げて
街のワンショット撮影なんて
やましいところがこれっぽっちもなくても
ほとんど不可能だろう。

写真を趣味にしている人は
どうしているんだろう。

思いつくのは、一人じゃなくて
複数の人間がカメラを持って
堂々と撮影することかなあ。
そうすれば、疑惑の目で見られることも
少ないような気がするのだがどうだろう。

あとは、カメラバッグを持って
野球帽を後ろ前に被って
いかにも「カメラマンです。」ってな恰好を
することでしょうか。

いずれにしましても
フィルムからデジタルに移行し
惜しげもなくシャッターが切れるようになり
素晴らしいショットが撮れる確率もあがったというのに
世の中、どんどん疑心暗鬼になって
カメラマン受難の時代が訪れているんやね。

あ~、やだやだ