ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

親父の補聴器

2014年05月23日 21時40分42秒 | 生活

親父もスーちゃんも耳が遠い。
近ごろはかなり会話がしづらい状況になりつつある。

よく、昔からの笑い話で
普通の会話は「はあ?」と何度も聞き返すくせに、
悪口には敏感に反応するという
あれによく似ている。

今となってはスーちゃんは
あまり会話が成立しないが、
親父はまだしっかりとしており、
聞こえさえすれば
ちゃんと会話が成立する。

そんな親父が先日
「補聴器を作りたい」と言い始めた。

補聴器に関してはいろんな人の評判も聴いて
あまりいい話はないのだが、
まあ、本人が言うのだから
それもいいかもしれない。

ただ、一度耳鼻科に行って
耳垢が詰まっていたりしないのか
点検はする必要はあるだろう。

その上で、知り合いが
補聴器も扱っているメガネ屋さんで働いているので、
そこへ連れて行こうと思っていた。

そんな矢先、
親父の血中酸素濃度が低めに推移しているので
病院に連れて行ったところ、
即入院したほうがいいと言われた。
しかし、その病院には空きベッドがないとのこと。
なのでほかを探して病院を転々とし、
ようやくある病院で
「ICUで一時様子を見て、一般病棟が空いたら移る」
ということで、なんとか入院できる運びとなり、
今も入院をしている状態だ。

そんなわけで補聴器の話は
一時中断となったのだが、
また退院してきたときに備えて
あらかじめ補聴器のお店で相談しておこうと
doironひとりで知り合いのいるお店に
行ってみることにした。
まあ、いわば予行演習である。

高石の26号線沿いにある
そこでは、とても丁寧に対応をしていただいた。

店長さんの話によると、
補聴器とひと口に言っても、
単に音を集めて増幅するだけの
集音器的機能しかないものから、
その人の周波数ごとの聴力を測って、
それにあわせて細かく調整できるものまでピンキリだとのこと。
当然値段もピンキリということになる。

一通り説明を受けた後、
知り合いに「聴力測定」を勧められた。

静かな部屋に入ってヘッドホンをし、
音が聞こえたらボタンを押すというあれ。

職場の定期検診などないフリーライターには
あまりもう機会のない検査だし、
親父の予行演習も兼ねて体験してみるか
と思いお願いすることにした。

doironも最近は人の話が
聞き取りにくかったりするからね。

検査はヘッドホンから音が聞こえている間は
ボタンを押し続けてくださいという。

こんな時は、常に頭の中で鳴っている
耳鳴りが邪魔をするのだが、
何とかこなすことができた。

結局、年相応に聴力は衰えてはいるが
決して難聴と言うレベルではないとのこと。

まあそれはそれでよかったのだが、

この検査を親父がするとしたら
問題が2つあることがわかった。

ひとつは検査のやり方の説明を
ちゃんと理解してくれるだろうかと言うことである。

そしてもう一つは、理解したところで、
一度ボタンを押したら
手を離すのを忘れて押し続けてしまうんじゃないか、
あるいは逆にボーっとしていて
押したつもりで押していなかったりすると
検査がぐちゃぐちゃになってしまいかねない
ということだ。
果たしてちゃんと検査ができるかどうか・・・

またその節は、じゅんちゃんお世話になりますね。

でもね、本当は補聴器よりも、
こちらとしては
そもそも人の話に聞く耳を持たない
頑固おやじの性格を直す機械が欲しいんですがね。