ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今年も見られた桜かな

2015年04月10日 21時43分06秒 | 最近の出来事

桜前線があれよあれよという間にやってきて、
たくさんの雨を浴びて
さーっと逝ってしまいましたねえ。

「世の中は 三日見ぬ間に 桜かな」      
           大島 蓼太

どんどん季節が通り過ぎてゆきます。

時は余っているように見えて、
いつも少し足りないんだよな。

もっとも時がいつも満ち足りているのも
なんか物足りないなどと、
偏屈なことを考えてしまう桜の季節の終焉です。

ではここで、
今年出かけた桜の様子を
春を歌った俳句と共に
振り返って並べてみましょう。

1.助松公園

今年はこの公園によく行きました。
ちょっと時間を見つけては
散歩代わりにオジチャリ2号で
様子を見に行きました。



そして25年以上続いている
このメンバーとの花見も開宴



最初の頃は幼木だったさくらも
すっかり成木になっています。
こちらも歳を取るはずですねえ。



ここは、車いすを押して
スーちゃんと最後の夜桜の花見に来たところです。



「外にも出よ 触るるばかりに 春の月」
            仲村 汀女

2.古池公園

近所にある運動公園なんですが、
グランドの周りに周回路があって



たまに走ったりします。
そのコース沿いに桜が植わっています。



その周回路の一角で
ミセスが昨年から福祉のボランティアで
一人暮らしの老人達を招いて
小さな花見をしています。




三時間近く過ごして、
それぞれ杖を突いたり
シルバーカーを押しながら帰っていく
高齢者達に
「来年も絶対来てくださいね」と
言葉をかけるそうです。

また来年もね・・・という言葉には
大きな意味があるわけですね。

「永き日や 欠伸うつして 別れ行く」
         夏目 漱石

3.荒山公園

この公園も思い出深い公園です。



今年もお弁当持参で行ってきました。

この日は大勢の家族連れで賑わっておりましたし
木陰で鳥も楽しそうにさえずっておりました。

「鶯の 啼くや小さき 口あいて」
        与謝 蕪村 




4.包近公園

オジチャリ2号で大津川を通って
ルンルンと行きました。



ここでは桜と共に



桃の花も見られます。



「桜より 桃にしたしき 小家かな」
          与謝 蕪村

5.池上曽根遺跡公園

いつも散歩で歩く公園です。
そこで桜を定点観測してみました。



ようやく蕾が膨らんできました



やっと花が咲き



花が散り



葉桜の季節になりました。

思い起こせば幼い株の多かった
この公園の桜も年々多くの花を
咲かせるようになってきました。



以上、今年もたくさんの桜に
命の輝きを見せてもらいました。
ではまた次の桜まで頑張って暮らしていきましょう。

「生き延びて 今年も来たる 春の時」
           doiron