先日、doironが所属する、
ていうか会長をしている祭り関係の
「世話人」という団体で、
今年初めてのゴルフコンペがありました。
ゴルフの場合は「大会」という
もっちゃりした言い方ではなく、
スマートに「コンペ」というんですね~。
マラソンが「マラソン大会」、
トライアスロンが「トライアスロン大会」であるように、
ゴルフも「ゴルフ大会」でいいじゃないか
と思うのですが、
そこはまあ紳士のスポーツたる
プライドなんですかね。
まだ素人ゴルファーなのでよくわかりません。
とにかくまあ世話人会長杯ということで、
吉野のお山にあるゴルフ場へ、
総勢15名で行ってきたわけです。
この日に先だって、
前回12月に開催した同大会での
ブービーの屈辱を晴らすべく、
ジム友にいただいた球券を使えるところと
淀Kという打ちっぱなしに
計10回ほど通いました。
練習だったらたまにいいショットが出たりするので、
まあこれだったら前回は軽くクリアするだろう
と意気揚々と向かったわけであります。
折しも吉野は桜の季節。
下界ではほとんど散っている季節ですが、
中千本、奥千本とまだまだ見頃が続いていますから、
車も相当の渋滞が予想されます。
なので集合は午前5時。
だんじりの曳きだしなみの速い集合時間です。
みんなして眠い目をこすりながらも、
頑張って向かいました。
おかげで車の渋滞にも合わず、
スタートの1時間前にゴルフ場に到着。
パターの練習場で芝の感触を確かめたり、
素振りをして体を温めたりしながら待ちました。
そしていよいよ午前7時半。
ラウンド開始です。
始球式を無難に済ませ、
御祭りゴルファー4組が次々に出ていきます。
doironは最終組でした。
始球式に続く1発目のドライバーショットもまずまずでした。
よしよし、今日はだいぶ縮まるぞ、
とこう思ったのが間違いでした。
2打目から変に力が入ってガタガタに・・・。
挙句に目の前にグリーンがあるのに、
ピッチングでさえ
吸い込まれるようにバンカーに球が飛んでいきます。
結局この日一番よく使ったのはサンドウェッジだったと思われます。
そして2ホール目はいきなりの谷越えでした。
球は谷に向かって一直線。
方向はよかったのですが・・・。
とまあこんな具合に
へなちょこなプレイは続いていき、
そして迎えた3回目の谷越えで、
ついに歴史的瞬間を迎えました。
アドレスに入ったら、
いろんなことを考えます。
1.肩の力を抜いて
2.左腕を伸ばして
3.球から最後まで目を離さない
4.フォローは大きく
5.ティーを忘れない 等々です。
このときもしっかり自分に言い聞かせて、
つとめて軽く打ったら
な、な、なんと球は谷の上空を海辺で
ピーヒョロロロと滑空しているトンビのように
飛んでいくではありませんか。
そしてアホウドリのようにボテッと着地したのが、
フェアウェイのど真ん中。
あともう少しで手前の谷に落下する
という位置でした。
バックスピンをかけていたら
(ようかけんけど)
谷に転がり落ちるような位置です。
それでも谷越えは谷越えです。
苦節ラウンド3回目。
ウウッ、初めて谷越えした歴史的瞬間です。
しかし、感涙にむせるまもなく
無情にもプレイは進んでいきます。
またこの日は、パターがよく決まりました。
1m以内のパターはすべて成功し、
「グリーンの魔術師と呼んでおくれ」、
などとほざきつつ
午前中を前回を10打も上回るスコアで上がり、
いやがうえにも午後に向けて
期待が高まったのでした。
さてそんなゴルフで
予選は通過できたのか、
あるいは大逆転で賞金王をゲットしたのか。
続きは明日。