ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ぶらりオジチャリ2号2 安産祈願編

2015年04月13日 21時32分13秒 | 最近の出来事

泉州地方で、「大野の阿弥陀さん」というと、
和泉市は大野町にある阿弥陀寺のことを指します。



泉州地方の人の多くが
この寺に安産祈願または子授け祈願に訪れます。

この寺には、かの僧行基が
光明皇后の安産を祈願して彫った
阿弥陀如来が女人安産の守り仏として
祀られているからです。

この寺に自分の母、つまりスーちゃんも
この寺にdoironが生まれるときに
安産祈願に訪れたと
生前に言ってたのを覚えています。

ん?でもdoironが生まれる頃って
どうやって行ったのでしょう。
そこまでは聞いておりませんでした。

当時、自家用車など我が家にはなかったし、
第一両親ともは免許を持っていなかったので、
考えられる交通機関といえば
多分バスを乗り継いで行ったとしか考えられません。

だとしたら大きなおなかを抱えて
ガタゴトと山道を揺られていくのは
さぞや大変だったことでしょう。

そしてまたそのとき生まれた
doironも自分の息子が生まれるときに
この寺に詣でました。

つまりまあ、親子三代にわたって
お世話になっているというわけです。

おかげでdoironも息子も
いたって安産で生まれてきたそうです。

そんなありがたいこのお寺に先日、
もうすぐ子どもが生まれるという
友達の安産祈願にオジチャリ2号で行ってきました。



母はバスで、doironは車で、
そして今度は自転車です。

もう次は歩いていくしかありませんな。
息子が結婚して子供ができたら
そうして行きましょう。

その日は桜には少し早い季節でしたが、
天気はまずまずで
絶好のオジチャリ日和でした。

出来るだけ登りの坂道を避けるために外環経由。
でも坂道は避けられず
「ウリャー」と駆け上りました。

途中、いつもの不動さんにもお参りをして、
ほんのりつぼみの膨らんだ
百滝桜を眺めながら向かいます。

何とかたどり着いたお寺は
平日とあって閑散としていました。

途中にあった野菜の直売所は
大混雑してたけどね。

オジチャリを置いて階段を登って行く途中に



こんな由緒書きがありましたのでパチリ。



わお~、石も立っています。



本堂の前で線香をたてて、
煙をデコチンと左胸に摺りこみます。
理由はわかりますよね。
まあ、これは自分の祈願です。

本殿の横で御守りを探していると、
中からお寺の人が
「安産ですか子授け」ですか。
と聞いてきました。

「安産」ですと応えて
効きそうなのを選んでいただきました。

そのお寺の人はやっぱり
孫のために祈願に来てると思ったでしょうねえ。

ロングチャリパンにウインドブレーカー姿の
不審なおじいちゃんですが・・・。

送ってあげるお守りをビニール袋に大切にしまい、
帰りは概ね下りで「ウリャー」と叫ぶこともなく
ルンルンと帰宅したのでありました。