ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

比叡坂本歩き旅4

2018年06月11日 20時57分03秒 | ウォーキング

日吉大社は現在2000社ある
日吉・日枝・山王神社の総本社。

まあ歴史は古い。

猿を神の使いとするそうで、
先ほどの西教寺といい、
このあたりには古くから
猿に関することがよく出てくる。

昔は多かったのかなあ。

ここの見どころは境内にある
古い日吉三橋といわれる橋。



豊臣秀吉が寄進したと伝えられています。
国の指定文化財だそうです。
それがこれ。



そしてこの神社にはちょっと変わった形で
有名な山王鳥居があるそうなんですが、
これはチェックできませんでしたね。

ネットで見てみたら
こういう鳥居だそうですが、



ちょっと場所がわかりませんでした。

見つけたのはこういう鳥居でした。



これは普通の明神鳥居でしたねえ。

で、この辺りは制服をきた
学生さんが多いですねえ。
学校が近いのかな。

歩道を歩いていると、
体操服を着た学生さんの集団が
ランニングで追い越していきます。



え?てびっくりしたのが
その集団が「こんにちは」といって
声をかけてきました。

まあそういう風に教育されている集団ですねえ。

その先に学校の入り口が・・・

比叡山高校でした。



創設の経緯から学生全員が始業時に
般若心経を唱えているそうです。
僧の子どもさんとかが多いのかなあ。

その高校入り口の横には、
比叡山に登っていくケーブルの
駅までの坂道が通っており、
その坂道が陸上部の練習場のようであり、
坂道ダッシュをしている
学生さんがたくさんいましたねえ。

その横をこんにちは
とか言われながら登っていきますと、
そこにあったのが比叡山に登る
「坂本ケーブル」の駅です。



なかはこんな感じで、







8時から18時まで一時間に
二本の便があり、片道860円だそうです。

ちょうどケーブルが降りてきましたよ。
こんな感じです。



駅の前にはいろんな案内板が
立っていますよ。





歩くコースの案内板もありました。

比叡山の僧侶の中には
1000日間かけて比叡の山中中心に
歩き回る僧がいますよねえ。
千日回峰というそうです。

doironも千日くらい歩いているかなあ。
6年かけて歩いているとして、
だいたい2日に一回歩くことになるから
無理ですねえ。

今だと1週間に二日くらいですから
あと五年くらいはかかりますかねえ。

この前昔の職場の先輩ののんさんが、
この比叡山当たりを歩いたことを
ブログにしてはりましたねえ。

そのタイトルが「半日回峰」だって、
笑っちゃいますよねえ。

さあここからケーブルに乗って・・・
ではなく、今回はその駅の横の道を
南側へと歩いていきます。

そこに徳川家康公の霊廟である
「日吉東照宮」があります。



日光東照宮のひな型とありますねえ。



すぐにその東照宮が見えてきます。
中に入るのは土日曜日か休日ですから、
この日は木曜日なので入れません。
入り口の壁越しに写真を撮ると、



おお~絢爛豪華ですねえ。

猫やトラなんかが彫られていますよ。
家康ってこういうのが好きだったんやねえ。

さあ、ではこの東照宮の階段を
下っていきましょう。

かなり急な階段で、これはちょっと
足の不自由な人には
通りにくいような感じですねえ。

慎重に降りてゆきました。
階段が終わり、琵琶湖が遠くに見える
坂道をさらに下っていきますと、


慈眼堂の方に向かって
左折していきます。

ここがその慈眼堂。



慈眼大師の廟で、大師号の宣下を受けた
彼に対し徳川家光が建立したものだそうです。

苔むしたしっとりとした霊廟です。
ここから建物の間を
くねくねと抜けて歩き、
両側の穴太組の石垣に挟まれた
情緒あふれる道を、比叡山門前町の
中心的道である「せせらぎの道」の
馬場あたりに出てきます。

ここは何と東海自然歩道になっています。

時刻はもう一時を回っています。
この辺りで昼食ですね。

続く