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全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

比叡坂本歩き旅6

2018年06月13日 21時39分21秒 | ウォーキング

さあ、もうすぐ琵琶湖沿いに出ますよ。

その前に坂本城跡があります。



織田信長が明智光秀に築かせた水城です。
信長の安土城に次いで
豪壮華麗な城と評価されていました。



この城の目的は信長の美濃と
京都とのルート確保や
水運などにありました。
でも山城の合戦ののち焼失しますが、
また再建され、大津城に移るまで
ここに城がありました。

琵琶湖の水を使った
いい城であったといわれています。

今は琵琶湖の水底に
石垣が残っていたりしますので、
渇水期にそれが見えてきたり
することもあるそうです。

その坂本城から琵琶湖に沿って
しばらく琵琶湖沿いに
国道161を北上します。



この国道は、むかし金沢に
住んでいたころはよく通りましたね。

友達の車や自分の車で
よく走った国道です。

当時、まだ北陸自動車道が
なかったころですね。

思いで深い国道です。

大阪の現実と学生時代の
夢の暮らしをつなぐ国道でした。

そんなこの国道の道路端を
北向いて歩いていきましょう。

ここに明智塚があります。



このあたりは坂本城の敷地内で、
ここに光秀の脇差が埋められており、
一族の墓所であるといわれています。

信長をやっつけて
さあ天下を動かしていくぞ
という夢を一瞬見た彼の
夢の後というわけですねえ。

そしてしばらく進んでいくと、
右前方に琵琶湖沿いに入っていく
道が現れますので、そちらへと
入っていきましょう。



こちらは車も少なくて気持ちいい道ですね。

昔は琵琶湖沿いの立派な
建物なんかも動いていたんでしょうが、
今はもう夢の後のように
なっている施設も多いですね。



ここは磯成神社です。



日吉神社の末社の一つですが、
地元の氏神様として
信仰されてきたようです。

ここにはでかいムクロジの
木が生えています。



この木は石鹸の力を持っていたり
実が羽付きの羽になったり
するのですが、じつは他にも
面白い役割を持っています。

女子の避妊具として
その大きな実が活用されるそうです。



この木が生えているところに
どんな動きがあったのか
どうかわかりませんが、
意外に人々の暮らしと
関係している木だったりするから
意外な歴史を持っていたりするんです。

ここは知りませんけどね。
多分琵琶湖沿いの人々の
歴史と深く関係しているんでしょうね。

その先にあるのが新唐崎公園です。



ここは夏には湖水浴とか
するのかもしれませんなあ。

きれいな砂浜が広がっているので、
ちょっと座って休憩していきましょう。



湖面を吹く風も気持ちいいですね。
今日はポットにいれている
コーヒーをここで飲みましょう。



それにしてもこんな風に
琵琶湖に沿って作られた家って
環境いいのかなあ。
海水じゃないから虫とか
多くないのかなあ。

そんな心配をしながら
ちょっとのんびりと時間を使いました。

さあ、ではあともう少しです。
歩いていきましょう。

この先には若宮神社があります。



これも日吉神社の末社ですねえ。
先ほどの坂本城からやってきた
船渡御がここに訪れ、
神様がそのまままっすぐ
日吉神社に帰るといわれています。

そうこの神社のところから、
あのせせらぎの道まで一直線に
道がつながっています。

そしてこの先にあるのが大崎神社です。



これも日吉神社の末社ですねえ。
神社がこの辺にはいっぱいありますねえ。

ああ、今回歩いたコースは
これで終わりです。

ここから国道161を超えて
坂本の駅へと向かいましょう。

今日歩いたコースはこんな感じ。



歩いた距離は12キロでした。
このあとJR坂本から
電車に乗って大津京へ。
そこから京阪電鉄で浜大津。
そしてそこから上栄町まで行って
大津の車に到着です。

まあ、何んとか前から行きたかった
比叡山麓にちょこっと触れた歩き旅でした。

山の辺の道も面白かったなあ。
比叡に登るケーブルのことも
よくわかりました。

doironもまたどこかで
半日回峰しなきゃと思った1日でした。

おしまい