展示会の中は、ちょっと工事を
している部分もあり
手狭になっていましたが、
鹿屋の地域の事や
昔の特攻隊のことなども
並べられていました。
史料館の人たちはとても親切で、
細かい道案内なんかもしてくれます。
悲しい特攻のことが
一部書かれてあったりしましたねえ。
まあ、これで明後日の知覧が
また楽しみになったというところです。
ありがとうございました。
いい下勉強になりましたね。
ゼロ戦なんて初めて
見たような気がしますねえ。
さあ、ではこうして鹿屋市の
見学を早めにすまし、
また垂水市などを通って、
今日の宿「国民宿舎」のある
桜島を目指しましょう。
鹿児島湾内にポツンとある桜島なんですが、
実は島の名前が桜島で
そこにある山の名前が「御岳」
なんですねえ。
でも「鹿児島の御岳が噴火して・・」
とはあまり言われませんよねえ。
「桜島が噴火して・・」
の方がよく言われます。
でね、もう一つ。
地つなぎだから島かなあ?
とかいうのも考えるわけです。
これはねえ、調べてみたら、
昔は島だったそうなんです。
でも大正の噴火で地続きとなったのですが、
「桜島」の名前は残っています。
なんかもう桜島って地学的に
どうとかいう話ではなく、
鹿児島の人々の心の中に
強く生きている名前なんですね。
じゃあ、なぜ「桜島」なんでしょう。
特に桜がいっぱい植わっている
わけではありませんしね。
これもまたいくつか
「説」があるようです。
いろんな説を時代的に検証してみたら、
これが濃厚かなあというのが、
この島の神社に「コノハナサクヤ姫」が
祀られていたから
「サクヤヒメ」→「桜島」となった
という説です。
このサクヤヒメはいまは
富士山に鎮まっているといわれていますが、
まあいろんな人々の思いが
こもっているのも「桜島」なわけですねえ。
むかしは桜島町とかいう
行政区分もあったのですが、
今は全島「鹿児島市」だそうです。
そうそう、調べていたらこの島の
特産品も面白いですね。
なんと世界一大きな
「桜島大根」と世界一小さな
「桜島小みかん」なんだそうです。
何度も噴火を繰り返し、
いろんな歴史を積み上げているこの島も、
いろいろ調べていったら
面白そうな山ではありますね。
その桜島の南端を通る
国道224号を西へ向かって行きましょう。
道端には何か頑強そうな箱が
設置されていますね。
うまく写真をとれていなかったので
ネットの写真で紹介。
これが御岳噴火時の退避壕です。
こんなのが各地にありましたねえ。
海岸線沿いを進んでいきますと、
遠くの方に鹿児島の町の姿が見えてきて、
ちょっとした平地のような
ところに出てきます。
これが、鹿児島の方へのフェリーなんかが
出ている桜島港です。
本日宿泊の国民宿舎は
この港のわきにあります。
背後に雄大な御岳、
全面の海を隔てて鹿児島が
見渡せる最高のロケーション。
温泉はなんと「マグマ温泉」。
うう~安らぎが煮え立つような温泉です。
実はこの旅館は、ミセスが前の職場の
仲間たちと日帰りで
鹿児島旅行に来た時に、
ここにきて泊まるなら
ぜひここやなあと
みんなで言ってた施設らしいです。
それを無理やり首Dさんの
旅行社にいって押さえて
もらうことにしました。
到着したのは17時頃でしたねえ。
海が見渡せるいい部屋でした。
さあでは食事時間を18時半に
設定して、ビールを一本飲んで
さっそく温泉へと向かいましょう。
プハ~
では、別館のお風呂棟に行き入浴します。
桜島の地下1000mから
湧いてくる温泉です。
かけ流しですが、温度が高すぎて
加水しているようです。
ウヒャー、あったまりますねえ。
桜島温泉の熱に温められている
そんな感じです。
さすがにマグマはあったかいなあ
なんて言いながら、
喜ぶ我らだったのでした。
おっさんやね。
続く