バイキングにも陰謀が潜んでいたの巻
宿泊した休暇村は、
大きく分けて西館と東館があります。
西館は琵琶湖の宮ヶ浜に面した建物で
旧館となります。
そして東館はそこから100mほど離れた
琵琶湖が見渡せる少し高台にある新館で、
こちらには露天風呂があります。
doiron一行が宿泊したのは西館でした。
もちろんそちらにも大浴場がありますが、
残念ながら露天風呂はありません。
しかし、震えながらバイクを手早くバラして
車に積み込んだあとは、
もう気持ちは温泉に一直線なので
露天風呂どころではありません。
どこでもいいから早くあったまりたい一心だったので、
ぞろぞろと東館の露天風呂目当てで
そこへ行くつもりもなく、
まっしぐらに西館のここに向かいました。
さすがに土曜日とあって
客も結構いましたから、
残念ながら写真撮影はNG。
なので、お風呂フォトはHPから拝借しました。
温泉につかりながら、
温泉の効能書を見ると、
泉質は低張性弱アルカリ性の
単純温泉と書かれてありました。
はい、ここでdoironの温泉講座~。
温泉に書かれてある泉質の中で、
「低張性、等張性、高張性」と
たまに書かれていることがあります。
これはどういうことを表しているんでしょうか。
それは成分濃度からくる
浸透圧の状況を表しているのですね。
おおざっぱにいうと高張性ほど
成分濃度が高く、
等張性は体と同じ濃度、
低張性は体液よりも成分濃度が低い
ということを表しているんですね。
したがって、高張性は浸透圧の関係で
温泉の成分が体に浸透しやすく、
低張性は水分が浸透しやすい
ということになります。
なので湯あたりしやすいのは高張性の温泉
だといわれています。はい。
まあ温泉うんちく親父の話は
それくらいにして・・・
とにかくしっかり温まりました。
冷え切った身体が生き返りました。
doironが言うのだから間違いありません。
生き返ります!
さて、ポカポカになったところで食事です。
この宿のスタンダードコースで
「近江牛バイキング」というのがついてます。
そう、近江牛のすき焼き、
ステーキが食べ放題なんです。
先ずはビールで練習会の成功を祝して乾杯です。
そしてこれが噂の近江牛のすき焼きです。
どういうシステムかというと、
この小さな鍋単位で
追加が自由なんです。
ということはおかわりをするには、
肉の他、ネギ、玉ねぎ、赤こんにゃくに加えて
うどんまで食べてしまわねばなりません。
もうこれぞ近江商人の陰謀の
奥義ともいうべき企みです。
しかしもう一つの食べ放題が近江牛ステーキ
これは最高でした。
写真撮影を忘れるほどうますぎて
おかわりもしてパクついてしまいました。
目の前で焼いて切ってくれるサイコロステーキなんですが、
熱い鉄板でさっと焼いて
表面に焼き目をつけて
肉汁を閉じ込めているのが一目瞭然。
食べると口の中で消えてしまいそうなほど
柔らかいお肉でした。
「まるでお肉の雪解けやあ~」て、
すみません。
普段あまり高級お肉を食べ慣れていないので、
こんな貧相なコメントになってしまいました。
結局、生ビールをたらふく飲んだこともあって、
誰も近江牛すき焼きのおかわりはかないませんでした。
まんまと近江商人の陰謀に
はまってしまった一行なのでありました。
食事後は部屋に再び集合し、
反省会と共に二班の報告、
そしてストレッチ等をしながら
飲み直しました。
そうして賑やかに近江八幡の夜は
更けていったのでありました。
続く