ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記近江商人の陰謀編 5

2014年05月11日 21時52分21秒 | スポーツ全般

バイキングにも陰謀が潜んでいたの巻

宿泊した休暇村は、
大きく分けて西館と東館があります。
西館は琵琶湖の宮ヶ浜に面した建物で
旧館となります。
そして東館はそこから100mほど離れた
琵琶湖が見渡せる少し高台にある新館で、
こちらには露天風呂があります。

doiron一行が宿泊したのは西館でした。

もちろんそちらにも大浴場がありますが、
残念ながら露天風呂はありません。

しかし、震えながらバイクを手早くバラして
車に積み込んだあとは、
もう気持ちは温泉に一直線なので
露天風呂どころではありません。

どこでもいいから早くあったまりたい一心だったので、
ぞろぞろと東館の露天風呂目当てで
そこへ行くつもりもなく、
まっしぐらに西館のここに向かいました。



さすがに土曜日とあって
客も結構いましたから、
残念ながら写真撮影はNG。

なので、お風呂フォトはHPから拝借しました。



温泉につかりながら、
温泉の効能書を見ると、
泉質は低張性弱アルカリ性の
単純温泉と書かれてありました。

はい、ここでdoironの温泉講座~。

温泉に書かれてある泉質の中で、
「低張性、等張性、高張性」と
たまに書かれていることがあります。

これはどういうことを表しているんでしょうか。

それは成分濃度からくる
浸透圧の状況を表しているのですね。

おおざっぱにいうと高張性ほど
成分濃度が高く、
等張性は体と同じ濃度、
低張性は体液よりも成分濃度が低い
ということを表しているんですね。

したがって、高張性は浸透圧の関係で
温泉の成分が体に浸透しやすく、
低張性は水分が浸透しやすい
ということになります。

なので湯あたりしやすいのは高張性の温泉
だといわれています。はい。

まあ温泉うんちく親父の話は
それくらいにして・・・
とにかくしっかり温まりました。

冷え切った身体が生き返りました。

doironが言うのだから間違いありません。
生き返ります!



さて、ポカポカになったところで食事です。

この宿のスタンダードコースで
「近江牛バイキング」というのがついてます。

そう、近江牛のすき焼き、
ステーキが食べ放題なんです。

先ずはビールで練習会の成功を祝して乾杯です。

そしてこれが噂の近江牛のすき焼きです。



どういうシステムかというと、
この小さな鍋単位で
追加が自由なんです。

ということはおかわりをするには、
肉の他、ネギ、玉ねぎ、赤こんにゃくに加えて
うどんまで食べてしまわねばなりません。

もうこれぞ近江商人の陰謀の
奥義ともいうべき企みです。

しかしもう一つの食べ放題が近江牛ステーキ
これは最高でした。

写真撮影を忘れるほどうますぎて
おかわりもしてパクついてしまいました。

目の前で焼いて切ってくれるサイコロステーキなんですが、
熱い鉄板でさっと焼いて
表面に焼き目をつけて
肉汁を閉じ込めているのが一目瞭然。

食べると口の中で消えてしまいそうなほど
柔らかいお肉でした。

「まるでお肉の雪解けやあ~」て、
すみません。



普段あまり高級お肉を食べ慣れていないので、
こんな貧相なコメントになってしまいました。

結局、生ビールをたらふく飲んだこともあって、
誰も近江牛すき焼きのおかわりはかないませんでした。

まんまと近江商人の陰謀に
はまってしまった一行なのでありました。

食事後は部屋に再び集合し、
反省会と共に二班の報告、
そしてストレッチ等をしながら
飲み直しました。

そうして賑やかに近江八幡の夜は
更けていったのでありました。

続く


ドジ旅日記近江商人の陰謀編 4

2014年05月10日 21時13分26秒 | スポーツ全般

強風と車と近江商人との巻

フルフルらーめんで満足したところで
さっそく練習再開です。

ちょうど30キロの折り返しは
最後の頃のアイアンマンのゴールと
なっていた長浜ドームです。



ここまで4時間25分を経過していました。
昼食休憩を差し引けば
ほぼ計画通りといえるでしょう。
さていよいよ復路に入る
というこの頃からますます風が強くなってきました。
バイクでビワイチをするときは
一般に反時計回りがいいといわれます。
道の分岐の状況から見ても
その方が走りやすいし、
常に自分の左に琵琶湖を見ながら走れるからです。

なので、サイクルラインも
どちらかといえば琵琶湖側の歩道の方が
きれいに整備されています。

しかし今回の合宿の帰路は、
時計回りとなりますので、
色々と不都合がありました。

ひとつは往路で走ったのと反対側の歩道には
小石やごみが結構あったことです。

折り返し近くという段階で
一番厄介なのがパンクです。
備えはしてあるというものの、
チューブを一本使ってしまうと
もうあとがありません。



二度目のパンクで万事休すです。

なので、パンクを恐れ、
少々荒れ気味だった歩道を避けて
できるだけ車道を走ることにしました。

すると今度は琵琶湖の風に耐えて走っているので、
横に車が来ると風が止まったような状態になり、
大きな車が抜いていくたびに
負圧で車道側に引っ張られてしまいます。

これにはかなり緊張しました。

後ろから見ていた二人も
ひやひやしたそうです。

ようやくビューホテルまで戻ってきたときには、



かなりくたびれていたdoironです。

少しでも早く強風区間を抜けたかったので
途中往路では気がつかなかった
朝妻湊で写真撮影をしたほかは、





ちょっと飛ばしてきたこともあって、
二人の到着までホテルの庭の
風のない陽だまりで、
かなり休憩できたのはよかったです。

ここはホテルを経営している
近江商人に感謝です。

さて道はこの先で県道2号から
再び同25号へと入っていきます。

しばらく走ると、湖岸の静かな道路に
出るはずですので、少し安心です。

相変わらず25号を走っていますと、
左に結構つながってそうな道がありましたので、
そこにいた地元の人に聞いてみたら
この道はずっと25号と並行しているよ
とのことでしたので、そっちを行くことにしました。

分岐で二人を待って
「こっちだよ~」と合図を送って入っていきました。

道がかなり狭いので車も通らないし、
建物にさえぎられて風もほとんどない
快適な道でした。



近江商人もきっと行き来した道でしょう。

われながらいい選択だったなあ
とこの時は満足して乗っていたのですが、
実はこの時後ろのジダンは、
近江商人の陰謀にはまっていた
doironの後姿を恨めし気に追っていたのでした。

そう、コンビニビールのことを
こってり忘れていたdoironなのでした。

旧道から県道25号に出るべきところで止まっていると、
やってきたジダンが開口一番
「コンビニスルーしてしもたやん」
というのを聞いて思い出した次第です。

そのあと無事にビールが飲めたのかどうかは、
飲酒運転の告白になってしまってもいけないので
想像にお任せすることにいたします。

終盤になって、かなり体が冷えてきました。

コンビニを出ると、アル〇ールのおかげで
震えが止まらなくなるほどでした。

そこで体を温めるべく、
残り10キロほどのうち
5キロほどをガシガシ漕いで
体を温めることにしたのです。

しかしガチガチと歯の根が合わない寒さ
というのは久しぶりに体験しましたね~。

漕いでいる間中、
頭の中はもう宿に帰って入る
心地いい温泉のことでいっぱい。

結局、ちえちゃんは全然元気に
60キロを走りきりました。

doironもバイクで62.5キロでした。



時間もほぼ予定通りに
休憩を入れて8時間半。

これでもうサロマは完走でしょう。
完走どころかdoironの中では
予想完走タイムが30分縮まったくらいです。

絶妙なペースで伴走したジダンには、
脱帽では足りないので脱毛しておきましょう
(どこかで聞いたギャグだあ)。

このあとは温泉、近江牛食べ放題、
宴会とドジ旅はまだ続いてまいります。


ドジ旅日記近江商人の陰謀編 3

2014年05月09日 21時22分08秒 | スポーツ全般

近江商人にまんまとはめられるの巻

かつての琵琶湖アイアンマンのスイムスタート地点であり、
あの鳥人間コンテストの地である
松原遊泳場の横を進みます。





さすがに湖岸のベンチはおしゃれですな
こんなものでできていました。



すると、今度はアイアンマンの
バイクトランジッションでもあった
旧彦根プリンスホテル、
今は彦根ビューホテルの前を通過します。



そこを過ぎると琵琶湖から吹き付けてくる風は
ますますきつくなってきました。

バイクのハンドルも取られますし、
走っていてもあげた足が
風に流されるほどだったそうです。

一段高くなっているはずの歩道に、
琵琶湖の波が打ち上げている場所もありました。



たしか以前ビワイチ駅伝に出た時に、
この先にある道の駅でエイドを開設してもらったはず。

ビューホテルを過ぎ、
県道25号から引き続いて走ってきた
県道2号と別れてからの琵琶湖沿いだったと思うのですが・・・。

あれ~、確かこのへんにあったのになあ
と思いつつ、それほど離れてはいないだろうことを告げようと
一旦ランの2人と合流しました。

すると、バイクでウロウロしているdoironに比べて、
ランの2人は消耗が激しいようでした。
こんな川や




こんな川の堤防に上がる坂道を



いくつも越えて走ってきた二人でしたからね



「すぐに食べるところがあるて言ったやん」
と文句たらたらです。

これはいかん。

近江商人の陰謀で、
もし道の駅がなくなってたら、
責任を取ってどこかのコンビニにでも
食糧調達に向かわねばなりません。

二人に「偵察に行ってくるわ」と言い残して、
先へ先へと進んでみましたら、
なんと長浜ドームまであと1キロ程度のところまで来て
ようやく道の駅を見つけました。

こんなに遠かったかなあ。
これはやはり近江商人のまやかしにちがいありません。
でも負けていてはいけません。

こちらに向かって走っている二人からは
あと1キロくらいでしょうから
頑張ってもらうよう引き返して伝えました。

「逃げたと思ってたわ」と言われました。

その「道の駅 近江母の郷」に着いた二人とは・・・



視線を合わさないようにしました。

さていよいよ昼食です。

何を食べようかと迷っていると、
琵琶湖からの強風にはためいている幟が目に入りました。



doironの眼に入るくらいですから、
目立っておったわけです。
そこに書かれてあったのが

「フルフルらーめん」という文字でした。

フルとフルで84キロも走りませんが、
やはり名物扱いで近江商人が宣伝しているものですから、
食べることにしましょう。

ちなみに「フルフル」とはフランス語できぬずれの音だそうです。

シルクパウダーが入っていて
体に美味しいというのがウリです。

店に入って、先客が帰ろうとした時に
中学生くらいの男の子が
「ビワイチですか?」と聞いてきましたが、
聞かれたちえちゃんはキョトンとしていました。

そう、彼女はその時まだ
「ビワイチ」という言葉を聞いたことがなかったのです。

doironが横から助け舟を出して
事なきを得ましたが、
彼女は近江商人の陰謀かと思ったとか
思わなかったとか・・・。

それにしても、一見普通の中学生にみえる
華奢な男の子にも
「ビワイチ」という言葉は浸透していたのですね。

きっと近江商人が商売先で
宣伝して広めているのでしょう。

ようやくありつけたとラーメンに
かぶりつこうとしたその時です。


ナルトががとても素敵でした。
ではなくて近江八幡徒歩散策班からメールが入りました。

「これから昼食でーす」と送られてきたメールには
なんとこんな画像が添付されておりました。



向こうもラーメンです。

う~ん、近江商人は最近は
「昼食にラーメンをキャンペーン」を
展開しているようです。

まんまとはめられてしまった我々です。

あれ?よく見ると向こうのラーメンには、
生ビールがついているではないですか。
しかも一気にグイッといった感じです。

それならこちらも負けじと探しましたが、
さすがは道の駅。
近江商人の陰謀で
缶ビールさえ売っていませんでした。ぐすん

こうなったら帰路のどこかで
必ずビールをしようと
固く誓い合ったdoironとジダンでしたが、
これもまた近江商人の陰謀との
聖なる戦いとなる誓いだったのでした。

続く


ドジ旅日記近江商人の陰謀編 2

2014年05月08日 21時38分42秒 | スポーツ全般

近江商人のまやかしの巻

湖岸の静かな古い街並みをバイクで駆けているときに、
たくさんのバイクと会いました。
皆さんビワイチでしょうか。
こちらは寄り道中心のバイクなので、
何かあればすぐに立ち止まりますが、
集団で走っているバイクの中には
一本の紐のように一列になって
一糸乱れず走り去っていく集団もありました。

中にはディープリムのホイールも
少なからず交じっていたので、
本気のバイクライドでしょう。

でもdoironはへらへらと走ります。
こんなお店を見つけました。



ミリンダとはこれまた懐かしい飲み物です。



まさかないよなあと思いながら
扉に手をかけたら閉まっておりました。
よく見ると、マッサージの看板も上がっております。

古い看板で気をひかせておいて、
入ってきた客にマッサージを
食らわしてやろうという近江商人の陰謀かもしれません。

追いついてきたジダンと
しばらく並走しながら
そんな話をしていると、
湖岸に大きな石碑がありました。



doironは停車して文字を確認。

「浜野臨大潮 送水無尽蔵」

と刻まれています。
そしてその横には「揚水」という言葉もあります。
沖には何やら小型の海中プラントのようなものが・・・



「ははーん、あれが揚水設備で
琵琶湖沿岸に農業用水でも供給している
のに違いありません。
それをジダンにいうと

「でも海水を田畑にひいても・・・」と言われました。

ああ~、ジダンもランの伴走で頭がいっぱいな中、
この琵琶湖の大きさに目がくらみ
近江商人の陰謀に見事にハマってしまったのでありましょう。

バイクを止めて

「びわ湖は淡水ですから」
と告げ、目を覚まさせてあげました。

この日の琵琶湖は茶色く濁っていて、
こんなにも広大ですってウソウソ。



ここは宇曽川。



本当はきれいな色の水を湛えておりました。



このあたりから、風が強くなってきましたので
doironもウインドブレーカーを装着しました。
彦根の手前で静かな道は
再び県道25号と合流しますが、
さすがにサイクルラインというだけあって、
歩道は広く整備されているので、
ゆったりとバイクも走れます。

淡々と走る二人と離れて、
doironはあたりを探索しまくります。

当たり前ですが、
こんな巨大な淡水湖の周りでも
鯉のぼりは空を泳ぐんですねえ。



これまで何度も訪れていますが、
最近は琵琶湖周りに、
神社も結構あることに
あらためて気がつきました。

笠木と鳥木の反りが絶妙です。





そうそう、村の倉庫みたいな建物の周りに
若者が何人も集まっていたので、
途中でトイレを借りに寄ったお寺の住職に聞いてみたら、
ちょうどその翌日に祭りがあるので
その準備をしているとのことでした。

大きな太鼓を打ち鳴らしながら
近くの神社まで練り歩くそうです。

どんなところでも人が集まれば祭りもあって、
人々の暮らしがあるんですねえ。

そうこうしているうちに、
道は彦根の市街地へと入っていきます。

このあたりは道もカクカクと曲がりくねっていて、
県道25号は県道2号へと引き継がれていきます。

その道は交通量も多く、
たしか以前に来たときは
歩道のない区間もあったはず。

走る二人を待って、

「ここから先はしばらく歩道がないから注意して」

とアドバイスしました。

doironも気を付けて走らなければなりません。
ところが、なかったはずのところに
歩道ができていました。
せっかくアドバイスしたのに
うそつきになってしまいました。
近江商人の陰謀に違いありません。

竹生島への渡船場を過ぎた頃より、



そろそろお昼が近づいてきました。
スタートして2時間半。
約20キロほど進みました。
ペースとしてはほぼ予定通りです。

そろそろお腹が空いてきたという二人に、
この先にもう少し行けば
道の駅があるはずだからと、
励ましつつ先行したのですが、
なかなか道の駅がありません。

後方で走っている二人の
「まだかまだか」という
渦巻く不満の声が聞こえてきそうです。

うう、これもまた近江商人の陰謀なのか。

続く。


ドジ旅日記近江商人の陰謀編 1

2014年05月07日 21時49分16秒 | スポーツ全般

近江商人は足と舟で稼ぎますのやの巻

近江商人の朝は早い。

三河や駿河あるいは
越前、加賀などより仕入れた商品を担ぎ、
琵琶湖から淀川を経て
京や大阪、堺にまで行商に回るために
明るいうちからしっかり動けよとばかりに、
夜も明けきらぬうちから動き始めます。

今回の合宿の最大の目的は、
宿のある近江八幡から
琵琶湖東岸を北上し
長浜を折り返して元来た道を
近江八幡まで戻る練習をこなすことでした。

ちえちゃんにとってこれまで走った最長距離は43キロ。

一気に60キロを目指します。

目標タイムは8時間。
万が一距離は踏めなくても、
8時間の間、身体を動かし続けることは
しなくてはと考えていたのでありました。

なので、近江商人でもないのに
早朝5時台から動き始め、
前回、柳生一族の陰謀によって
集合時刻を間違えていたジダンも
無事に時間通りに合流し、
一行はSAのタヌキにも見送られながら



合宿所に向かったのでありました。

到着したらすぐさま2班に分かれました、

1班はランまたはバイクで長浜往復班、
もう1班は近江八幡徒歩散策班です。

doironもさっそくバイクを組み立て、



長浜往復班と共に出発をしました。
基本は県道25号を進みます。

その25号は別名「湖岸道路」と呼ばれ、
長距離歩道としての「近江湖の辺の道」と、
自転車道としての「琵琶湖サイクルライン」と
半分くらいはかぶっています。

つまり同じ道ながらdoironはサイクルラインを
そしてジダン達は湖の辺の道を進んでいくことになるわけです。

アップダウンはほとんどありません。

琵琶湖にそそぐ何本かの川を越えるときに、
堤防まで登って行く程度です。

この日のランは長距離を走る練習なので、
いつもよりゆっくりと走り始め、
doironはバイクなので先に進みつつ、
気になるところで止まっては
観察と写真を撮りつつ遊びます。

このバイクのペースがまた、
ゆっくり琵琶湖周りを満喫するのに絶妙でした。

まず最初に越える川が大同川です。





各所に水車が築かれ、
人々の暮らしを支えてきた川です。

近くにあった水車のモニュメントがこれ。



こんな写真を撮ったりしていると、
ゆっくりランでもすぐに追いついてきます。



次が愛知川です。



この川の中流の東近江市五個荘地区は、
近江商人発祥の地として知られています。

永源寺に端を発し、
豊かな扇状地を形成しながら
琵琶湖にそそぐ雄大な川です。

その先の公園でトイレ休憩。

そこには「近江湖の辺の道」の
案内看板が建てられています。



それをしげしげと読んでいると・・・

どわっ、

早くもラン組がやってきました。



ここにはバス停がありました。
彦根観光バス柳川緑地公園停留所です。



ジダンは腰に爆弾を抱え、
ちえちゃんは初ロングなので、
いつ足が止まるかわかりません。

そのためにもコース上のバス便は要チェックです。

どれどれ、時刻板を見てみますと・・・

げげっ!

一日2便しかありません。



琵琶湖から淀川を経て、
徒歩と水路で行商をしていた
近江商人の陰謀に違いありません。

「商売は足と舟で稼いでなんぼだす」
という声が聞こえてきそうです。
近江弁は知りまへんが・・・。

ま、バスは当てにせず、
とりあえず行けるところまで行きましょう。
止まったら止まった時です。

いざとなったらバイクで3人乗り・・・
は無理ですが、
バイクでビューンと帰って
車に乗り換えて拾いにくるという手もありますからね。

時刻表をみた二人が
なんとしても走り続けねばと
決意を固めている脇で、
doironはさあまだまだ遊ぶぞと
ワクワクしておりました。

この先で道は県道25号と別れを告げ、
湖岸の静かな道へと入っていきます。



続く


ドジ旅日記近江商人の陰謀編プロローグ

2014年05月06日 22時34分50秒 | スポーツ全般

日本最大の湖である琵琶湖の周りには、
自転車で一周する
「ぐるっとびわ湖サイクルライン」
というのが整備されています。
全長193キロの自転車道です。



また、そのサイクルラインと
ほぼ同じ道が「近江湖の辺の道」
とも名付けられています。



湖西の近江舞子から北回りで琵琶湖を回り
近江八幡の国民休暇村までの長距離歩道だそうです。

ぱっと読むと

「おうみこのへんのみち」

と読めますが「この辺」ではありません。
この辺を歩いてみるかと
気軽に歩き始めると、
近江商人の陰謀にまんまとはまってしまいます。
なにせこちらも全長約140kmもある道ですから。

「おうみ うみのべのみち」と読みます。

かつてこれらの道を走る
琵琶湖半周の駅伝や
ぐるっと一周する駅伝もあって
ルネから参加したことがあります。

トライアスロンでも、
当時日本最高峰のレースとして開催されていた
琵琶湖アイアンマンレースがありました。



琵琶湖の思い出はそんな駅伝や、
トライアスロンに加えて、
ビワイチといわれる琵琶湖1周の
バイクやランの練習会のほか、
楽しかった伊吹山登山など
スポーツに関するものが大半です。

そんな琵琶湖で、
今年6月に北海道で開催される
サロマ湖100キロマラソンの
初完走を目指すジム友の
強化合宿に参加してきました。

ウルトラに必要なのは
なんといっても長時間の負荷に耐えられる体です。

フルが走れたからといって
100キロを走れるとは限りません。
走りながら、体内で必要なエネルギーを
生産できる効率的な身体が必要なのです。

なので、練習は低負荷でもいいから
できるだけ長時間体を動かすことが
そういう身体づくりには必須になります。

湖のそばの平坦地を淡々と走るという意味では、
琵琶湖はそういう練習にうってつけのロケーションです。



なので、初めてのロング練習の地として
ここを選びました。

目標は一日60キロのロングランです。

といっても、今のdoironに
その練習にランで付き合う力はありません。
そこで、登場したのがジダン氏です。

春にドジ旅日記第2弾として、
一緒に友ヶ島に行く予定をしていたのですが、
彼が、友ヶ島を夜な夜な彷徨う旧日本軍人の陰謀に遭い、
インフルエンザなどという
ハイカラな病気にかかってしまったことと、
doironの親父の調子がイマイチであったことも重なって
秋に延期になってしまっていたのでした。

なので、ぜひともこの企画の穴埋めをしようと、
最近ロードの練習をできていなかったジダンが
その練習も兼ねたサポートをしながら、
合宿を成功させるべく立ち上がってくれたのでありました。



舞台は近江商人発祥の地、東近江。

柳生一族の陰謀に続く第2弾、
ドジ旅日記近江商人の陰謀編がいよいよ始まります。

主演
ジダン&doiron&ちえちゃん 
出演 
    ちえちゃんファミリーの皆さん 
    近江商人の皆さん 
    国民休暇村の皆さん
    沖ノ島の皆さん
    他近江八幡市、東近江市、彦根市、米原市、長浜市の皆さん。

それはかすかに桜も残っていた
湖東の春の二日間にわたる出来事でした。

続く


萩のことを思い出しながら

2014年05月05日 21時10分28秒 | 最近の出来事

ちょっと前なら、GWと言えば萩でした。

山口県を舞台に繰り広げられる
250キロの超ウルトラマラソンが
5月2日から4日にかけて行われており、
それにこれまで4回参加しました。



もう今となっては到底参加もかないませんが、
知り合いの方々は今も数多く走っておられます。

そんな知り合いの方々から
昨日から今日にかけて、
喜びのメールを続々といただきました。

皆さんお疲れ様でした。

今年は昼間は暑く、夜は寒かったそうで、
一年目に初めて走った時と
よく似た状況だったと思われます。

「今頃はカエルの大合唱の中かなあ」

「そろそろ千畳敷は通過したかな」



「東光寺はもう通過したかな」



などと時折思い出しながら、
ふと思ったのが、
今、もし走ったらブログネタの宝庫なんだろうなあ
ということでした。
コース上の道標とかね。

多分、往還道なんかには
石がいっぱい立っているんでしょうね。

そういえば三見から玉江の間の山道にも、
いくつか石が建っていたという記憶があります。

それから、ところどころで見かけた
お寺や神社の由緒はどうなんでしょう。

記憶をたどると、結構コース沿いに
神社もあったように思います。

終盤、萩に入ってからは
そういう神社仏閣は結構ありましたが、
ひっそりと、しかしパワーを放っていた
俵島折り返し手前の神社や
川尻岬から下りてきたところの
山の中の神社なんかは
ぜひとももう一度行きたいところですね。

名所旧跡も、鯨墓や青海島、



夏みかんの原木なんかは行きましたが、
まだ行ってなかった俵島手前の
「楊貴妃の墓(二尊院)」や
往還道入口近くの「涙松跡」、
そして萩市内の今年の大河ドラマにも登場する
毛利ゆかりの墓所なんかも見ておきたかったところです。

もし、ふたたびレースに出たとしても、
今なら各所で足を止めて写真を撮ったり、
由緒書を読んだり、
鳥居を眺めたりして、
全然先に進めないかもしれませんね。

で、フリーライターとしてはここで思うわけです。

「マラソンコースの名所旧跡を訪ねて」
なんてのも、ランニング雑誌とかに
投稿してみる価値ありかもしれません。

夢は尽きません。


ほっつき百選

2014年05月04日 21時19分50秒 | 自然

GWということで息子が長野から帰郷し、
今日は家でBBQをしました。
今日はわが家が焼肉屋さんです。



で、その買い出しを兼ねて
オジチャリ10の翌日、
再度市内の“滝”を探すべく、
息子のムスチャリとオジチャリを一緒に転がしていると、



やはり春ですねえ。
あちこちで咲いている花や
飛んでいる鳥、泳いでいる魚たちが
目に飛び込んできました。

都会には都会なりの自然が
四季を通じてあるものですねえ。

結局、ジダンが探索した
滝のようなアオサギや



滝のようなセイヨウカラシナを含めても、



泉大津の滝百選の作成は無理のようです。
(夕方彼のブログで新たな「滝」発見の一報が入りましたが、
百選には焼け石に水です)

で、この時ハタと思いつきました。
それなら泉大津の自然百選を作ってみてはどうだろうかと。

これはなかなかいい企画ではないですか。
映画「ネイチャー」も話題になってることだし。
さすがにブログで3Dは無理ですが・・・。

オジチャリやランで気づいた植物や
生き物等を100種集めて
コメントを加えてリストを作ってみれば、
新しい発見があったり、
意外なことに気付くかもしれません。

なによりオジチャリ、ふにゃランの
ハゲみにもなるしね。
ぜひ作りましょう。

で、問題はそういうものが
100あるかどうかです。

しかし、これは杞憂でした。

全然大丈夫。
一度試しに思いつくままに
記憶をたどって書きだしてみると、
100は軽く超えました。
こうなると100積み上げることよりも、
取捨選択の方に手間取るかもしれないくらいです。

これからブログを綴っていく中で、
市内で目にしたものを
順次報告しながら気長に
自然百選を作っていくことにしましょう。

そんでもってタイトルは

「泉大津の自然ほっつき百選」

がええでしょう。
ネットでいろいろと調べて見ますと、
そういう取組はないようです。
もしかしたら、大阪初、いや日本初、
世界初かもしれません。

とまあそれはオーバーですが、
20年もすれば泉大津から絶滅しているものも
あるかもしれないので、
貴重な記録になることは間違いないでしょう。

世界文化遺産になるやもしれません。

このことをジダンに相談したら、
協力いただけるとのこと。
ジダンブログとの協賛企画として、
あくまでのんびりと
ボチボチやっていくことにしましょう。

でもどなたでもかまいませんよ。
もし泉大津市内で、
お、これは!と思うようなのを見つけたら
ご一報いただけたらと思います。

「和泉の自然ほっつき百選」「岸和田の自然ほっつき百選」
も作れるかなあ。
あ、「熊野街道の自然ほっつき百選」
なんてのも
できるかもなんて考えていると
どんどん夢が広がっていきます。


ブラリ、オジチャリ10

2014年05月03日 21時28分25秒 | 最近の出来事

天王寺七坂の第3話で
大阪市内で唯一の自然の滝である
「玉出の滝」を紹介した時に、
果たして泉大津市内で滝はあるのかと
ジダンに調査を依頼したところ、
先日彼のブログで報告があり、
なんと滝を見つけたとのことでした。
まさかあるとは思っていなかったので、
彼から事前に
「見つけたから。詳しくはブログで」
と報告があった時から、
ずっと楽しみにしていました。

自然の滝ではありませんが
その姿はまさしく「滝」。



滝川クリステルでもなく
タッキー&翼のオチでもありませんでした。

で、さっそくその滝を確認するとともに、
悔しいから他にも見つけてやろうと、
親父の介護関係の用事を済ませて、
オジチャリにまたがり探索に出かけたのでありました。

まず最初に向かったのが、
先日開通した南海中央線。
開通時には取材にも行き、
記事提案をしたのですが・・・不採用でした。

そのうちボツネタシリーズででも紹介しましょうかね。

この新しい道には
歩道と車道の間に、
青く色づけられた自転車道が作られています。



これを通って泉大津の一番北の
新王子川に向かいました。

途中、新しくできた道の歩道には
こんな看板が建てられています。



これによりますと
どうやら我が家の前の道が
「和気みち」と言う由緒ある道であることがわかりました。
この歳になるまで知りませんでした。

曽根神社、穴師神社、泉井上神社も通って、
和泉市和気の妙泉寺にいたる道です。

そんな由緒正しい道だったとはねえ。

今度ふにゃっと走ってみましょう。

おっと、そんなことより今日は滝です。
市内の滝を探さねばなりません。

南海中央線が高石に入っていく手前に川があります。
水路ではありません。



このように川の風情は残していますが、
やはり滝はありません。

段差クラスの滝はこちらでもいくつか見かけましたが、
やはり「滝」というには無理があります。





結局王子川に別れを告げて、
次にオジチャリで
リンリンと助松公園経由で向かったのが
大型のトラックが轟々と走る臨海歩道でした。



かつてはここがdoironのランの
メインの練習場でした。

距離を測って歩道に書いた落書きが懐かしいです。

この道をリンリンと走って
先ずは、ジダンが見つけたという滝を見に行きましょう。

ふむふむ、これじゃな。



確かに姿かたちは立派な滝でした。

子どもらがたくさんいたので
素早く撮影し逃げてまいりました。

続けて別の滝を探そうと思ったのですが、
ジダンの探索ランコースから考えると、
ここより以南にはなさそうですので、
一旦帰る方向にハンドルを切りました。

と、その途中でした。

水音に誘われて近寄ってみると・・・

どわっ、

た、滝です。


あ、焦ったので間違えました。
これです。



無理やり滝に認定しましょう。
そうしましょう。

だってそばには素敵な日本庭園もありましたもん。



これで無茶ぶりをしたジダンにも申し訳が立つということで
満足して帰宅したdoiron。
その日は最高気温が25度という夏日でした。
ほんの一時間ほどのオジチャリでも
汗だくになりました。

つまり、滝のような汗が流れた
オジチャリ10でした。

ちゃんちゃん


大切な時間

2014年05月02日 21時50分52秒 | 生活

さて昨日から5月。
ゴールデンウィークも後半にさしかかりました。

今年は明日から息子が帰郷するとのことなので、
前半に家の用事を固めました。
親父の調子もイマイチなので
目が離せなかったりして大変でした。
なので、前半は友達と
こじんまりとBBQをやったり、
夜店に行ったり、
山菜狩りにチョロッと行って、
採ってきたタラノメを家で天ぷらにしたりして楽しみました。

BBQでは、
これまでたいがいのことはしてきました。
でもまだやっていないことで
前から一度やってみたかったことをやってみました。




ハムを厚めに切って焼き、
それをナイフで突き刺して
ワイルドに食べるというやつです。
子供の頃から身体が弱く、
腕白でもたくましくもなく育ったので、
丸大ハムにあこがれていたのです。
ようやくここにきてあこがれを達成できました。



友達も共感してくれました。

夜店では、



歩いて行ってイカ焼きと
焼き鳥と持参したビールを楽しみました。



定期的に開催されているとのことなので
今年は、夏になったら
義母さんとミセスが協働で新調してくれた
浴衣を着て行こうと思います。



もともと義母さんがコツコツと
少しずつ作ってくれていたのですが、
途中で軽い脳梗塞にかかり
指先が少し不自由になり
思うように針を動かせなくなったため、
ミセスが手ほどきを受けながら
完成させてくれたゆかたです。

そのうちにお披露目となるでしょう。

タラノメは、
比較的ご近所の秘密の場所で採集したものです。
保護のため・・・ではなく
来年の採集に備えての秘密です。
やはり採りたての天ぷらはおいしいですねえ。



ノビルと違ってトゲトゲの木の上にあるので
犬のおしっこも大丈夫です。
横にあるエビも泉O津の海で捕れたモノ・・・
ではありません。へへ。

友達と楽しく交流し、
家庭サービスもこなせたその週は
とってもゴールデンなウィークでした。