各地に自然の猛威をもたらした台風18号。
富士山には、少雨と抜き過ぎてで減っていた伏流水の元を
補給してくれたが、実は、温暖化による集中豪雨は、
富士山の雄姿を変えつつある。
台風が去ったばかりの昨日午後、白糸の滝近くの大きな川には、
赤茶色い濁った大量の水が流れていた。
富士山の最高点・剣が峰直下から崩れ始めている、
大沢崩れからの土砂流だ。
また、毎日、富士山を見ている地元の人は、ここ数年で、
富士山の山肌に新たな沢筋が、豪雨による土石流や暖冬による雪崩で
増えたことを知っている。
台風一過の今夕、秋らしい青空に秋の雲がかかったが、
これも例年に見られる雲とは、ちょっと違う・・・
自ら造ってしまった異常とは言え、穏便であって欲しいものだ。