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すっかり、秋らしくなってきた富士山。
麓の紅葉はまだまだですが、
秋や冬が、山頂から段々と降りて来ています。
29日の夕方、富士山には、秋・冬それぞれの
大気のバーティカルラインが、現われました。
下の長い雲あたりが、ちょうど高度2000m付近(4~5合目)で、
下側が、まだ暖かい空気も漂う夏の大気(約10℃以上)で、
その上側が、冷んやりと感じる秋の大気(約10℃以下)と、
思われます。
また、上の短い雲の辺りは、約3000m付近。(8~9合目)で、
ここから上は、もう既に冬の大気(0度以下)で覆われていると
思われます。
来月2日には、また、5合目付近まで行く機会がありますので、
登りながら、こうした季節の変化も、感じて来たいと思います。