妻は食べ物を飲み込みにくくなっていて、ご飯だけでは喉を通らない。しばらく前までは大根おろしをご飯に載せて食べていたが、今はそれでも飲み込めなくなってしまい、最近は、刺身を載せて食べている。ところで、刺身と言えば真っ先にマグロを思い浮かべますが、マグロの赤身は滑りがあまり良くないようで、飲み込みにくそうです。マグロの中トロは時々筋があるといって嫌がります。そうは言っても、大トロなんて高価すぎて手が出ません。ホタテは筋がなく食べやすいというので、しばらくホタテを食べさせていましたが、毎日では飽きる?らしい。えー、またホタテ?といった表情をします。また、ブリなども食べやすい方なのですが、あれも、脂が乗っているものでないと、やはり食べにくいと言います。そこで登場したのがトラウトサーモンです。比較的脂が乗っていて、筋もあまり気にならない。しかも、何と言っても値段が安い。毎日毎食のことなので、これがとても大事な要素になってきます。まあ、そんなこんなで、最近は、昼食、夕食とも、トラウトサーモンが登場している。
現在は、スプーンの上に、ワサビ醤油を付けたサーモンを置き、その上にご飯を載せ、その上からサーモンをかぶせて、サンドイッチ状態にして食べます。あまり大きな切身だとスプーンからはみ出てしまうし、あまり厚すぎても、高さが高くなりすぎて、口に入りにくい。そこで、スプーンに合うような大きさで、かつ、少し薄い切身を作ります。策で買ってきた方が安上がりなので、自分で策から切りそろえていきます。最初はうまくできませんが、毎日やっているので、今は、手早く綺麗に切れるようになりました。包丁は昔から持っている柳刃包丁を使います。この前購入した砥石で、研ぐのですが、研ぎについてはまだ今一の状態のようで、まだまだ練習が必要かと思っています。
ところで、春キャベツの代役はまだ決まらず、一品抜けた状態なので、何とかしないと思っているのですが、なかなか見つかりませんね。困ったもんです。