昨日は午前中山へ行ったり、菜園に種を撒いたり球根を植えたり、疲れて19時には深い眠りに入っていた。目が覚めたのが0時半。寝ようと思っても、なかなか眠れなかったので、本棚から与謝野晶子訳の源氏物語を取り出し読み始めた。今朝、朝食の目玉焼きを作っている妻に、桐壺帝が、更衣を愛してしまった故苦しみ、又(最上の貴族の出身でない)桐壺の更衣が帝に愛されるが故、自分こそはと、親、兄弟の勢力にたのむところがあって、宮中に入った女たちから、嫉妬、そねみを受け悩む、又桐壺の更衣を亡くした母の悲しみ、等々読んでいたら、涙で文字が読めなくなった。そんな話をしたら
「ほ~貴方にそんなこと分かるのですか? ?。」 ハイ。僕の心は女学生のように純情です。