3月30日(日曜日) 春冷え
雨の日曜日、辰也に「へ行かないか?」と誘ったが断られた。妻は昨日収穫した蕗がまだ沢山残っていたので、14時頃友達の家5軒に、配りに出かけ17時30分頃帰宅した。僕はコタツに脚を入れ、巻末の注釈と解説を見ながら空蝉(うつせみ)と夕顔の途中まで読んだ。注釈を見ながら何回も読み直さないと情景が理解出来ない。でも、昔も今も恋愛に対しては似たように感じた。たとえば、「帚木」を読むと、男性が女性の品定め、品評をしている。昔から男は罪な生きものだと思った。この点を見ても、十分に理解出来るし面白い。ただ昔の方が奥ゆかしい。全巻読み終わるのは何時のことやら。相当の時間を擁する。