つくば市の現場が10日より基礎着工しています。
これまで、解体のお払い→配管・配線の切り回し→解体→土盛り→地鎮祭→地縄張り→地盤調査→水盛り・遣り方出し→根切り→割栗地業まで進みました。
この間に、図面・仕様の決定→世帯分離住宅の許可申請→建築確認申請という、事務手続きも平行して進めてまいりました。
その工事工程ごとに様々な出来事があります。
まず、解体のお払いをする前に、建物を解体できる状態にしなければなりません。その最難関が 『荷物の整理』 です。30年来の荷物を整理するわけです。これは半端な作業ではありません。
子供が小さいころの記念品、たくさんの冠婚葬祭記念品、衣類や書類、食器に数多くの小物たち・・・。それぞれひとつずつに思い出があるからこそ、捨てるに忍びないからこそ、今日まで置いておいたものばかりです。
それを今回本当に必要なものを分別し、そうでないものは思い切って捨てなければならない。
この作業は、『相当な』 エネルギーを消費します。だから私たちもなるべくお手伝いに行くようにしています。できることは限られているのですが。
そして解体のお払い→配管・配線の切り回し→解体→土盛りと続きます。
この土盛り。いろいろな土があるのですが、皆さんはなにがいいと思いますか。
赤土がいいという人もいれば、川砂がいいという人もいます。ある程度砕石が入っていたほうが地盤が強くなるという人もいれば、砕石は一切だめ、という人もいます。
本来は盛る高さによって何層にも分けなければならないのですが、今回は30cmくらいでしたので 『山砂』 だけを選びました。山砂といっても粘土交じりだったりべたべた土が混じっていたりすることがあるので注意が必要です。後々の生活に大きく影響します。
今回の土も 『当たり!!』 でした。サラサラ砂で、がっちり締まります。地縄張りの鉄筋を刺そうと思っても刺さらないくらいに締まりました。
地縄張りのあとは、地盤調査→水盛り・遣り方出し→根切り→割栗地業です。
北澤工務店の地盤調査は、スウェーデンサウンディング試験を5ポイント行っています。建物の配置位置の四隅と中央です。
『まずは地盤調査をやってみましょう。当社は無料です』 というハウスメーカーもあるようですが、既存建物の周囲を適当にやっても余り意味がありません。そして 『無料』 とはいっても、業者が動いて費用はかかっているわけですから、ずいぶん乱暴な営業トークといえます。
地層は複雑ですから、『建物が建つ場所』 を測点しなければ意味がないのです。
割栗地業が終わると、工事の安全と家族の未来永劫の幸せを願い、建物の中央に地鎮祭で奉られた象徴 『鎮物』 を埋めます。建築の世界独特の 『儀式』 ですね。
・・・・・、建築の工程は長く複雑です。これから基礎の要、鉄筋加工と配筋に入っていきます。また報告いたします。
しばらくお天気がはっきりしませんね。天気の 『気』 は気持ちの 『気』 。どんよりした雲に負けずに、心は晴れ晴れと朝を迎えたいと思います。ではまた。
おさむ
これまで、解体のお払い→配管・配線の切り回し→解体→土盛り→地鎮祭→地縄張り→地盤調査→水盛り・遣り方出し→根切り→割栗地業まで進みました。
この間に、図面・仕様の決定→世帯分離住宅の許可申請→建築確認申請という、事務手続きも平行して進めてまいりました。
その工事工程ごとに様々な出来事があります。
まず、解体のお払いをする前に、建物を解体できる状態にしなければなりません。その最難関が 『荷物の整理』 です。30年来の荷物を整理するわけです。これは半端な作業ではありません。
子供が小さいころの記念品、たくさんの冠婚葬祭記念品、衣類や書類、食器に数多くの小物たち・・・。それぞれひとつずつに思い出があるからこそ、捨てるに忍びないからこそ、今日まで置いておいたものばかりです。
それを今回本当に必要なものを分別し、そうでないものは思い切って捨てなければならない。
この作業は、『相当な』 エネルギーを消費します。だから私たちもなるべくお手伝いに行くようにしています。できることは限られているのですが。
そして解体のお払い→配管・配線の切り回し→解体→土盛りと続きます。
この土盛り。いろいろな土があるのですが、皆さんはなにがいいと思いますか。
赤土がいいという人もいれば、川砂がいいという人もいます。ある程度砕石が入っていたほうが地盤が強くなるという人もいれば、砕石は一切だめ、という人もいます。
本来は盛る高さによって何層にも分けなければならないのですが、今回は30cmくらいでしたので 『山砂』 だけを選びました。山砂といっても粘土交じりだったりべたべた土が混じっていたりすることがあるので注意が必要です。後々の生活に大きく影響します。
今回の土も 『当たり!!』 でした。サラサラ砂で、がっちり締まります。地縄張りの鉄筋を刺そうと思っても刺さらないくらいに締まりました。
地縄張りのあとは、地盤調査→水盛り・遣り方出し→根切り→割栗地業です。
北澤工務店の地盤調査は、スウェーデンサウンディング試験を5ポイント行っています。建物の配置位置の四隅と中央です。
『まずは地盤調査をやってみましょう。当社は無料です』 というハウスメーカーもあるようですが、既存建物の周囲を適当にやっても余り意味がありません。そして 『無料』 とはいっても、業者が動いて費用はかかっているわけですから、ずいぶん乱暴な営業トークといえます。
地層は複雑ですから、『建物が建つ場所』 を測点しなければ意味がないのです。
割栗地業が終わると、工事の安全と家族の未来永劫の幸せを願い、建物の中央に地鎮祭で奉られた象徴 『鎮物』 を埋めます。建築の世界独特の 『儀式』 ですね。
・・・・・、建築の工程は長く複雑です。これから基礎の要、鉄筋加工と配筋に入っていきます。また報告いたします。
しばらくお天気がはっきりしませんね。天気の 『気』 は気持ちの 『気』 。どんよりした雲に負けずに、心は晴れ晴れと朝を迎えたいと思います。ではまた。
おさむ