北澤工務店の事務所のある通りは、『学習塾』のメッカだ。
3件の学習塾が連なり、後ろの通りにも1件ある。
夜10時ともなると、お迎えの車がハザードを点滅させて列を成す。
その塾のほとんどが『学校と同じ』に見えて仕方ない。白い壁と四角い部屋にスーツを着た先生。
なんか、異和感を感じる。
そんな時いつも思い出す出来事がある。学生時代のことだ。
友人の山田君は、とても理性的な男で、とってもクール。熱いだけのぼくとは正反対。そんな彼にこんなことを訴えた。
『テレビでやってたんだ。近頃の子供はカブトムシを知らない。本物のカブトムシを手にしたある子供が、精巧なおもちゃと間違えたのか、生きているそのカブトムシを分解したのだそうだ。それってさぁ、なんかおかしいよね?』
すると山田君
『そんなことないじゃん。知らないんだから、むしろ褒めてあげたいよ・・・』
ぼくは次の言葉が浮かんでこなかった。
ぼくは思う。アタマだけいくら鍛えたって、人間的な成長とは全くといっていいほど関係がない。今日、『無気力の心理学』という新書を読み始めた。学校で勉強して、部活もがんばって、そして夜10時まで塾。子供たちのココロの中の本質は、どんななのだろう。
異和感、感じるなぁ。。。
ではまた。
おさむ
3件の学習塾が連なり、後ろの通りにも1件ある。
夜10時ともなると、お迎えの車がハザードを点滅させて列を成す。
その塾のほとんどが『学校と同じ』に見えて仕方ない。白い壁と四角い部屋にスーツを着た先生。
なんか、異和感を感じる。
そんな時いつも思い出す出来事がある。学生時代のことだ。
友人の山田君は、とても理性的な男で、とってもクール。熱いだけのぼくとは正反対。そんな彼にこんなことを訴えた。
『テレビでやってたんだ。近頃の子供はカブトムシを知らない。本物のカブトムシを手にしたある子供が、精巧なおもちゃと間違えたのか、生きているそのカブトムシを分解したのだそうだ。それってさぁ、なんかおかしいよね?』
すると山田君
『そんなことないじゃん。知らないんだから、むしろ褒めてあげたいよ・・・』
ぼくは次の言葉が浮かんでこなかった。
ぼくは思う。アタマだけいくら鍛えたって、人間的な成長とは全くといっていいほど関係がない。今日、『無気力の心理学』という新書を読み始めた。学校で勉強して、部活もがんばって、そして夜10時まで塾。子供たちのココロの中の本質は、どんななのだろう。
異和感、感じるなぁ。。。
ではまた。
おさむ