続く瓦修理・・・

震災による屋根瓦崩落・・・・・もう一年半経つのですが、まだまだそのままの現場も多いです。昨日もそんなお客様からのご相談でした。どうしてもご事情があって修復できないでいたのです。

２階の陸棟が全壊。そこから落ちた瓦で１階の瓦が割れる・・・・。







早く何とかしてあげたい。

でも、どういう治し方がいいのか。

もともとこういう造りを、『化粧造り』っていうんですね。『化粧』っていうくらいだから『見栄え最優先』に造られている。

『もーこんなんだから、見栄えなんかはどうでもいいよ！！』とお客様。

とはいっても、全体の造りが見栄えする造りだから『見栄えしない？やり方』に変更するにしても、現存する瓦を壊したり新しく瓦を調達しなければならない。意外と費用もかさむ。

かといって昔並みに『見栄えする』復元となると、費用を含め今後来るであろう地震に対しても重さの面で不安が増す。

んんんんん・・・・・・・悩ましい！！！！！！

お客様の暮らしの環境も理解した。北澤工務店のベストの提案をしたいと思います。

ではまた。

おさむ