いやいやいやいや、くしゃみが止まりません。。。昨日は特にひどく、30連発!みたいな・・・(^_^;) この季節、花粉症のみなさま、がんばりましょう!!
おさむのひとりごと3月号、カタロ通信を発行させていただきました。稚拙な文章で、しかもながーーーーいですが、よろしかったらご覧下さい。
おさむのひとりごと2016-3
平成28年も3月を迎えました。暦でいうところの弥生。春の芽吹きの季節です。既に伊豆の河津桜は満開の時を超えて葉桜になりました。別れと新たな出会いの季節、いかがお過ごしですか。
《気づき》
毎月発行しているカタロ通信は、奇数月毎にご縁のあったOB施主様に郵送させていただいています。お届けしていない先月号で書いたことなのですが、自分自身とても大きな気づきがあったんですね。それは、『ぼくは、家づくりという仕事を通して実現したいものがある。それは、家づくりという仕事の手前にあるものではなく、背後にあるもの』ということ。実はこれまで案外無自覚的だったのですが、BBQ大会やカタロ市の日や富士登山や知覧旅行、甘味café空~くう~、そしてこのカタロ通信でさえもそこに集約されることに気づいたんです。家づくりの手前にあるものとは、販売促進のためのキャンペーンやチラシ広告で新しいお客様を開拓するということ。家づくりの背後にあるものとは、ご縁のあったお客様と何十年とつながっていくこと。より素晴らしいお客様家族の成長を見守っていくということ。文字にするとこれまでにも書いてきたようなことですし、意外と単純なのですが、自分自身の中ではとても大きな気づきでした。
もちろん北澤工務店は家づくりが仕事ですから、新しい法律や最新の技術・設備に対してプロフェッショナルであることは当然ですし、より良い『ほんもののお家』をつくっていくことに貪欲でありたいのは言うまでもありません。
《近代史を知る》
よく質問されることがあるんです。『しゃちょうはなんでそんなに靖国神社とか特攻とか興味があるの???右翼とかと思われちゃうんじゃない???』って。
この点についてはあたくし、明確なんです。それは、『余りにも真実を知らな過ぎた!!』からです。2003年、(社)日本青年会議所関東地区茨城ブロック協議会で研修委員長をさせていただいた時のこと。元特攻隊員である板津忠正さんと出会い、特攻おばさんと慕われた鳥濱トメさんの娘・赤羽礼子さんと出会ったことがきっかけです。既に二人共お亡くなりになられてしまった現在、本当に貴重な体験をさせていただきました。
『知らな過ぎた!!』ことが多過ぎました。教育されてこなかった、とも言えます。靖国神社にしても特攻にしても教育勅語にしてもいわゆるA級戦犯にしても、すべからく『怖いもの、触れてはいけないもの』或いは『悪いもの』と思っていました。いろいろな意見があって当然です。ただ意見するに値する真実を知らなかった。自虐的歴史観さえ抱いていた自分がいました。
《よりよく生きる》
話が飛びますが、昨今の日本の世相が戦後の歪みを示しているように思えてなりません。1分49秒に1組離婚なんだそうです。交通事故死の6.5倍以上も自殺者がいるそうです。不登校の小中学生が12万人以上、信じられないような犯罪、希薄な人間関係、うつ病の時代・・・。それらは日本に限らず、という意見もあるようですが、ぼくはそうは思わない。顕著です。
今の時代に生きているということは、次の時代をより良くしていくために生きているのだと思うんです。自分だけが楽しく愉快に生きられればいいんじゃない。今の豊かさがあるのは先人の功績なんだから、ぼくらには次の世代により良いバトンを渡していく使命がある。おかしいと思うところは、ほんのわずかでも軌道修正・成長させていきたい。その分野はそれぞれで多岐に渡るけれど、『自分はここだ』と思ったら、そこに焦点を当てて行動する。観念では何も変わらない。知識として知っていても何も動かない。行動しなければ何も起こらない。
ぼくは、現代の日本人に横たわる『生きる力』の弱さを感じています。生きるということが不鮮明なのではないかと感じています。学校の勉強やスポーツの能力を磨くことは素晴らしいけれど、それらの能力は『生きる力』にリンクしていないと思う。いくら頭が良くても、金メダルを取っても、有名・著名になっても、『生きる力』とは異なると思う。最近の元プロ野球選手や芸能人の報道にも見るように、その例は枚挙に暇がありません。
《知覧という場所》
ぼくにとって、心の奥底から沸々と沸き上がってくる『生きる力』を感じる場所が、知覧です。『九死に一生』ではなく、『十死零生』の道を進んだ特攻隊員の皆さんは、本当に洗脳されていただけなのか、軍国主義の象徴なのか、結局無駄死だったのか・・・。知覧とは、彼らの残したメッセージとその空気に触れる場所です。
知覧に通い、ぼくが感じたメッセージは『あとを頼む!』です。頼まれた自分はいかに生きるのか。皆様はどのようなメッセージを受け取るのでしょうか。平成28年知覧の旅のご案内です。
今回の知覧の旅は、これまで行ったことがない場所も含めまして、たいへん欲張り?な内容を企画しています。それらをご紹介します。
●知覧特攻平和会館と周辺
言わずと知れた旧陸軍最大の特攻基地であった有名な場所。行ったことがある方も多いと思いますが、ツアーの場合は通常2時間の急ぎ足。今回はじっくりご案内させていただきます。宿泊地は道路を挟んですぐの『さくら館』です。
●万世特攻平和祈念館
2003年に前述の板津さんにご案内いただいた場所。あの17歳の子犬を抱いた少年は、この万世飛行場から出撃しています。知覧とは異なる独特な雰囲気、そしてとても静かな場所です。
●開聞花瀬望比公園
今回自分が一番行きたい開聞岳の麓にある場所。フィリピンで戦死された47万6千余柱を慰霊する場所です。フィリピンの島々で亡くなった方々は、多くが疫病・餓死と言われています。碑文『許される ものならば・・・』から始まる慰霊の言葉や像の数々は、想像するだけで絶句です。
●指宿海軍航空基地跡
特攻機はゼロ戦ばかりではありません。否、ゼロ戦は少数であり、遂には水上機さえも特攻機になりました。タダでも鈍足の下駄履水上機に500キロ爆弾を装着。さらに複葉機さえも特攻に・・・そしてそれに襲いかかるグラマン・・・。それでも行った若き特攻兵を、変わらぬ景色の中に偲びます。
●鳥濱明久さんとホタル館
前述の赤羽礼子さん亡き後、知覧の語り部として生涯を捧げていらっしゃる明久さん。特攻おばさんとして慕われた鳥濱トメさんのお孫さんです。私たちのためだけに特別講演をしてくださいます。
ということで、年度末しかも平日のたいへん忙しい時期ではあると思うのですが、今年こそ一緒にいかがですか。これまでにご参加いただいた方も新たな気づきが起こると思います。どうしてもこの時期に行きたいのは、その夜、静かなあの桜の下を、一緒に歩きたいからです。
・日時 平成28年3月30日(水)31日(木)
30日(水)05:30 北澤工務店集合・出発
07:20 成田空港発 09:15 鹿児島空港着
31日(木)14:40鹿児島空港発 16:30成田空港着
・行先 レンタカーにて鹿児島県南九州市知覧町ほか
特攻平和会館 富屋食堂『ホタル館』 三角兵舎跡地 猿山など
~鳥浜明久様による特別講演をいただきます~
・宿泊先 さくら館 0993-83-4421
・参加費用 OB施主様・ご家族40,000円 一般45,000円
(成田空港からの渡航費・交通費・宿泊費・入館料・謝金等含む)
・募集人員 9名を予定
申し込み先 ㈱北澤工務店0297-60-1333 北澤修 090-3045-0587
申し込み締切 平成27年3月15日(火.)
ではまた。
おさむ
おさむのひとりごと3月号、カタロ通信を発行させていただきました。稚拙な文章で、しかもながーーーーいですが、よろしかったらご覧下さい。
おさむのひとりごと2016-3
平成28年も3月を迎えました。暦でいうところの弥生。春の芽吹きの季節です。既に伊豆の河津桜は満開の時を超えて葉桜になりました。別れと新たな出会いの季節、いかがお過ごしですか。
《気づき》
毎月発行しているカタロ通信は、奇数月毎にご縁のあったOB施主様に郵送させていただいています。お届けしていない先月号で書いたことなのですが、自分自身とても大きな気づきがあったんですね。それは、『ぼくは、家づくりという仕事を通して実現したいものがある。それは、家づくりという仕事の手前にあるものではなく、背後にあるもの』ということ。実はこれまで案外無自覚的だったのですが、BBQ大会やカタロ市の日や富士登山や知覧旅行、甘味café空~くう~、そしてこのカタロ通信でさえもそこに集約されることに気づいたんです。家づくりの手前にあるものとは、販売促進のためのキャンペーンやチラシ広告で新しいお客様を開拓するということ。家づくりの背後にあるものとは、ご縁のあったお客様と何十年とつながっていくこと。より素晴らしいお客様家族の成長を見守っていくということ。文字にするとこれまでにも書いてきたようなことですし、意外と単純なのですが、自分自身の中ではとても大きな気づきでした。
もちろん北澤工務店は家づくりが仕事ですから、新しい法律や最新の技術・設備に対してプロフェッショナルであることは当然ですし、より良い『ほんもののお家』をつくっていくことに貪欲でありたいのは言うまでもありません。
《近代史を知る》
よく質問されることがあるんです。『しゃちょうはなんでそんなに靖国神社とか特攻とか興味があるの???右翼とかと思われちゃうんじゃない???』って。
この点についてはあたくし、明確なんです。それは、『余りにも真実を知らな過ぎた!!』からです。2003年、(社)日本青年会議所関東地区茨城ブロック協議会で研修委員長をさせていただいた時のこと。元特攻隊員である板津忠正さんと出会い、特攻おばさんと慕われた鳥濱トメさんの娘・赤羽礼子さんと出会ったことがきっかけです。既に二人共お亡くなりになられてしまった現在、本当に貴重な体験をさせていただきました。
『知らな過ぎた!!』ことが多過ぎました。教育されてこなかった、とも言えます。靖国神社にしても特攻にしても教育勅語にしてもいわゆるA級戦犯にしても、すべからく『怖いもの、触れてはいけないもの』或いは『悪いもの』と思っていました。いろいろな意見があって当然です。ただ意見するに値する真実を知らなかった。自虐的歴史観さえ抱いていた自分がいました。
《よりよく生きる》
話が飛びますが、昨今の日本の世相が戦後の歪みを示しているように思えてなりません。1分49秒に1組離婚なんだそうです。交通事故死の6.5倍以上も自殺者がいるそうです。不登校の小中学生が12万人以上、信じられないような犯罪、希薄な人間関係、うつ病の時代・・・。それらは日本に限らず、という意見もあるようですが、ぼくはそうは思わない。顕著です。
今の時代に生きているということは、次の時代をより良くしていくために生きているのだと思うんです。自分だけが楽しく愉快に生きられればいいんじゃない。今の豊かさがあるのは先人の功績なんだから、ぼくらには次の世代により良いバトンを渡していく使命がある。おかしいと思うところは、ほんのわずかでも軌道修正・成長させていきたい。その分野はそれぞれで多岐に渡るけれど、『自分はここだ』と思ったら、そこに焦点を当てて行動する。観念では何も変わらない。知識として知っていても何も動かない。行動しなければ何も起こらない。
ぼくは、現代の日本人に横たわる『生きる力』の弱さを感じています。生きるということが不鮮明なのではないかと感じています。学校の勉強やスポーツの能力を磨くことは素晴らしいけれど、それらの能力は『生きる力』にリンクしていないと思う。いくら頭が良くても、金メダルを取っても、有名・著名になっても、『生きる力』とは異なると思う。最近の元プロ野球選手や芸能人の報道にも見るように、その例は枚挙に暇がありません。
《知覧という場所》
ぼくにとって、心の奥底から沸々と沸き上がってくる『生きる力』を感じる場所が、知覧です。『九死に一生』ではなく、『十死零生』の道を進んだ特攻隊員の皆さんは、本当に洗脳されていただけなのか、軍国主義の象徴なのか、結局無駄死だったのか・・・。知覧とは、彼らの残したメッセージとその空気に触れる場所です。
知覧に通い、ぼくが感じたメッセージは『あとを頼む!』です。頼まれた自分はいかに生きるのか。皆様はどのようなメッセージを受け取るのでしょうか。平成28年知覧の旅のご案内です。
今回の知覧の旅は、これまで行ったことがない場所も含めまして、たいへん欲張り?な内容を企画しています。それらをご紹介します。
●知覧特攻平和会館と周辺
言わずと知れた旧陸軍最大の特攻基地であった有名な場所。行ったことがある方も多いと思いますが、ツアーの場合は通常2時間の急ぎ足。今回はじっくりご案内させていただきます。宿泊地は道路を挟んですぐの『さくら館』です。
●万世特攻平和祈念館
2003年に前述の板津さんにご案内いただいた場所。あの17歳の子犬を抱いた少年は、この万世飛行場から出撃しています。知覧とは異なる独特な雰囲気、そしてとても静かな場所です。
●開聞花瀬望比公園
今回自分が一番行きたい開聞岳の麓にある場所。フィリピンで戦死された47万6千余柱を慰霊する場所です。フィリピンの島々で亡くなった方々は、多くが疫病・餓死と言われています。碑文『許される ものならば・・・』から始まる慰霊の言葉や像の数々は、想像するだけで絶句です。
●指宿海軍航空基地跡
特攻機はゼロ戦ばかりではありません。否、ゼロ戦は少数であり、遂には水上機さえも特攻機になりました。タダでも鈍足の下駄履水上機に500キロ爆弾を装着。さらに複葉機さえも特攻に・・・そしてそれに襲いかかるグラマン・・・。それでも行った若き特攻兵を、変わらぬ景色の中に偲びます。
●鳥濱明久さんとホタル館
前述の赤羽礼子さん亡き後、知覧の語り部として生涯を捧げていらっしゃる明久さん。特攻おばさんとして慕われた鳥濱トメさんのお孫さんです。私たちのためだけに特別講演をしてくださいます。
ということで、年度末しかも平日のたいへん忙しい時期ではあると思うのですが、今年こそ一緒にいかがですか。これまでにご参加いただいた方も新たな気づきが起こると思います。どうしてもこの時期に行きたいのは、その夜、静かなあの桜の下を、一緒に歩きたいからです。
・日時 平成28年3月30日(水)31日(木)
30日(水)05:30 北澤工務店集合・出発
07:20 成田空港発 09:15 鹿児島空港着
31日(木)14:40鹿児島空港発 16:30成田空港着
・行先 レンタカーにて鹿児島県南九州市知覧町ほか
特攻平和会館 富屋食堂『ホタル館』 三角兵舎跡地 猿山など
~鳥浜明久様による特別講演をいただきます~
・宿泊先 さくら館 0993-83-4421
・参加費用 OB施主様・ご家族40,000円 一般45,000円
(成田空港からの渡航費・交通費・宿泊費・入館料・謝金等含む)
・募集人員 9名を予定
申し込み先 ㈱北澤工務店0297-60-1333 北澤修 090-3045-0587
申し込み締切 平成27年3月15日(火.)
ではまた。
おさむ