おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

工務店としての責任を改めて思う

2016年04月24日 05時37分14秒 | 家づくり
熊本地震による被害の分析が多方面で解析されている。工務店としての責任の重さを改めて実感させられる。新耐震基準以前の建物や構造に不安のある建物のリフォーム工事をする場合には、お客様に強く地震対策の工事を勧めていきたい。


(ネットより)

毎日新聞より抜粋

『熊本地震で死亡した人が発見された倒壊家屋・アパート計34棟について、不動産登記簿などにより建築時期を確認できた25棟のうち、23棟が建築基準法の新耐震基準(1981年6月)より前に建てられていたことが、毎日新聞の調査で分かった。関連死とみられるケースを除く死者48人のうち、建物倒壊による死者は37人と、8割近くにのぼる。耐震性が不十分な建物で犠牲者が多く出ており、早急な耐震化の促進を国や自治体は迫られている。』

『最初の地震の翌日の15日夜、水本さんの親戚の家に集まって一緒に夕飯を食べた女性(63)は、倒壊した自宅の下敷きになって死亡した。女性の家は水本さんの家よりも古かった。この女性のように1回目の地震後も自宅にとどまり、本震で犠牲になったのは町内で12人にのぼる。1回目の地震で建物の構造や地盤などが弱くなっていた可能性がある。建物の不動産登記簿によると、死者が出た倒壊家屋のほとんどが築50年以上で、100年を超える家もあった。』

日本経済新聞より抜粋

『1995年の阪神大震災で、新耐震基準が作られた81年をはさみ、建物被害に大きな差が生じたことがある。発生直後の死者の8割以上が建物の下敷きになったが、81年以前の建物の3割近くが大破したのに対し、82年以降の建物の大破は1割に満たなかった。政府は首都直下地震対策でも、耐震化率を100%にすれば、全壊棟数と死者数が現状よりも9割減ると予想している。』

お家は、家族の命を守る器なんだ。

ではまた。

おさむ





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