おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

酷過ぎるお話です。

2018年01月19日 17時51分01秒 | 家づくり
久しぶりに酷い話を聞いた。
ほんとうに酷い話だった。写真を撮る気にもなれなかった。ちょっと長くなります。

当時3億円かけて造られた、近隣では見たこともないような立派な数奇屋造りの家主様から伺った実話です

キッチンやお風呂のリフォーム工事と合わせて、東日本大震災で被害にあった内装や雨滲み等をリフォームすることになった。業者のあてもないので地元の不動産屋さんに紹介してもらった。2000万円弱の工事費となった。

最初は対応がよかった。『だいじょうぶです。そこも入ってます。全部やります。』しかし、工事が始まると豹変した。普段は都内住まいのため、本宅は不在で業者は自由に仕事ができた。しかし、雨滲みを修繕したというけれどさっぱりきれいになってない。(私が見ても施工したようには見えない)業者は『やった』と言いはる。崩れた左官壁を補修してあるのだが、これがまたDIYレベル以下。足しただけで、すでに剥がれてきている。どの仕事を見ても凡そプロの仕事とは思えない。ある時工事中の現場に顔を出したときのこと、業者の社長が土足で家に上がりタバコを吸っていた。思わず注意すると『後で掃除するんだからいいじゃないか』と・・・。

やがて仕事の途中で『金を全額入れてください。でなければ職人を引き上げます。』と言われ固辞していると、やがて恫喝に。ヤクザまがいだった。恐くてやむなく全額支払ってしまった。案の定、仕事は放置された。紹介してくれた不動産屋さんも逃げてしまった。消費者センターに駆け込んで仲裁を依頼するも、相手方業者は『やります』と言ってくる。いつ工事に入るのか約束をしてもその日に来ない。詐欺事件として警察にも入ってもらったが、『やります』と言っている以上立件は難しいとのこと。再度消費者センターに相談しても『お金を支払ってしまっていて、相手は「やる」と言っている以上、対策は難しい』とのこと。。。。。泣き寝入りです。

いやーーーー初対面でしたが、人の良さそうな方なんです。職業も大変立派な仕事をされているんです。こちら側にも落ち度があったにせよ、酷すぎます。度を越えています。今回ブログに書かせていただくことも承諾をいただきました。実に不愉快だし、胃袋の上のあたりが超ムカムカしますし、同業者として本当に恥ずかしい。

工務店選びは、近くでつながりのある工務店がいいです!!と常日頃言っている私ですが、今回は不動産屋さんの紹介でもあるし、それほど遠くない業者でもあった。名前を聞いてホームページを見たらとっても明るくて立派・・・お客も悪いとか災難だったとかもありますが、、、なんともなんとも。

ではまた。

おさむ