ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。
2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。
昨日、お箏の先生は<きもの>にベスト、反射材のタスキをかけ、ふわふわのショールをまいて、
小さな懐中電灯を手に歩いてこられました
(お散歩好きなお友だちから届いた写真です)
どこへ行くにも<きもの>姿だった母を思い出します
晒し木綿の肌襦袢に袖を通したあとの母の所作は華麗でした
仮に結ぶ紐1本と腰ひも3本だけ・・・(古くなった父のネクタイを腰ひもにしていたのもありました)
長襦袢を押さえる幅広の紐をキュッと結ぶと襟の抜き具合も決まって
肌襦袢の襟ぐりに合わせて半襟を決め、それに合わせて襟元が決まり着丈と足元を確認したかと思うと
腰骨の上で2本目の腰ひもがピッタリの位置におさまって
おはしょり、襟元を整え、3本めの幅広の紐が<きもの>を母の身体になじませます
姿見の前でニコニコしながら、「だらーっと品がないのも、あちこち締めて窮屈なのもイケンノヨ・今日はこれでジョウトウ!」
と帯結びもあっという間でした
手拭いをくるくると巻いて帯枕にして、それを帯揚げでくるんで使っていました
白金懐炉をだしいれするくらい帯もゆるい結び方でしたが家事をするにも困らず、途中で結びなおすことなど
ありませんでした
(お友だちのお母さまからいただいた羽織です)
来月、先生に来ていただくときは、母に仕立ててもらった<きもの>を
ゆったりとラクに着こなして・・・お稽古に臨みたいものです・・・月に一度のおめかし・・・さりげなく・・・