栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

若菜

2006-01-07 23:04:41 | お箏
作曲:松浦検校  箏手付:八重崎検校
《歌詞》
年はまだ、幾日もたたぬささ竹に、今朝そよさらに春風を
われ知り顔に鶯の、もも喜びの音を立てて、うたひ連れ立ち
乙女子が、摘むや千歳の初若菜。
若菜摘む手のやさしさに、梅が枝に囀づる百千鳥の声添へば
色さえ、音さえめでたき。
初売りの時から七草粥用のパックが
たくさん並んでいましたが全部売れたのでしょうか‥?
昔は、この七種の新菜のみずみずしい若さにあやかる
ということから祝賀の品として若菜をおくることがあったとか。
源氏物語:若菜上(源氏の四十の賀に)
玉鬘
『若葉さす野べの小松を引つれて、もとの岩根を祈るけふかな』
源氏の返歌
『小松原すゑのよはひにひかれてや、野べの若菜も年をつむべき』
正月七日にいただく七草粥は、万病に効き邪気を除くと
伝えられていますので‥
みなさまのおしあわせを、お祈りいたします。

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2 コメント

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七草・・ (さるるん)
2006-01-08 21:00:08
 『七草粥』は飽食のお腹を休ませる事にもなるので現代にも合っているのか、省略されつつある年中行事の中では続いている方ですね。商戦に乗せられている気もしますが・・



 我が家は毎年 ご飯を多めに、有り合せの野菜やお肉もたくさん入れて「七草風!雑炊」です。今年は御餅も入れたりして。

 小食の私もおかわりを3杯!(娘の5杯には負けました。)
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ついつい、、、 (エコマム)
2006-01-08 23:57:54
さるるんさん、おいしそうですね。

《お茶漬け》や《雑炊》と聞くとスグに反応してしまいます。《た・べ・た・い》デス。
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