(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

鳥海山と京屋と(2)

2017年10月14日 | 庄内・越後 \|EF81の記憶|/ 東北・常磐
 2009年10月16日。
 まずは病休扱いになったのをいいことにその暇を利用して出掛けたのは、己の病気に対する認識の甘さと甘えがあったことを自己批判します。
 
 まぁでも、ナナゴ貨物みたいに安心して熱中出来る場所を見つけた半端ない喜びがあった訳で、この時は「天気がいい」って聞いただけで103B「つばさ103号」で出掛けた。101号じゃないのは、多分「いなほ」接続でも料金そんなに変わらないのを知らなかったか、寝坊したかのどちらかだろう。
 一回西袋に行って3098レを撮った後で酒田行きのキハD利用で京屋に向かった。目当ては4094レと4096レ。
 雲は多いながらも陽が射す天気。それでも鳥海山の頂上より若干高い所で雲が出来てるので、いつ雲がかかるか分からないが、お山にはお山のペース、俺には俺のペースがあるので、過度な期待はしない。
 名古屋タ行きコキ50000×20は76牽引。元JR東日本南長岡運転区所属車で、後に貨物に移籍して東新潟機関区に配属になった後、運用消滅で富山区に移動になった。トヤキク機にはなければならい水抜きのバランサー点検蓋がない異色機で、年内の引退が噂になってて注目を浴びていたが・・・対面から148牽引の4097レ(酒田を15時丁度に出るダイヤで現8061レ相当)に1/4ほどを被られつつ、まぁ何とか。
 日没時間が山形市で17時、あと1時間で陽が沈むと聞けば気がもめる。散歩がてらの爺さん婆さんお孫さんと並んで待ち構えれば、うまい具合に陽が当たる中へ4096レ、所定ダイヤで登場。

(# `Д) < フェリシモー!(のU19A-700が・・・)

 麓には陽が当たってるけれども、五合目・六合目から頂上は雲の影の下で、しかも山容が全部見えるという非常に微妙な鳥海山。それを背景に4096レを撮った訳だが、今にして思うとあれはとても貴重な体験だった。
 本当なら76牽引の4094レも写真ageられればいいんだけども、まずはうまくいった方を。それにしても404牽引でお山が見えたのはこれが2度目にして最後で、後で同じ組み合わせで何回か撮ってもお山は雲の中に隠れて・・・

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