ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/03/24 「戦雲」

2015-03-24 00:00:00 | 日記
戦雲(1959年米)

トム・レノルズ大尉 指揮官(フランク・シナトラ)
カーラ トムの恋人
ダニー トムの友人
リンガ伍長 トムの部下(スティーブ・マックイーン)
ダンフォース トムの部下(チャールズ・ブロンソン)

 第二次大戦中。ビルマで日本軍と戦う米軍は、現地人カチン兵の協力を得る。
大尉のトムは、日本軍との撃ち合いで負傷した部下を安楽死させる。
大佐の運転手であるリンガがやり手と気付き、自分の部下に抜擢。
カーラと言う女性と知り合い、親密になる。
襲撃を受けて負傷したトムは、病院でのカチン兵の待遇が悪い事を知り、
共に改善を求める。
日本軍の基地を奇襲し、成果を挙げたかに思えたが、多数の部下が殺される。
それが中国人の仕業と知り、領域外にも関わらず、一味のアジトを襲撃。
重慶政府が、彼らに略奪する権利を政府が与えていたと知る。
米兵から奪った武器を、日本側に売って儲けていたのだ。
司令部は捕虜の解放を命ずるが、
友人ダニーを殺され、怒ったトムは捕虜全員を射殺する。
この事態に中国側将軍はトムの謝罪を要求。
米側大佐は、安楽死や病院での騒ぎも問題視する。
だが、米側将軍はトムの行為は正しいとし、
蒋介石から届いたトムの釈放を認める書簡を見せるのだった。

 と言う訳で、フランク・シナトラ主演の戦争もの。
ジョン・スタージェス監督作で、
後の荒野の七人と大脱走に出ていたスティーブ・マックイーンと
チャールズ・ブロンソンが出ている点がポイント。
シナトラらは太平洋戦争でビルマに駐留する米軍。
現地のカチン兵と言う連中の待遇改善を求めたり、
なぜか現地にいる女性と恋に落ちたり。
そんな感じで、何が目的かわからないまま、映画は終盤へ。
こういうのを私は、始まらない映画と呼んでます。
終盤になって、日本ではなくて同盟国中国と対立する展開に。
ここはまあ面白いんだけど、何か軍事的な作戦で突破した訳ではなく、
将軍が水戸黄門みたいに裁いただけ。
マックイーンはやり手の若造としてシナトラが抜擢。
ブロンソンは最初からシナトラの部下で、中国人の襲撃で死ぬ。
もう1人、病室のカチン兵役にジョージ・タケイ。タイトルに名前は出てない。
コメント
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