ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/04/26 「月の輝く夜に」

2015-04-26 00:00:00 | 日記
月の輝く夜に(1987年米)

ロレッタ (シェール)
ジョニー ロレッタの婚約者
ロニー ジョニーの弟(ニコラス・ケイジ)
ローズ ロレッタの母(オリンピア・デュカキス)
コズモ ロレッタの父
ペリー ローズと食事する

 37歳のロレッタは、夫に先立たれ、現在は独身。
同僚のジョニーに求婚され、これを受けてしまう。
だが、マザコンのジョニーは、結婚は病床の母が死んでからだと言う。
一方でジョニーは、絶交状態の弟ロニーを式に呼んでほしいと頼む。
そこでロレッタはロニーを訪ねる事に。
パン屋で働くロニーは、以前にも兄の婚約を聞かされ、
驚いてスライサーで片腕を切断してしまい、以来兄を逆恨みしていたのだ。
ロレッタは何とか仲直りさせようとするが、
ロニーはそんな彼女に夢中になってしまう。
ロレッタはこれで最後と言うデートに着飾って出掛ける自分に気づく。
だが、そこで浮気していた父と出くわし、自分も同罪だと気づく。
ロニーへの愛に気づいたロレッタは、家族に紹介。
皆で食事する事に。父は浮気の件を母に詫びる。
そこに現れたジョニーは、母親が奇跡的に回復した為、結婚はできないと言う。
ならばとロニーが求婚し、ロレッタは受ける。
最後は、ジョニーも含めて皆が家族だと乾杯するのだった。

 と言う訳で、シェールがアカデミー賞をとった作品。
彼女は夫に先立たれ、独身に戻った女性。
知人にプロポーズされ、先行きの不安からか、軽く受けてしまう。
この婚約者に頼まれ、絶縁状態の弟ニコラス・ケイジを式に誘う事に。
だが、こっちと親密になってしまうと言う訳。
どこかで聞いた展開だし、結末は何となく予想がついてしまったが、
バラバラだった家族がラストに集まり、写真を撮るシーンはちょっといい。
ところで、やっぱりニコラス目的で見た。
シェールより一回りくらい年下の若造役で、まだ使い方が定まってなかった感じ。
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2015/04/26 「インディアン・ランナー」

2015-04-26 00:00:00 | 日記
インディアン・ランナー(1991年米)

ジョー 保安官(デビッド・モース)
フランク ジョーの弟(ビゴ・モーテンセン)
マリア ジョーの妻(バレリア・ゴレノ)
ドロシー フランクの恋人(パトリシア・アークエット)
ジョーの父 (チャールズ・ブロンソン)
シーザー バーの店長(デニス・ホッパー)
お手伝い (ベニチオ・デルトロ)

 保安官のジョーは、ベトナムから帰還した弟フランクと再会。
母の死を知らせるが、フランクはなかなか家に戻ってこない。
さらに父が自殺し、ようやく家に戻る事に。
妊娠した恋人ドロシーと結婚を決めるが、家には落ち着かない。
フランクが暴力事件を起こし、ジョーは自らの無力さを感じる。
ドロシーの出産が近づくが、フランクは飲んだくれて暴れる。
ジョーがかけつけるが、フランクは車で走り去った。
それが彼を見た最後だった。彼は自分と家族に背を向けたのだ。

 と言う訳で、ショーン・ペンの初監督作。ペンは出てない。
主人公はデビッド・モースで、保安官である彼の所へ、
ベトナムから弟ビゴ・モーテンセンが帰還。
戦争の影響か、家に居着かない弟に困り果てると言う訳。
チャールズ・ブロンソン、デニス・ホッパー、
ベニチオ・デルトロなんて面々が端役で出演。(無名時代のデルトロは一瞬だけ)
そのメンツで初監督作ゆえの意気込みはひしひしと感じるが、
物語の方はそんなに目新しくない。
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2015/04/26 「オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~」

2015-04-26 00:00:00 | 日記
オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~(2013年米)

男 (ロバート・レッドフォード)

 8日前。スマトラ沖をヨットで航海する男は、目覚めると船内の異変に気付く。
漂流したコンテナに接触し、船体に開いた穴から浸水していたのだ。
何とか穴をふさぎ、水を出すが、電気は使えない。
嵐で再び浸水した為、救命ボートに避難。
ヨットは損傷がひどく、やがて沈んでしまう。
飲み水がなくなり、雨水をためる事に。
遠くに貨物船が見えた為、発煙筒をたくが、気がつかない。
再び船が通りかかった為、本に火をつけるが、ボートまで燃えてしまう。
観念した彼は、海に沈んでいくが、
救助のボートに気付き、再び泳いで浮上するのだった。

 と言う訳で、ロバート・レッドフォード主演のドラマ。
レッドフォードは1人で気ままなヨットの旅をしていたが、
漂流していたコンテナと衝突。そこから浸水し、危険な状態となる。
修理したり、嵐にあったりで、次第に状況は悪くなっていくと言う訳。
似たような境遇の話は、オープンウォーターとか、
ジェームズ・フランコが腕はさむやつとかあった。
本作含めて、いずれも実験的な作品である事は間違いない。
かの作品では仲間がいたり、回想があったりで時間をつないでいたが、
本作ではそれがない。レッドフォードは独り言すら言わないのだ。
黙々と作業する彼を見て、たぶんこういう事をしたかったが、
うまく行かなかったんだろうな等と想像するしかない。
普通なら退屈そうな作品で、緊張感を維持して見させるのは、
レッドフォードの演技力って事すかね。
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