ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/04/27 「大統領の執事の涙」

2015-04-27 00:00:00 | 日記
大統領の執事の涙(2013年米)

セシル・ゲインズ ホワイトハウスの執事(フォレスト・ウィテッカー)
グロリア セシルの妻
ルイス セシルの長男
チャーリー セシルの次男
ハティ セシルの母(マライア・キャリー)
ミス・アナベル セシルを雇っていた(バネット・レッドグレイブ)
隣人 (テレンス・ハワード)
ファローズ 黒人の上司
カーター 同僚(キューバ・グッディングJr)

アイゼンハワー大統領 (ロビン・ウイリアムズ)
ニクソン大統領 (ジョン・キューザック)
ケネディ大統領 (Xメンの光線の人)
ジャクリーン・ケネディ
ジョンソン大統領 (リーブ・シュレイバー)
レーガン大統領 (アラン・リックマン)
ナンシー・レーガン (ジェーン・フォンダ)

 1926年。セシル少年は綿畑で働いていた。
母は地主の相手をさせられ、怒った父がはむかい、射殺されてしまう。
留まれば殺されると、農場を出たセシルは、泥棒に入った家で給仕の仕事をする事に。
57年。ホテルの給仕をしていたセシルは、抜擢され、
ホワイトハウスでアイゼンハワーの執事をする事に。
息子ルイスは、黒人の権利を求める過激な連中と行動する。
61年。ケネディ政権となり、
妻はホワイトハウスについて知りたがるが、セシルは語ろうとしない。
ルイスらの乗ったバスがKKKの襲撃を受けたと言うニュースに心配するが、
無事だと知る。
ケネディは黒人も平等なサービスを受けられる法案を約束するが、暗殺されてしまう。
65年。ベトナム戦争が激化。
68年。セシルは黒人スタッフの待遇改善を求めるが、却下される。
ルイスはキング牧師を支持するが、彼も暗殺される。
やがてブラックパンサー党を結成。何度も逮捕される騒ぎを起こす。
69年。ルイスは、集会が殺しの相談になっていると気づいて離脱。
次男チャーリーはベトナムで戦死する。
ジョンソンやカーターの時代を経て、ルイスは議員に。
86年。セシルは再び待遇改善を求め、レーガンの指示でそれを勝ち取る。
ナンシー夫人により、セシルは妻と共に晩餐会に招待される。
やがて彼は、ルイスが自由の為に戦ったのだと評価する様に。
仕事を辞めてデモに参加し、ルイスと共に逮捕される。
セシルは、仕事の為にお前を失っていたと詫びる。
2008年。黒人のオバマが大統領に当選。セシルは彼に面会する事となる。

 と言う訳で、フォレスト・ウィテッカー出演のドラマ。
彼は白人に酷使される農家の出身だったが、
ホテルの給仕を経て、ホワイトハウスの執事に採用される。
そこで、歴代大統領を見守ると言う訳。
黒人版フォレストガンプと言う趣を期待したが、実際に見ると、
ケネディ暗殺もウォーターゲート事件もセリフでちょっと語られる程度。
もっぱら各大統領の黒人政策が焦点に。
そこへ黒人解放活動に参加した長男を絡めると言う展開。
道徳の教科書を無理矢理読まされた様な違和感はある。
各大統領を演ずるのは、アイゼンハワーにロビン・ウィリアムズ、
ケネディにXメンのビームの人、ニクソンにジョン・キューザック、
レーガンにアラン・リックマン、その妻ナンシーにジェーン・フォンダと言う面々。
名だたる俳優陣だが、特にレーガン夫妻がよく似てる。
さらに、フォレスト・ウィテッカー、キューバ・グッディングJr、
テレンス・ハワードと言う、よく混同する3人が集まった点も面白い。
コメント
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